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ダイニング空間を変える丸テーブルの魅力
丸テーブルで変わる、家族のコミュニケーションとダイニング空間
ダイニングテーブルといえば四角い形のものが定番のように思われがちですが、実は意外なことに丸い形のダイニングテーブルも、メリットがたくさんあるのでお奨めです。
ですが、丸いダイニングテーブルは使いにくそうと感じている人も少なくないかもしれません。
そこで今回は、丸いダイニングテーブルの魅力や選ぶ時のポイントについてお伝えしたいと思います。
「ダイニングをおしゃれにしたい」
「丸いダイニングテーブルって使いやすい?」
そう考えている人は本記事を参考にしてください。
丸いダイニングテーブルは意外にもメリット盛沢山
丸テーブルには、四角いタイプとは違ったメリットがたくさんあります。どんな魅力があるのか紹介していきましょう。
人数にあわせて椅子の数を調整できる
丸いダイニングテーブルの大きな特徴として、360度どの位置でも椅子を置けることがあげられます。
間を詰めれば、人数が増えた時も椅子を追加してみんなで座れます。
3人や5人など奇数の時も等間隔に座れるので食器が並べやすいです。
いっぽう、2人で使う場合は、向かい合わせに座ると適度な距離ができるので趣味やPC作業などお互いに集中しやすくなります。
隣あって座れば子どもの食事や勉強の手助けがしやすかったり、コミュニケーションしやすくなったりする利点があげられます。
ダイニングテーブルを囲む人同士の顔が見やすくなる
丸いダイニングテーブルは、テーブルを囲んでいる人同士の視線が交わしやすくなるのも特徴です。
四角いテーブルのように真横に並ぶことがないため、お互いの顔が見やすくなります。
2人で座っても5人で座ってもお互いの顔がよく見えるので、コミュニケーションしやすいのが大きなメリット。
家族での食事も、友人を招いたホームパーティーも会話がはずみ、楽しい食事の時間を過ごしたい人におすすめです。
インテリアがやわらかい印象になる
曲線の家具はやわらかい印象を与えます。
そのため、丸いダイニングテーブルを置くと、お部屋の雰囲気がやわらかくなります。
やさしい印象になるため、家族で食卓を囲んでリラックスしながら過ごしたい時にもぴったりです。
家具は直線や四角いアイテムが多いので、その中で丸いものがあるとインテリアのアクセントにもなっておしゃれに見せられます。
テーブルまわりの移動や立ち座りがしやすい
四角いダイニングテーブルは隣に椅子や壁があって、立ち座りがしにくいこともあります。
いっぽうで丸いダイニングテーブルなら隣の椅子が真横にないため、椅子の左右のスペースに余裕があり、立ち座りしやすくなるのがメリットです。
また、角がない丸いダイニングテーブルは、その周囲が動きやすい利点もあります。
椅子に座る時はもちろん家事動線もスムーズになるので、お部屋が狭くても移動しやすくて便利です。
ケガの心配が少なくて子どもにも安心
丸テーブルは角がないので、小さい子どもがいるお家にもおすすめです。
角がないと転んだ時もケガの心配が少なくなりますね。
四角いダイニングテーブルだと、子どものケガ防止のためにクッション材のコーナーガードをつけるお家も多いですが、インテリア性が損なわれてしまうのが難点です。
そんな時、丸いダイニングテーブルならコーナーガードをつける必要がなく、小さい子どもがいてもおしゃれなダイニング空間にすることができます。
丸いダイニングテーブルのデメリットも知っておこう
丸いダイニングテーブルはメリットがたくさんありますが、選ぶ前にはデメリットも把握しておくことが大切です。
あなたの家の間取りやライフスタイルにあっているか考えておきましょう。
テーブル上にデッドスペースができやすい
丸いテーブルだと端の方に物を置きにくいという難点があります。
例えばノートパソコンとグラスとA4サイズの本を使う場合、四角形のテーブルだと写真のように横並びにすることができます。
丸テーブルの場合は、ノートパソコンやグラスの位置がテーブルの縁からだいぶ内側になってしまいます。
肘を置くことができないため、書き物やマウス操作などの作業が辛く、疲れると感じる方もおられます。
壁付けできずレイアウトが難しいことも
丸いダイニングテーブルは直線の部分がないため、壁にくっつけるとデッドスペースができてしまいます。
そのため、壁付けの設置には向いていません。
壁から離して置かなければならないため、間取りによってはレイアウトしにくい場合もあるでしょう。
壁から離して設置することで、家事動線が確保しにくくなる可能性もあります。
椅子の数によっては広い設置スペースが必要になり、ダイニングの空間が狭いと置きにくくなってしまいます。
丸いダイニングテーブルを選ぶ時は、置く場所のスペースをしっかり確認しておくことが大切です。
どうしても壁際に丸テーブルを置きたい場合は、写真のような商品もあります。
丸いダイニングテーブルの選び方
丸いダイニングテーブルの購入を検討する際には、いくつかのチェックしておきたいポイントがあります。
長方形や正方形のダイニングテーブルとは違った、丸型ならでは選び方があるのでご紹介していきましょう。
脚の本数を確認
丸いダイニングテーブルは大きく分けて1本脚と4本脚に分かれます。
【1本脚の特徴】
ダイニングテーブルの脚が1本のタイプは、360度どの位置にも椅子を置けるのがメリットです。テーブルを囲む人数が奇数でも偶数でも脚が邪魔にならず、椅子が出し入れしやすいです。頻繁に来客があるなど、テーブルを使う人数がよく変わるお家にも便利でしょう。
ただし、1本脚のダイニングテーブルは、安定感をアップさせるために床に接地している部分が大きい特徴があります。掃除機がけがしにくく、ホコリも溜まりやすいデメリットがあげられます。
また、天板のフチの方にもたれかかったり手をついたりして荷重をかけると、ダイニングテーブルが倒れてしまう場合もあるので注意しましょう。
【4本脚の特徴】
4本脚のダイニングテーブルは安定性に優れているのがメリットです。
テーブルのフチに荷重をかけても倒れにくく、1本脚テーブルよりも脚のデザインが細くてすっきりしたものが多くあります。同じ天板サイズの丸いダイニングテーブルでも、お部屋の圧迫感を減らしたい場合はスリムな4本脚デザインのものがおすすめです。
ただし、4本脚の丸いダイニングテーブルは、5人以上で使用する場合に脚が邪魔になってしまいます。4本脚の丸いダイニングテーブルは、テーブルを囲む人数に変化がないお家の方が使いやすいでしょう。
使用人数にあった天板サイズを確認
丸いダイニングテーブルの天板サイズを選ぶ時は、何人で使うのかにあわせることが大切です。
その際にまずチェックしておきたいのは、1人当たりに必要なテーブルのスペースです。
食事をする際には、幅60~70cm×奥行き40~50cmのスペースが必要といわれています。
この大きさを基準にして、丸いダイニングテーブルの天板サイズを考えていきましょう。
使用人数ごとの天板サイズの目安は以下を参考にしてください。
2人で使用するなら直径70cm以上
3人で使用するなら直径90cm以上
4人で使用するなら直径100cm以上
5人で使用するなら直径120cm以上
また、天板サイズを決めるにはライフスタイルにあっているかどうかも大切です。
先ほどご紹介した目安の天板サイズは大人のみで使用すると少しコンパクトなので、テーブル中央にスペースを確保したいなら目安サイズに直径10cm以上をプラスしたものを選んでおくのがおすすめです。
ホームパーティーなどをするお家も、大きめの天板サイズを選んでおくと安心です。
大きいサイズだと、卓上にたくさんの食器を置けるだけでなく、向かい合う人同士の距離も取れるので、窮屈な感じがせず快適に過ごせるようになります。
設置に必要なスペースを確認
丸テーブルを設置するには、天板サイズだけではなく椅子を引く部分も考えてスペースを取らなければいけません。立ち座りするために椅子を動かすのはもちろん、食事を運ぶなどの家事動線の確保としても大切です。
椅子を引くのに必要なスペースは、テーブル天板のフチから60~90cm程度です。
4人で使用する丸いダイニングテーブルの直径が110cmだった場合、設置スペースは110cm+60cm+60cmで計算できるため、230cm×230cmの広さが必要になります。
もしダイニングの空間でこのスペースが確保できないという場合は、椅子の配置位置を工夫して対策できます。
図のように、四角い部屋に対して十字に椅子を置くのではなく、X字に置くようにすると省スペースにレイアウトできます。
昇降式や伸縮タイプなど機能性もチェック
丸いダイニングテーブルには機能性に優れたタイプもあります。
例えば天板の高さ調節ができる昇降式のものなら、食事の時は高めに、ソファでくつろぐ時は低めにするといった使い方ができるので、リビングダイニング兼用のテーブルにすることができます。
また、天板の広さを変えられる伸縮タイプなら、使う人数にあわせて調節できるのがメリットです。
普段は1~2人で使用していて、来客時は3~4人で使いたいという場合などに便利です。
天板の中央部分を伸張して広げるタイプや、テーブルの両端が折りたたみできるタイプなどがあります。
特に両端をたためるタイプは、たたんだ部分がストレートになるので壁付けできるのもポイントです。
1人暮らしなどで普段は壁に寄せて部屋を広く使いたい人にもおすすめです。
丸テーブルをおすすめできる人・ご家庭
- ・ご家族やご友人との団欒を求める
- ・小さなお子さまがいる
- ・十分なスペースを確保できる
- ・1~2人暮らしを前提に考えている
- ・インテリアのアクセントにしたいと考えている
丸テーブルをおすすめできない人・ご家庭
- ・設置予定のスペースに余裕がない
- ・5人以上などの大人数で使うことが多い
- ・部屋を有効活用したい
- ・食事だけでなく多目的に使いたい
丸テーブルは、四角いテーブルにはない魅力をたくさん備えたテーブルです
四角いテーブルに比べると数は少なめですが、人気上昇中の分野の一つ
検討される方は是非、メリット・デメリットや使い勝手を踏まえて考慮してみてください