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【庭】憧れのくつろぎ空間の過ごしかた!(63歳からのリフォーム⑰)

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今回は、独断と偏見で旧暦のお話はお休みせていただきます。

【庭】憧れのくつろぎ空間の過ごしかた!(63歳からのリフォーム⑰)

【どう過ごす?!”くつろぎの空間”】

ひろい、ひろ~い庭はいくつになってもみんなの憧れ、バラの咲き誇るイングリッシュガーデンや、立派な松のある和の趣のある家。家族の記念樹が育つ庭もこの上なくいいものですね。

ですが、歳をとって一番きつくなるのが、かがんだ姿勢での作業ですよね。雑草を抜いたり、花を植え替えたりが辛くなってきます。そんなときに役立つヒントが井戸端会議では聞くことができました。

歳を重ねると何かと外出が億劫(おっくう)になり、お日さまの光を浴びたりそよ風に体をあずけることも少なくなってしまいます。そんなとき、縁側やベンチを置くことで自然と毎日、外気に触れることができるということも…。

縁側に腰掛けてお茶を飲みながら近所の人と楽しく談笑なんて、素敵な時間ですよね。

【あるある井戸端会議 失敗談 成功談?!etc…】

「子どもたちも大きくなって手がかからなくなったし、空いた時間でお庭にたくさんのお花を育てたいのだけれど、かがんだりするときに足腰が痛くなったりしないか心配なんだよね~」

「分かる~。草むしりの体勢は、正に腰を痛くするためにやっているようなもんだよね~(笑)」

「うちの母もそれらしいことを言ってたんですけど、椅子に座ってお花がお手入れできる花壇をつくってしまいましたー(笑)」

「それって、花壇の位置を高くするレイズベッドのことね!地面からの高さに決まりはないようだけど60cm程度高さがあれば椅子に座りながらゆったりお手入れできるみたいね。」

「それくらいの高さのある花壇なら、かがまなくていいから足腰の負担が減って、椅子に座って楽な姿勢で、お花の手入れができそうだよね♪」

「水遣り用にも必要だけれど、ペットを飼ってる家ならワンちゃんの足洗い場としても活用しそうだね」

「子育てが終わったら犬や猫を飼い出す知り合いも多いんだよね…。わたしもその1人だけど(笑)」

「私だってそうよ(笑)。ペットのお散歩のときにご近所との交流にもなって会話も増えるし、愉しみがたくさん増えたよ♪」

「一日に最低1回は散歩に行くし、多い家は3回もいくらしいから、私たち世代にとっては、これ以上無いくらいの適度な運動になりそうだね。(笑)」

「まさに、言えてるー(笑)」

「我が息子や娘のような反抗期なんて間違ってもないし(笑)」

「ほんとうに、そうなんだよね(笑)」

【庭ができなくても、代わりにサンルーム】]

「我が家ではベットを飼っていないし庭のお手入れにも特に興味がなかったから、庭よりサンルームのほうがよかったみたい」

「ああ、サンルームね。うちも、どちらかといえば、サンルーム派かなぁ。洗濯物を外に干すのも大変になるから洗面所でゴロゴロ付きのハンガーにかけたらそのままサンルームに持っていっているよ」

「それいいよね!ごろごろ付きのハンガーだと、乾いたらそのままクローゼットにも、しまえてしまいそうだし、便利そうだよね」

「ほんとうに、そうだよね。冬の寒い日なんかは外に出るのも億劫になるときもあるからね。でも、晴れていたら、日向ぼっこできたりするんでしょう?ハンモックが欲しいよね♪」

「ロッキングチェアに座りながら温かなサンルームで日向ぼっこをしながら編み物をする…洋画に出てくるようなおしゃれなおばあちゃんの姿を想像しちゃったして…。そんな生活憧れちゃうなぁ♪」

「中国ではさぁ、マンションでもバルコニーを囲ってしまってサンルームにする人が多いみたいだよ。」

「へぇー、そうなんだ。日本のマンションではバルコニーは共用部分になるから難しいけど、戸建てなら後付でサンルームができる場合があるからね」

「でも、サンルームって冬はいいけど、夏は下手をすると灼熱地獄になるから、気を付けたほうがいいって。サンルームを新築時から付けた知り合いが言ってた。

夏の灼熱地獄対策が欠かせないんだって…」

【庭の見直し:解決策アドバイス・処方箋】

昔の庭は、良きにつけ悪しきにつけ、隣近所にも開かれていて、よく近所の人が、

「奥さん、いる~?」

なんて声をかけながら庭から入ってきて、玄関は滅多に使われていなかったという懐かしい話に花が咲きました。

ですから庭は、もうひとつの玄関であり、ご近所とのコミュニケーションの場でもあったようです。縁側があり、そこに腰掛けておしゃべりしたり、お茶を飲んだり、お菓子を食べたりするけれど、家の中までは滅多に入らない。

家を長期で空ける(留守にする)ときには、ご近所の方に花の水遣りなどを頼んだりしていました。私のところには、池に多くの鯉がいましたので、鯉の餌やりなども頼んでいた記憶があります。

その餌は、近所のスーパーマーケットのパン屋さんから食パンの耳を頂いたものだったりしていました。

庭に花が咲くと、ご近所にお裾(すそ)分けしたり、されたりしていました。

どこの家にはどんな木があってどんな花が咲くかまで、ご近所同士、みんな知り合っていたように記憶しています。現在のような個人情報保護など、どこ吹く風と、あったものではありません。

そういう開かれた住まいであり、留守にしていても、ご近所同士の目がありましたので、泥棒も滅多矢鱈(めったやたら)と入れない。
電気のまったく必要ない、スーパーセキュリティシステム(?)が出来上がっていたような気がします。

庭をどんなふうにつくるかで、暮らし方が180度ガラリと変わります。考えているだけでもワクワクしてきてしまいます。

【庭 チェックリスト】

□1 草花を育てたり、ペットの足洗いや身体洗い用に水栓は欠かせません。。

□2 草花を育てる場合、後々のことを考えると足腰に負担の少ない花壇が高くなっているレイズベッドも検討しておくことをお奨めします。

□3 すべてを土仕上げにしてしまうと、お手入れが大変なことになるので、草木を植える場所や数を検討しておくとよいでしょう。

□4 庭がいいのか、サンルームがいいのか予(あらかじ)め自分のスタイルに合うほうを検討しておきましょう。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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