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建築会社の選び方⑦[専門知識拝借〈18〉]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

霜降 初候 霜始めて降る

読書習慣

今日は、「読書の日」でした。そして、11月9日までつづく「読書週間」の初日でもあります。

「読書の秋」という言葉がまさにぴったりな2週間です。

でも、「どうして秋だけが読書と特別に結びついたのだろう?」と少し気になりますよね。

そのルーツは、唐の文学者・韓愈(かんゆ)が息子に送った詩の一節とされています。

学問の大切さを説き、秋になって涼しくなったら「燈火稍可親」(=夜の灯りに親しんで書物を開きなさい)、と書いているのです。

この「燈火稍可親」が「灯火親しむべし」という漢語となり、知識人が用いるようになりました。

明治時代には、夏目漱石が新聞に連載していた『三四郎』のなかで引用し、秋と読書のイメージが多くの人に広まったといわれています。

【読書週間】

先ほどお話しした【読書週間】は来月9日まで続きますが…

戦前に実施していた、図書館事業の発展を目指す「図書館週間」を引き継ぎつつ、「読書の力によって平和な文化国家をつくろう」と、
1947(昭和22)年に創設されたそうです。読書週間によって「読書の秋」のイメージがより強く定着したそうです。

【世界新記録の日】

1931(昭和6)年の今日、日本初の世界新記録がふたつ生まれたことが由来。「明治神宮体育大会」において、
南部忠平(なんぶちゅうへい)が走り幅跳びで、小田幹雄(おだみきお)が三段跳びで更新しました。

ー旬の日ー
【読書週間】

今日から二週間、読書週間がはじまります。新しい本と出合ってみませんか。
はっとするような体験があなたを待っています。

【気温と脳の関係】

気温が十五度を下回ると、皮膚が冷たいと感じて脳の働きが活発になります。
晩秋は思考や記憶に最適な季節です。秋の夜長を知的に愉しみませんか。

建築会社の選び方⑦[専門知識拝借〈18〉]

 

前回は【建築会社の選び方⑥[専門知識拝借〈17〉]

https://heiwadai.jp/kenntikugaisyanohonnne/

というタイトルでお送りしました。

(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)

今回は【建築会社の選び方⑦[専門知識拝借〈18〉]】についてお伝えしたいと思います。

まずは、前回のお浚(さら)いからお送りさせていただきます。

●[見積書の見方、相い見積もりの取り方]

最初に言っておきますが、私の場合、建築屋の立場として相い見積もりを取られた時点で
やる気をなくしてしまいます。私を信じて特命で見積もりをご依頼してくれる方を最優先してしまいます。もちろんそれがいいことなのか悪いことなのか分かりません。

ただ、表面上は、いい顔をして、相い見積もりを受け、いやいややっている人がほとんどだと思います。取り敢えず出しておいて、あわよくばとれれば見っけもんというのが建築屋に限らず、ほとんどの仕事がそうではないのかと思っています。

中には真面目にやっている人もいるのかもしれませんが、それは大変コスパが悪いことだと私は思っています。

ただ、もしもどうしても相い見積もりをする場合にはどうしたらよいかをお話します。

プランが決まると見積書が出ます。見積書は設計図と照らし合わせて確認することが必要となります。意外に高いものにつくエアコンやカーテンなどの取付工事費、外構工事費などの別途工事費が見積書に含まれているかどうかも確認しましょう(一般的には含まれていない場合が多い)。

予算額と合計金額がぴったりだったとしても、これらの工事費が含まれていないと、家が出来上がった後の追加の工事費が意外に掛かるの大変です。できればそれらの大雑把な概算金額を先に確認しておく方がいいかもしれません。

もちろん予算額が厳しい場合は、外構工事は余裕ができてから、とするケースも少なくありません。

見積書には、工事費内訳書だけでなく、工事費内訳明細書で、各工事の材料費や数量や単価、工事費などがきちんと細かく記されているか確認してください。スイッチやコンセントの数量は、設計図と内訳明細書を照らし合わせて確認することをお奨めします。そして疑問に思ったことは遠慮なく質問をすることをすることをお奨めします。

↑前回お浚いここまで     ↓今回ここから
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続き[見積書の見方、相い見積もりの取り方]

工事費内訳書の中で意外に金額が大きいのが諸経費(現場経費)です。これには、工事現場の管理のために使われるさまざまな経費や業者の営業利益などが含まれるのです。合計金額の1割(10%)程度が目安ですが、項目がなかったり低過ぎる場合は、各工事経費に上乗せされている可能性があります(実際ほとんどがそう)。

複数の業者にプランニングをしてもらっている場合でも、見積書を出してもらう際には3社以下に絞ったほうがいいでしょう。何社もの見積書を見比べるのは思いの外大変ですし、この時点でプランニングを大まかに決めることで、この後の家造りもスムーズにいく場合がおおいのです。

「この業者がいいかな」と見当をつけている場合でも、比較検討のためにもう1社くらいは見積もりを取ると、費用の高い安いも確認でき、後悔することも少ないかもしれません。

相見積もりで施工業者を決めたら、さらに詳しくプランを詰めて、総予算を決めます。見積書の金額と予算の差が1割以内であれば、値引き交渉や小さなプランの変更(ネットで格安の材料を探したり外国製品を個人輸入する(申し訳ありませんが私の場合は断わらせてもらってますが‥‥)。外構や造園工事を自分で段取りするなど)でおさまりますが、それ以上になると、大幅な設計変更が必要になります。(私の場合大幅な設計変更の場合設計料以外に見積料も別途頂いてますが、そのようなリフォーム会社は多いのではないかと思います。

何百万円単位の値引きをするような業者は、見積もりの際に値引き分を上乗せしている可能性が非常に高く、お客さまには見えないところでコストダウンを図ることもあるので注意が必要です。

いくら予算が厳しくても、基礎や構造などの家の基本的な部分の費用を惜しむと結果的に耐震性や耐久性に対して不安が残ります。また、長期的なランニングコストを考えると、高コストでも省エネ商品やメンテナンスがラクな部材や製品を選ぶことで、むしろ安心と幸せが手に入るといえるのかもしれません。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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