BLOG
ブログ
窓の設け方で明るさも変わる[採光の基本②]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
小満 次候 紅花栄う
梅雨じたく
5月30日が「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」と読めることから、今日はゴミを吸い取ってくれる「掃除機の日」、さらには「お掃除の日」です。
今の時期の掃除といえば、やはり梅雨を見据えてカビ対策をしっかりしておきたいものですね。
いわゆる梅雨じたくです。気温が20℃以上、湿度が60%以上になると、カビ菌は汚れやホコリなどを栄養にして急激に繁殖します。
そのため換気や拭き掃除、除湿グッズなどを活用してカビを防ぎましょう。特に湿潤にしないこと、いわゆる乾かすことが何よりも大切です。
押入れやクローゼット、靴箱などは、気づいたらカビが!となる場合も多いため、空気の通り道をつくってあげることも効果的です。
・今日をたのしむ
【ゴミゼロの日】
5(ご)月30(みぜろ)日の語呂合わせから、5月30日はゴミゼロの日 。1982年関東地方自治会が提唱し、記念日となりました。
今日から1週間は、ゴミ減量化・リサイクル推進週間です。
【女子将棋の日】
2007(平成19)年の今日、日本女子将棋会が設立されたことに由来しています。ちなみに「将棋の日」は11月17日となっています。
・季節を愉しむ
【海胆(うに)ー旬の魚介】
濃厚な味わいの海胆が旬となりました。
初夏に最盛期をむかえる海胆には、ムラサキウニとバフンウニがあります。
[海胆の見分け方]
刺身が美味には違いありませんが、ごく薄く衣をつけてさっと揚げた海胆の天ぷらもお奨めです。
水っぽくないもの、表面に汗をかいていないものを選ぶことを、とくにお奨めします。
【窓の設け方で明るさも変わる[採光の基本②]】
前回は新シリーズ【自然光、人工光(照明)光の特徴で使い分ける[採光の基本]】をお送りしました。
https://heiwadai.jp/saikou-2/
(青字のタイトルをタップすると記事に飛びます)をお伝えしました。
今回は新シリーズ[採光のきほん]2回目【窓の設け方で明るさも変わる[採光の基本②]】を、お送りします。
【窓をどこに設けるかで明るさも大きく変わります】
トイレや浴室にも窓はありますが、大抵はくもりガラスです。ところが最近では、透明ガラスにするような家も見られるようになりました。露天風呂気分が味わえる浴室。開放感があるトイレ。
明るさもくもりガラスと透明ガラスとでは、格段に違います。ただし、外から見えてしまうので、最低限、ブラインドやロールスクリーンなどが必要になってきます。
天窓は、壁にある窓よりも約3倍の明るさをもたらす魔法の窓です。ただし、南向きの屋根面に設けると夏場の暑さは灼熱地獄と言われるほど想像以上に辛いものがあります。天窓の設置は、できれば北側の屋根面に設置することをお奨めします。
………………………………………………………………………
①【浴室とトイレの採光】
浴室に大きな開口部を設け、浴室の壁を窓ガラスにすることにより、トイレにも光が入るつくりになっている。ただし、浴室とトイレが同一空間なのは、受け入れ難い人が多いので、浴室とトイレ空間を不透明ガラスで間仕切ると両方のメリットを得られる。
②トイレと浴室がオープンなつくりになっているため、浴室の光がトイレにまで差し込む
【快適な照明器具の選び方】
では、同じ「光」でも人工の明かりはどうなのでしょうか?照明器具の選び方のポイントを上げてみたいと思います。家庭での電気消費量の約16%は、照明器具になります。電球も省エネや寿命の問題から、白熱灯が蛍光灯に、今では、ほとんどがLEDに移行しています。
蛍光灯の明かりというと、真っ白で明る過ぎるイメージが強いと思いますが、最近では30年ほど以前から電球色のものが一般的に流通されていて、白熱灯のような温かい色の光をLEDともに可能になっています。
この光の色を、各部屋の用途によって使い分けることをお奨めします。例えばリビングは温かい色にして、みんなが寛(くつろ)ぎ易いようにします。逆にキッチンや子ども部屋はは作業や勉強が捗(はかど)るように昼光色にします。
トイレやサニタリーは、できたらすぐに点灯する電球やLEDの明かりを設(しつ)えることをお奨めします。(以前の蛍光灯は完全に点灯するのに若干時間が掛かっていましたが、現在は即点灯するようになっています。)
【照明器具の種類と特徴】
照明器具の名称は、形状や取り付ける位置などによって変わります。
【ペンダント】
吊り下げる照明器具。食卓などを照らすため、テーブルのある部屋の天井に設置することが多いようです。
【ブラケット】
壁面に取り付ける照明器具。一部を照らすポイント的な照明として有効。上に向けて照らすタイプは、柔らかな採光が演出が可能となります。
【シーリングライト】
天井面に直接取り付ける照明器具。部屋全体を照らすのに効果的です。
【フットライト】
足元を照らす照明器具。トイレなどに行くための動線上に設置し、夜間に常時点灯するのが一般的な利用法です。