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【水廻りの移動】マンションでは戸建てに比較して水廻り移動範囲限定(屋内リフォーム⑧)

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

立秋(りっしゅう)初候 涼風至る(りょうふういたる)」

「未知」と出会える「道」の駅

「道の駅」を見つけると、つい立ち寄ってしまいます。お目当ては新鮮な産直野菜やご当地グルメ。

どんな美味しい出会いがあるか、はじめて訪れる場所では特に胸が高鳴ります。

一般道に設けられた道の駅は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにあたる施設です。

休憩を取りつつ観光情報を手に入れ、その土地ならではの特産品や郷土料理を味わうことができます。

1993(平成5)年から国土交通省の主導によりつくられはじめ、その数は現在1,100箇所以上。

温泉や足湯があったり、大型遊具で子どもたちが遊べたりと、個性豊かな道の駅が続々とオープンしています。

宿泊施設やキャンプ場が併設され、もはや旅の目的地となっている所もあるくらいです。

道の駅を巡る旅行を計画しても面白そうです。

・今日をたのしむ
【道の日】

1920(大正9)年の今日に近代的な道路整備計画がはじめて実施されたことにちなみ制定されました。

【よさこい祭りの日】

全国各地で開催される「よさこい祭り」の発祥は高知県。第一回は1954(昭和29)年の今日行われました。現在は、8月9~12日の開催です。

2020年の一昨年、2021年の昨年は、コロナのせいで中止となりましたが、2022年の今年は、予定通り開催されるようです。

【焼鳥の日】

日付の8と10を「やきとり」と読んで、制定されました。

【水廻りの移動】マンションでは戸建てに比較して水廻り移動範囲限定(屋内リフォーム⑧)

 

【マンションの水廻りの移動】

排水管の移動
[排水管が階下の部屋の天井裏にある場合]

かなり古いマンションでは排水管が階下の住戸の天井裏を通っている場合があり、配管の移動は困難となり、全館いっせいのリノベーションでもない限り不可能。

排水管がスラブの上の場合

[排水管が床下にある場合]

移動は可能ですが、水廻りのある床とコンクリートスラブ(床下の構造床)の間の空間によって移動可能な距離が決まります。

※※※【家事動線が短縮できる水廻りは?】
キッチンのすぐ後ろに洗面脱衣室など水廻りを纏(まと)めておいた場合、動線が短くなり掃除がしやすい等の利点があります。当然、洗濯機の位置も近いので、それぞれの家事を同時に進められ大変便利です。

 

【キッチンの移動はLDK全体のリフォームにすることをお奨めします】

住宅水廻りの位置移動といっても、戸建てとマンションでは、できることとできないことが大幅に異なります。まず戸建てでは、ほぼどんな移動でも費用を考えなければ、ほぼ可能といえます。

例えば1階のキッチンを2階に移すことも可能です。ただし大変工事が大掛かりになると思われますので、コストはそれに伴って上がります。

マンションは配管の勾配(こうばい)などの関係で、今、現在ある水廻りを移動できる範囲は限られてしまいます。古いマンションで、排水管が階下の天井裏を通っている場合は、とくに移動が困難だと思われます。

水廻りの位置移動で、断然多いのがキッチンの移動です。かつてのキッチンは、「壁付け型」や壁で囲まれた「独立型」が多く、一般的だったのですが、現在では、リビングやダイニングにいる子どもの様子をうかがったり、家族と会話したりしながら炊事や料理ができる『対面型』が主流になってきています。

壁付け型キッチンを対面型にする程度の移動は、マンションでも可能な場合が多いのです。対面型に変える場合、単にキッチンをリビング側に向けるだけでなく、LDも含めてコーディネートするリフォームをお奨めいたします。

対面型のキッチンにもカウンターの片側を壁に付ける『ペニンシュラ型』、キッチンの両側を人が行き来できる『アイランド型』と大きく分けて2種類あり、これによって部屋の雰囲気もずいぶんと違ってきます。

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【キッチンのレイアウト】

壁付け型

【壁付け型】

壁や窓に付けて設置したタイプ。作業するスペースは広いが、会話するには後ろを振り向かなくてはならず、家族との一体感が生まれるのは難しい型(タイプ)といえます。

 

【独立型】

壁で仕切られ、リビング・ダイニングから独立した型(タイプ)訪問客などからの視線が気になることは少ないが、コミュニケーションが取り難(にく)く、家事をするものが孤立し易いのが欠点。

対面型(ペニンシュラ)

【対面型】(ペニンシュラ型)

リビング・ダイニングのほうを向いて作業ができる型(タイプ)です。家族との会話や子どもを見守りながらの炊事や料理ができます。

対面型(アイランド)

【対面型】(アイランド型)

キッチンの両端が壁から離れていて人が行き来でき、リビング・ダイニングと強い一体感が生まれる型(タイプ)上図のようにコンロとシンクが分かれているタイプは、Ⅱ列型ともいわれます。

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浴室や洗面室、トイレについてはなるべく纏めてキッチンに近いところに配置することにより、家事の効率が格段に向上します。浴室、洗面室、トイレを敢えて通常の建具で仕切らず、ドアを省いたり、ガラスで仕切ったりしてオープンにするのも開放感があります。

今、現在狭いと感じているなら、是非検討してみたい手法だと思います。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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