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【通風雨戸、通風ドアは夏のエコ必須アイテム】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
霜降(そうこう)末候 【楓蔦黄(もみじつたき)
なり】
お火焚(ひた)きと焼きミカン
11月の京都では、毎日のようにどこかしらの社寺から煙が立ち上がります。
江戸時代から行ってきた火のお祭り、「お火焚(ひた)き」を行うためです。
その起源は定かではありませんが、宮中行事であった新嘗祭(にいなめさい)*が民間に広まったとされています。
薪(まき)や参拝者の願いを書き入れた火焚き串?ひたきぐし?(護摩木?ごまぎ?)を焚き上げ、五穀豊穣や厄除(よ)け、無病息災を願います。
罪や穢(けが)れを祓(はら)い、焼き尽くす炎の力によって私たちを清める行事です。
この浄火で焼いた蜜柑を食べると、ひと冬風邪を引かないともされています。
京都には行けずとも、焼きミカンに健康や厄除けの願いをかけてみては。
・今日をたのしむ
【藤森(ふじもり)神社火焚祭】
毎年11月5日に開催。本殿の前で火焚木を焚き上げ神事を行い、氏子の安全を祈ります。
【焼きミカン】
①ミカンを皮付きのままオーブントースターに入れる。
②時々ひっくり返しながら、皮に焦げ目がつくまで8分ほど加熱してでき上がり。
ホクホクとした食感になり、甘味もグッと増します。
【縁結びの日】
11月5日を「いいご縁」と読む語呂合わせから。
・季節をたのしむ
【ジョウビタキ】
晩秋になると全国に飛来するジョウビタキは「火焚き鳥」とも。「ヒッヒッ、カッカッ」という鳴き声が、火打石を打ち付けたときの音に似ていることからその名前がついたといわれています。
【通風雨戸、通風ドアは夏のエコ必須アイテム】
前回のお話は、【リフォームの基本と冬のエコ、インナーサッシ】
https://heiwadai.jp/fuyunoeko/
についてお伝えさせていただきました。(青字のタイトルをタップするとこのタイトルの記事に飛びます)よかったら読んでみて下さい。
今回は、【リフォームの基本と冬のエコ、インナーサッシ】というタイトルで、お話をさせていただきたいと思います。それでは始めさせていただきます。
【夏のエコ―風通しのある家に暮らす!】
寝苦しい夏の夜、冷房したままだと夏風邪を引くし、かといって、エアコンなしでは窓を開けないと眠ることすらできません。このご時世、それはあまりに無防備です。そこでご提案!
(窓の外側に付ける「通風窓」です。鏡板(かがみいた)部分がガラリ(ルーバー)になっていて、風を通してくれる雨戸)です。
ルーバーの羽根は角度調節できるので、これを全開にしたまま窓を開ければ、心地良い自然の風が入ってきます。また(カギを掛けることも可能なので防犯対策としても安心)です。
この通風雨窓を寝室に付ければ、窓を開けたままで眠るのと同じとまではいいませんが、それに近い涼しさを味わうことができます。
リビングなど、夜の間は無人になる部屋に付けるという使い道もあります。通気が良くなり、熱が籠(こ)もるのを防いでくれます。
(「通風ドア」は、元々勝手口に付けるために開発されたものです。)窓の部分が上下ふたつに分かれていて、上げ下げ窓のように開閉します。(ドアを閉めたままで採風・換気ができ、閉め方を加減することで風の量も調節可能 )という優れモノです。
もちろん、勝手口以外に使用することも可能です。お客さんのFさんは、2階の寝室からバルコニーへの出入り口に付けさせていただいたのですが、カギを掛けて、少し開けた状態で就寝すれば、暑い夜でも頗(すこぶ)る快適に過ごすことができると悦ばれていました。
雨戸も勝手口も、昔ながらの知恵を生かした優れものです。どちらも既製品があり、リフォーム時に簡単に取り付けることが可能です。
もちろん、通風可能なシャッターもあります。そこそこ高価なモノにはなりますが、電動
式ものは、タイマー付きのコントローラーが付いていて、好きな時間に開けたり閉めたりを自動で行ってくれるので、明け方の気温が下がってくる時間など閉めておきたいときは自動でやってくれますので、大変便利なアイテムだと思います。
雨戸も勝手口も、昔ながらの知恵を生かした優れものです。どちらも既製品があり、リフォーム時に簡単に取り付けることが可能です。
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①鏡板部分がルーバーになっている通風雨戸は、寝室などの窓の外につけて使用します。
ルーバーの羽根の角度を変えることができますので、調節して、外からの視線は遮りながら、自然の風を室内に通すことが可能です。
②通風開き戸(ドア)は、ガラスの部分が上下ふたつに分かれていています。それを上下にスライドさせることで、上部と下部に開口部をつくることが可能です。勝手口のほか、居室からバルコニーにです窓など、通風を取り入れたい場所に設置することをお奨めします。