BLOG
ブログ
駐車場の仕上げと隠蔽設備配管に拘る［外廻り10］
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
お歳暮 小雪 末候 橘始めて黄なり
お歳暮の季節です。
お歳暮は「今年一年お世話になりました」といかう感謝を贈り物に込め、年の瀬に届けるならわしです。ご先祖様へのお供え物を、一族の中心である本家に届けていた風習が変化したものといわれています。
現代では親戚縁者にとどまらず、職場の上司や習い事の先生など、「ありがとう」を伝えたい方へ贈ります。かつては直接持参していましたが、今は託送が主流です。
贈る時期は１２月上旬～２５日頃までとするのが一般的。ただし、年末年始に家族揃って食べてほしいと贈る生鮮食品は、３０日頃に到着しても失礼にはあたりません。
小雪の末候に登場する七十二候【橘(たちばな）始めて黄なり】の「橘」ですが、日本原産の柑橘類であり、温州ミカンの原種です。酸味が強く食用には向きませんが今頃から鮮やかに色づくそうですよ。
冬の夜空に花火を打ち上げる【秩父夜祭り】は今日からです。
毎年１２月２～３日に斎行(さいこう）する秩父神社(埼玉県）の例大祭。極彩色の彫刻を施し、提灯(ちょうちん）で飾った４台の屋台と２台の笠鉾(かさほこ）を引き回します。
難所である急坂を登りますと花火を打ち上げます。
冬の澄んだ夜空に上がる花火もなかなかオツなものです。
【日本人宇宙飛行記念日】
はじめて宇宙を飛行した日本人は、テレビ記者であった秋川豊寛(とよひろ）さん。１９９０（平成２）年の今日、ソ連(現・ロシア）のソユースＴＭ１１号に乗って宇宙へと飛び立ちました。
【温州ミカン】
ビタミンＣがたっぷり、風邪予防にも効果的。白い筋には動脈硬化予防に効果に効果のあるビタミンＰが含まれます。コタツにミカンは、日本の冬の定番ですね。
ー小雪◇末候ー
【橘はじめて黄ばむ】
冷たい風にのって橘の爽やかな香りが運ばれてきました。
橘は日本固有の柑橘類で、4cm弱の小さな黄色い身をつけます。
一年中葉を落とさないこの樹は古来より縁起の良いものとして
大切にされてきました。
【駐車場の仕上げと隠蔽設備配管に拘る［外廻り10］
https://heiwadai.jp/seppannyane/
というタイトルでお伝えしました。
今回は【駐車場の仕上げと隠蔽設備配管に拘る［外廻り10］】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。
【駐車場の仕上げに拘(こだわ）る】
駐車場は全面コンクリートやアスファルトの床仕上げよりも、製作に手間は掛かりますが、ところどころに土や緑がほしいものです。緑があると実際目に優しいかどうかは分かりませんが駐車場特有の殺伐感ではなく、どこかほっとした安らぎ感を醸し出してくれます。
また、夏場では日射しの照り返しを緩和してくれたり雨水を浸透させやすいというメリットもあります。駐車場のブロックの間に植えるため、多少コストや手間もかかりますが、面積が広いので見た目にも効果的といえます。
ＤＩＹで植える手もあります。冬の間は、枯れる種類の植物もありますが、新緑の季節の青々とした芝生は心地が良いものです。そして、車止めには、雰囲気のよい古材の枕木などを使ってもよいかもしれません。(下記イラスト①参照）
【ヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます！】
※イラスト①
①車止め、古材の枕木など
一般に植生用ブロック、または緑化ブロックと呼ばれる駐車場舗装用ブロックが効果的でお奨めです。駐車場だけでなく緑の多い快適な生活環境を演出でき、各自治体の「緑化制度」にも対応しています。これにより敷地面積の３０％程度緑化可能となります。
………………………………………………………………………
【隠蔽設備配管に拘る】
壁面に設置することが多い給気口などのフードは、外壁面を汚す原因になるので、安易に施工してしまうことは避けたいものです。雨ざらしの壁面に設けられたパイプフードからの配管は、勾配によっては強風や豪雨のときなどに雨が入って逆流し、室内に水が漏れることもあります。
庇やバルコニーがある場合は多少の配管の手間を惜しまずにパイプフードを軒天部分に取り付けることをお奨めします。またエアコンや換気扇などの設備配管は美感上あまり見せたくないところです。ただし、隠蔽配管にした場合、メンテナンスが必要になった場合、配管交換や移動しなければなりませんが、壁の中に完全に隠蔽してしまうと、壁を配管部分の解体が必要となります。
これからの住宅は、簡単に建て直すことができず、長期間維持管理が必要となります。隠蔽する場合は十分な事前の計画が必要なのはいうまでもありません。
【パイプスペースは室内側にとること】
室内側の美観を損なわないことは当然ですが、木造、ＲＣ造(鉄筋コンクリート造）といった構造に関わらず、配管経路は室内側にパイプスペースをとり、バルコニー腰下や屋上配管などから内部に配管を取り出す経路を設けたいものです。
※イラスト②
①換気扇
②エアコン室内機
③エアコン室外機
【※】室内機を天井一杯に取り付けない。(余裕を持たせる）ことが必要。隠蔽配管にした場合、ドレン配管などをちょっと下げるだけでもかなりのリスクを伴いますので、設置スペースに余裕を持たせることをお奨めします。
