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二世帯同居リフォーム‐さまざまな形の「同居」(拘り⑥)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
寒露 次候 菊花開く(きっかひらく)
キノコ
きのこが大好きで、冷蔵庫に欠かしたことがありません。
嘘です…そこまでではありません。食べるだけの「でくのぼう」なので…
ブナシメジ、シイタケ、エノキタケ、エリンギなどが人工栽培のおかげで一年中手に入るため、身近なキノコで季節を感じる機会は少ないといえるでしょう。
とはいえ、秋にはひと株まるごとのマイタケやぷっくりとしたホンシメジ、フリルのようなハナビラタケなど、珍しいキノコがデパートやスーパーマーケットにお目見えします。
もっとも目立つ場所にはキノコの王様、マツタケが。買おうか買うまいか、毎年のことながらキノコ売り場で熟考してしまいます。
・今日をたのしむ
【きのこの日】
キノコがもっとも流通する10月のなかでも、落ち着いてその魅力伝えやすい月の半ばであるとこから制定。
【化石の日】
アンモナイトの一種で日本を代表する化石、ニッポニテス・ミラビリスが新種として報告された、1904(明治37)年の今日に由来。
【新聞週間】
毎年10月15日から1週間。各新聞社が新聞と読者との結びつきを強める活動を展開します。
ー旬の兆しー
【落陽】
日没がすっかり早くなりましたね。
真っ赤な夕日が沈んでしまうと、あたりは
すっぽりと暗闇に包まれます。
急ぎ足で路地を駆け抜けた日のことを
今でも覚えていますが、あなたはどうですか。
【秋の陽はつるべ落とし】
秋の陽はつるべ落としということわざがあるそうです。
これは、井戸の釣瓶(つるべ)を落とすと、滑車が回って
あっという間に落ちていく様子にたとえたものです。
秋は大気が乾燥しているため、夏に見られた水蒸気による
光の屈折が減り、薄明時間が短くなるためです。
二世帯同居リフォーム‐さまざまな形の「同居」(拘り⑥)
前回は 夫婦円満の秘訣は「共有」「独立」(拘り⑤)
https://heiwadai.jp/ennmannnohiketu/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は【二世帯同居リフォーム‐さまざまな形の「同居」(拘り⑥)】をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
ー二世帯同居ー
【さまざまな形が存在する「同居」】
※イラスト①
【共用タイプ】
親世帯、子世帯それぞれに居室は存在するが、玄関やキッチン、浴室といった水廻りなどすべての設備などは共用するタイプ。
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イラスト② ↓
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《共用のアイデア》
【浴室・洗面所など】
水廻りが共用だとコストダウンできるが、生活のズレや人数でトラブルに繋がることもあります。しっかり話し合い、使い易い形にすることをお奨めします。
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【双方が十分に話し合って決めることが重要】
二世帯で住むためにリフォームする場合は、それぞれの空間をどのように分けるかが重要なポイントとなります。二世帯同居は上記、下記のように大きく3タイプに分かれます。
まずは、「共用タイプ」ですが、玄関が1つで、キッチン、浴室などの水廻り設備を二世帯で共用します。住宅があまり広くない場合には、このタイプが向いています。共用タイプの場合、食事や食後のひとときも一緒にすごすことも多いでしょうから、ダイニングは広めのスペースを確保することをお奨めします。
また、プライベートな時間はそれぞれの個室でとることになるので、主寝室にはテレビが置ける程度のスペースを確保し、各室の収納も十分に設けておきます。もしも、家族内で生活のズレがあるようであれば、それも十分に考慮が必要です。
次に「半共用タイプ」です。玄関は共用しますが、水廻りなどをそれぞれに設けます。上下階で分ける、または左右に分けるケースもありますが、可能であれば後者の方がお奨めです。後者同様、共用タイプに比べて、プライバシーが確保しやすいのが特徴です。
最後の「独立タイプ」は、玄関もそれぞれに設け、水廻りの設備もそれぞれに設けます。玄関が別なので、帰宅時間のズレなども気になりません。プライバシーを最も保ちやすいタイプです。
ただし、応接間や子どものプレイルームなど、二家族が交流できる場をどこか設けておくことをお奨めします。
どのタイプかは、家の大きさ、家族の関係よって違ってきます。せっかく同居しても家族が心理的に苦痛を味わうようでは本末転倒で意味がありません。家族で十分過ぎるくらいに話し合い、より良い方法を探す必要があります。
二世帯同居している知人の話などを聞いてみることもお奨めします。
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イラスト③
【半共用タイプ】
玄関は親子世帯で共用するが、キッチンや浴室などといった水廻りはそれぞれに設けているカタチです。複合タイプともいいます。
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イラスト④
《共用のアイデア》
[玄関ホール]
玄関ホールに椅子を置くなどして、親子世帯のちょっとした交流の場にしてもいいかもしれません。
イラスト⑤
【独立タイプ】
親子世帯を左右で分けたり、上下階で分けたり(音でのトラブルあり)して、玄関からキッチン、浴室などすべてを別にしたタイプ。プライバシーが高く保たれる。
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イラスト⑥ ↓
《共用のアイデア》
応接間や客間、子どもプレイルームなど、完全に独立せずに交流の場となるスペースを設けることをお奨めします。