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「2階リビングは明るく開放的で地震対策にも有効」

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

雨水(うすい)初候 土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)

ひと足お先のお花見、河津桜(かわづさくら)まつり

知り合いが、以前この時季にゴルフに行ってきたのですが、桜が満開だったといってました。

まさかと思ったのですが、

実は一年中、桜は日本のどこかに咲いているというのですから驚きです。

というのも、桜の品種は300以上。年に二回咲くものや、秋から早春まで花をつけるものなどさまざまなのです。

今頃に開花している早咲きの桜として知られるのは、河津桜(かわづざくら)でしょう。二月上旬からほころびはじめ、約一か月にわたって、淡紅色の花をつけます。

河津桜の原木は、1955(昭和30)年、静岡県賀茂郡河津町で発見されました。町名を冠し、大切に増やされた並木は同町のシンボルとなりました。

2月上旬~3月上旬の「河津桜まつり」は、ひと足早いお花見をたのしむ人々で賑わいます。

・今日をたのしむ
今日は【日刊新聞創刊の日】

1872(明治5)年の今日、現存する新聞のなかでは最古となる日刊新聞「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)が創刊されたことに由来しています。

純然たる「日本初」は、1870(明治3)年に創刊された「横浜毎日新聞」です。

・季節をたのしむ
【ワサビ】

河津町の位置する伊豆半島では、ワサビの栽培が盛んなんです。いわゆる本ワサビってやつです。

お寿司やお刺身には、何を置いても欠かせませんね。ワサビ独特のツンとした辛味は冬にもっとも増すんですね。

「2階リビングは明るく開放的で地震対策にも有効」

2階リビングリビングは1階で個室は2階。そう思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。Iさんの家は1階にリビングがあったのですが、建物が南側密集地ぎりぎりのところに建っていたため、1階の居間にあたる箇所が暗く閉鎖的で、たいへん抵抗がありました。

そこで、住まいを建て替える際、リビングを2階に移動しました。南東側に広めのバルコニーを設け、リビング自体は少し奥まったというか、逆に北側の道路側に配置しました。リビングの外にバルコニーがあると、外部からの視線を遮(さえぎ)ることができるうえに、室内からはバルコニーがひと続きの空間に見えて、実際以上の広がりを感じさせてくれます。

1階は夫と妻、それぞれの寝室にしました。【南側が道路に接している家でも、リビングを2階にすれば、人の視線を気にせず、しかも日当たり良好の場所で暮らすことができるのです。

小さな家I様邸は建て替えですが、リビングの移動はリフォームでも比較的簡単です。2階のバルコニーでIさんは、家庭菜園を愉しんでいます。もしも、ここを洗濯物干し場にしていたら、リビングからの眺めは、ほんとうにつまらないものになってしまっていただろうと想像します。

その点には十分に配慮して、2階にユーティリティを配置しました。その中に洗濯物を干しています。引き戸を開けておけば風が通り抜けるので、まったく不便はありません。

【開放感のあるリビングは、住宅密集地の小さな家でも建築可能です!】

都会に暮らす人、住宅密集地に暮らす人にとって切実なのは「いかにして光と風を取り込み、外からの視線を遮(さえぎ)るか」という問題です。以前バスルームのリフォームを紹介した東京都・新宿区のSさんの家は、築43年の木造住宅です。

2階北リビング周囲に老舗(しにせ)の飲食店や古い住宅が犇(ひし)めきあう街の中の、小さな土地に建っています。敷地はなんと8.9坪で、間口が2m70㎝、奥行きが10m92㎝。いわゆる『うなぎの寝床』、状の、細長い住まいです。家族構成の変化に合わせて何度かリフォームを重ねたのち、子どもが独立したのを機に全面リフォームに踏み切りました。

1階が貸店舗、2階が生活スペースという、かなりタイトな暮らしだったため、店舗部分を住居に戻すことも含め、生活スタイルを見つめ直すことにしました。最初に考えたのは、細長い家のどこを、暮らしの中心にするかということでした。一番の希望は、リビングダイニングを家の中で最もいい場所につくりたい、ということでした。

ところが、日当たりがいいはずの南側には、1mの至近距離に7階建てのビルがドーンと構えていました。窓を開けてもビルの壁しか見えないという惨状です。このあたりは建築基準法上の用途地域は商業地域なので、北側斜線などもありません。西側と東側は今のところは空いていますが、やはり、建蔽率(けんぺいりつ)100%という土地柄なので、いつ、敷地境界ぎりぎりの家が建ってもおかしくありません。

さて、どのようにして開放感のあるリビングをプランニングしたでしょう?この続きは、次回お話させていただきます。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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