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【広いワンルームに改造する方法(間取りを変えたい⑦)】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
冬至 初候 乃東生ず(なつかれくさしょうず)
サンタクロースと三太九郎(さんたくろう)
今朝はたくさんの子どもたちが、枕元やツリーの下に届いたプレゼントに大はしゃぎしていることでしょうね。
世界中の子どもたちが待ち焦がれるサンタクロースのモデルは、四世紀頃に活躍したキリスト教の聖人セント・ニコラウスが貧しい人々に金品を分け与えたという逸話と、クリスマスに贈り物をするならわしが結びつき、現在のサンタクロース像が形づくられてきだそうです。
日本では明治時代から、徐々に知られるようになったきました。
明治三十年代に出版された本には、「北国の老爺(ろうや)三太九郎」の名義で子どもに贈り物をする男性の姿が描かれているんですね。
三太九郎以外にも、それぞれの国で【サンタの個性】は違います。
トナカイが引くソリに乗るサンタは、アメリカの詩人が1820年代に書いた詩から広がったイメージだそうです。
ドイツにはよいサンタと悪いサンタがいたり、スウェーデンのサンタは小さくて妖精のようだったりして、独自性がある国もあります。
スウェーデンのサンタはメチャクチャ可愛くて食べてしまいたいくらいなんですよ。
お隣ノルウェーのムーミン谷にでも登場しそうです。でもやはり日本の「三太九郎」も残ってほしかったです…。
ー旬の日ー
【クリスマス】
今日はクリスマスです。
欧米ではキリストの生誕を祝う日であり、古くは大きな季節の変わり目として、お祭りを行う節目の日でした。
今夜は家族や友人など大切な人と一緒に過ごしてみることにしませんか。
【魔よけの柊(ひいらぎ)】
チクチクとした棘(とげ)と濃い緑の葉、真っ赤な実。柊は冬の魔よけの植物として知られています。
室内に飾ると、邪(よこしま)なものを退けて良い妖精を招くと言われています。
【広いワンルームに改造する方法(間取りを変えたい⑦)】
R23【階段移動で「通り道の部屋」をなくす(間取りを変えたい⑥)】98(13)‐102(11)
前回ブログ→ 階段移動で「通り道の部屋」をなくす(間取りを変えたい⑥)
https://heiwadai.jp/toorimitinoheya/
のお話をお伝えしました。(青字のタイトルタップするだけで前回記事に飛びます。なので、よかったらお読みください。
今回は(間取りを変えたい)の第⑦回 【広いワンルームに改造する方法(間取りを変えたい⑦)】というお題でお伝えしたいと思います。
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【広いワンルームに改造したいのなら】
間取りを変えたい理由は、部屋数が足りないとか、部屋の配置が悪いなどがあげられるのですが、部屋数が多過ぎるという場合もあります。そんなぜいたくなと思われるかもしれませんが、必要以上に部屋があっても、回遊動線が成り立たなかったり、掃除が増えたりと、かえって不便なものです。
【外階段の増設】
【Uターン式階段】
【鉄砲式階段】
【費用の目安】 | 階段本体工事(1坪) | 80万円 |
階段増設工事 | 100万円 | |
外壁解体補修 | 50万円 | |
合計 | 230万円 |
ことに子どもたちが成長して巣立ち、夫婦二人になると必ずといっていいほど、小さな部屋がいくつもあるより、ゆったりとしたスペースほしくなるものです。そこで小さな部屋を潰(つぶ)して、大きなワンルームをつくりたいという依頼も増えてきます。
そんなときに問題になるのが柱の位置です。なにしろ、柱は二階や屋根を支えてくれる骨組みなのですから、撤去したり、移動するには、それなりの十分な工夫と配慮が必要となります。
当然ながら柱の撤去や移動には、原則があります。柱の間隔が狭い場合には、間(中)の柱を撤去します。抜いた柱の両隣の柱間の梁を大きいものと入れ替えたり、両側から梁を「合せ梁(あわせばり)」にして、二重に補強します。
梁が重く成り過ぎた場合は、それらを支える柱の負担も増大しますので、柱にも補強の柱を抱かせるという方法を取ります。場合によっては、建物の内側を添え柱で補強したり、頬杖(ほおずえ)を付けてアーチのように支えるという場合もあります。
木造軸組みの場合、こうした手当をすれば、大抵のどの柱でも取ったり、移動することが可能なのです。ただし、2階を通り抜けて屋根まで届く通し柱や、梁の繋ぎ部分を支える「効き柱(ききばしら)」を移動するときは、特別な注意が必要となります。
正直なところ、通し柱には手を付けないほうが無難といえます。どうしてもリフォーム計画の邪魔になるときには、その柱を含む柱の列の一番端に移動し、梁に新たな梁を添えたり、下から支えたり、鉄骨の梁に挿(す)げ替えるなどして補強をするのです。
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【壁や柱などを撤去する際の補強プラン】
①2階根太(30~45cm間隔、間隔によって二階根太の大きさも変わる)
②元の梁
③抱き合せ梁(添え梁)
④9~12mmボルト
⑤かい木材
①9mmボルトで縫う
②床2階根太
③2階の床
④2階屋根までの通し柱
⑤元の梁
⑥添え梁
⑦ほおづえ
⑧柱を取る
⑨添え柱
⑩床束
⑪新しい増し基礎
⑫添え柱を支える基礎
※費用はそれぞれ異なりますが、具体的な見積りをもらうことをお奨めします。
柱を取ったり、動かしたりすると構造上困るときは、そのまま「生かす」方法もあります。
隠すよりも、わざと目立つ柱にしてみたり、暖炉の煙突のような飾りに変身させるのも面白いと思います。
梁についても、取ったり、隠したりするばかりでは能がありません。天井仕上げを取り去って梁をむき出しにすれば、天井が高くなり、広々とした空間ができあがります。まるで山小屋風に見えたり、おしゃれな別荘のような感じで、なかなか楽しい雰囲気になるのでお奨めです。