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【日本人の身長によって決まるもの「ものさし④」】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

寒露 末候 蟋蟀(きりぎりす)戸に在り

秋の音楽会と高鳴き 蟋蟀(コオロギ)と百舌鳥(モズ)

初秋には夕暮れどきの開演だったキリギリスやコオロギの音楽会が、日中から聞こえるようになってきました。

変温動物である虫たちは、秋が深まり夜間の気温が低くなると昼間にも鳴くようになるからです。

コオロギやスズムシは、気温が15℃以下になると鳴かなくなるとも言われています。

虫の声とともに時折聞こえてくるのは、百舌(モズ)の高鳴き。甲高い「キー、キチキチキチキチ」というさえずりです。

繁殖期となる初春まで単独で過ごすモズが、自分の縄張りを主張するために発すると考えられています。

人間が人恋しくなる秋冬をなぜか、たった1羽で過ごすとは、たくましい限りです。

・今日をたのしむ
【 蟋蟀(きりぎりす)戸に在り】

寒露の末候に登場する「 蟋蟀(きりぎりす)」は一説にはコオロギともいわれています。

「戸に在り」は「家の戸口の近くで鳴いている」といった意味合いです。

「 蟋蟀」は少しずつ近づきつつある冬を象徴しているともいわれています。

【バーゲンの日】

1895(明治28)年の今日、東京の大丸呉服店が日本初となるバーゲンセール(大売出し)を開いたことに由来。

ただし、大売り出しの期限を江戸時代の呉服店や大正時代のデパートとする説もあります。

【イクメンの日】

10(トウサン=父さん)と19(イクジ=育児)の語呂合わせ。男性の育児休暇を推進するとともに、父親が育児をたのしみ、がんばる日とされています。

・季節をたのしむ
【シホウチク】

秋の筍(たけのこ)として人気が高いシホウチクは高知県が特産地。

心地よい歯応えとほのかな苦味が特徴で、煮物や炒め物にしていただきます。

 

【日本人の身長によって決まるもの「ものさし④」】

 

前回は【モデュロールという寸法系「ものさし③」】をお伝えしました。(お読みになりたい方は前回タイトル(青字)にリンクを張っておきますので、タップしてお読み下さい。)

https://heiwadai.jp/modhuro-ru/ 

今回は【日本人の身長によって決まるもの「ものさし④」】お伝えしたいと思います。

【日本人の身長によって決まるもの】

日本人のためのモデュロール

 

 

 

 

私たち日本人は欧米人と体格も生活慣習も遥かに違っています。当然ながら、それによって、家具や家屋の形式や寸法にも差が出てきます。この図はコルビュジェのモデュロールに倣(なら)って、日本人の体格と生活動作を描いたものです。

この図を見て、私たちの日常行っている姿勢を当てはめ、寸法を自分の身長や部位の長さと比較して、その大きさの寸法を知って、図を観なくても出てくるくらい憶(おぼ)えて下さい。

たとえば、天井の高さは椅子に乗って電球の交換ができるくらいが適当と考えました。また、窓の大きさは、腰の高さから頭の頂点と考えます。

日本家屋では畳の生活に欠かせない正座や胡坐(あぐら)で使う座卓、また、履物(はきもの)を脱ぐ生活。さらには内部とも外部ともつかない中間領域といわれる縁側は、様々な用途に使くことが可能となります。

縁側の高さは家屋を湿気から守るためと、家屋の出入りや、座って寛(くつろ)ぐ場に適した高さになっています。このように具体的な使われ方と私たちの身体の寸法を比較して考えることが何よりも重要だと思っています。

 

 

 

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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