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【たとえ2階リビングでも緑に拘りたい[外廻り②]】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立夏 末候 竹笋生ず(たけのこしょうず)
うちわまき
今日、令和4年5月19日は、奈良時代に鑑真(がんじん)によって建立された唐招提寺(奈良県)では、たくさんのうちわがまかれるんです。
「唐招提寺中興の祖」とたたえられる覚盛(かくじょう)の命日に行う「うちわまき」でのひとコマです。
鎌倉時代の高僧・覚盛(かくじょう)は戒律を遵守することで、衰退していた同寺を復興しました。
彼は蚊を殺そうとした弟子に対して、「自分の血を与えるのも仏の道」と諭したそうです。
せめてその風で蚊を追いやってほしいと覚盛に供えられたうちわは、法会(ほうえ後、参拝者にまかれます。
ハート型のうちわは厄除けや病除け縁起物です。
・今日をたのしむ
【うちわまき】
先ほど、文字化けしてしまった「うちわまき」のことですが…
うちわまきに先駆けて、唐招提寺の講堂では覚盛を偲(しの)ぶ中興忌梵網絵(ちゅうこうきぼんあみえ)が営まれます。
授与されるうちわは1500本。そのうち数百本は安全を祈願して手渡しされます。
【小諸・山頭火(さんとうか)の日】
「分け入っても、分け入っても青い山」「まっすぐな道で寂しい」といった自由律俳句で知られる種田山頭火が、1936(昭和11)年の今日、長野県小諸市に投宿したことを記念して制定されました。
ー旬の果物ー
【青梅】
旬の青梅で、とろりとした甘酸っぱいシロップをつくりませんか?
氷水で割ると懐かしい夏の味わいがします。
ー今日のレシピー
【梅シロップ】
- ①青梅を流水で洗います
- ②たっぷりの水に2時間ほど浸して灰汁(アク)を抜きます。
- ③ 清潔なタオルで水気をしっかりと取ります。
- ④ 竹串で梅のヘタを取ります。できるだけ傷がつかないようにしましょう。
- ⑤ 青梅をビンの底につめ、2段目に氷砂糖を重ねます。これを繰り返して
蓋をします。 - ⑥ 冷案所に7日から10日ほど置きます。1月ほど経ったら梅の実を取り出し
冷蔵保存します。
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◇材料
青梅‥‥‥1kg
氷砂糖・・‥1kg
滅菌したビン‥‥‥4本のビン1つ
たとえ2階リビングでも緑に拘りたい[外廻り②]
前回は【新シリーズ【外廻り】道路側の植栽に拘る[外廻り①]】
https://heiwadai.jp/syokusai-2/
というタイトルの内容でお伝えしました。
今回は環境シリーズの新シリーズ(外廻り)の第2回目目【たとえ2階リビングでも緑に拘りたい[外廻り②]】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。
【2階リビングでも緑は必要です。】
密集地では採光の良さを求めて2階にリビングを計画することがあります。というより、現在では建売住宅や、住宅密集地の3階建て狭小住宅などでは、それが当たり前になってきているくらいです。
この2階リビングという間取計画によって1階よりもはるかに明るくはなりますが、反面、地上から離れることで庭の緑を愉しみにくくなります。そこで、このような家では、2階でも緑を愉しめるように屋上緑化システムを利用した花壇をリビングの前の窓に設(しつら)えるようにしています。
背の高いルーバー手摺りにはつる性植物が絡まります。それらは成長することで、やがて緑のスクリーンとなり、周囲の視線から守られた、心地よく緑を愉しめる空間になっていきます。
【緑を2階レベルから愉しむ】
- 2階リビングの良さは高い天井をつくれることに他なりません。空間に変化が生まれます。
- 2階にいてもバルコニーの花壇と、手摺りに絡まる蔓性(つるせい)植物の緑を愉しむことができます。
- つる性植物が絡むとルーバー手摺りが目隠しとなり、バルコニーが室内の一部にように感じられます。ルーバーはフロアレベルから約1600mmの高さとなります。
- 窓際のテレビ台は、ちょっと腰掛けたくなる心地よい場所です。