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パントリー(食品庫)をかしこく生かして、収納の達人!!

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今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。

旧暦 季節 二十四節気 寒露 末候 蟋蟀(きりぎりす)戸に在り

千年を遡(さかのぼ)る「時代祭」

「時代祭」は、平安京遷都1100年を祝して創建された、平安神宮のお祭りです。祭神の1柱は、その遷都を決めた桓武(かんむ)天皇です。

見ものは、全長2km・参列者2千名の「時代風俗行列」。行列を眺めているだけで、明治維新から平安京遷都までの千有余年を遡る趣向となっています。

坂本龍馬や織田信長、清少納言や坂上田村麻呂など、各時代を象徴するさまざまな人物が登場します。

参列者の衣装や調度品、祭具は時代ごとに様式を考証し、再現したもの。

糸一本、金具ひとつに至るまで、伝統工芸技術の粋が集められています。

・今日をたのしむ
【時代祭】

毎年10月22日に開催。「葵祭−あおいまつり(162)」「祇園祭−ぎおんまつり(225)」と並ぶ、京都三大祭りのひとつです。

時代風俗行列を従えるのは、平安神宮のご祭神を乗せた御鳳輦(ごほうれん)。

社名のままに、この世の平安を願うお祭りです。

【アニメの日】

1958(昭和33)年の今日、日本最初のカラー長編アニメーション映画「白蛇伝(はくじゃでん)」が公開されました。

【中也忌】

大正・昭和期の詩人・中原中也の忌日(きにち)です。

パントリー(食品庫)をかしこく生かして、収納の達人!!

-調理の合理化や万が一に備えるパントリー(食品庫)のつくり方-

パントリー(食品庫)パントリーというのは、キッチンの傍にある収納のことです。主に食品や飲料、調理器具をストックするためのスペースのことで、いわゆる「食品庫」のことです。

日頃あまり買い物に行かない人(忙しくて週末しか行けない人)にとっては、食品庫(パントリー)があるとかなり重宝します。また、昨今の自然災害を思うと食品の備蓄は必須ですね。

一般の家庭では、冷蔵庫1台分の食品ストックがあると言われています。これらの食品ストックを食器棚に収納しきれるのかどうかが食品庫(パントリー)をつくるかどうかのポイントになってきます。

食品庫(パントリー)の設計

 パントリーの体積と配置キッチンの収納を考える際、家電製品や調理器具、食器類などの収納とは別に、食品庫(パントリー)を設けることをおすすめします。キッチンの中に設置できればそれに越したことはありませんが、スペース的に無理なら、キッチンの近くに食品庫(パントリー)を設置するといいと思います。

 各家庭によってストックの量は大きく違ってきますので、まずはどれくらいストックする必要があるのかを確認して下さい。米類・飲料類・ビン類・缶類・粉類・麺類・乾物・レトルト食品・菓子類・・・ありとあらゆる物がありますよね。
それらの物を管理するためには、基本1カ所でストックするようにします。

面積と配置例

まずは、現在の状態を確認していただきたいのですが、お子さんがまだ小さい場合、食べる量が少なくストック類も少ないかもしれません。ですが、お子さんが大きくなると驚くほど食べる量が増えてきます。当然、ストック類もどんどん増えていきます。

【留意点1】

お子さんが中学生や高校生にもなると、小さい頃から想像もできないくらい食べるようになります。私も男の兄弟が多かったので、母に「米びつに穴が空いているのかといつも思うよ」とさんざん愚痴をこぼされていました。家族構成や年齢にもよりますが、子育て世代の方はこのようなことも考えながら食品庫(パントリー)の大きさを決めることをお薦めします。

【留意点2】

ストック類は小さな物が多いので、奥行きの深い収納にしてしまうと奥には何が入っているか分からなくなってしまいます。缶詰や小さな物は引き出しやカゴに入れたほうが、出し入れも便利です。それに奥に何が入っているか分かります。見える化がなんといっても重要事項です。

【留意点3】

あまり使わない物は上部に、出し入れの多いものは中段に、ペットボトルやビン類など重い物は下段に収納するようにしましょう。

ストック類が点在していると賞味期限が切れて食品ロスに繋がります。物の把握もしきれなくなり、家事動線も当然必要以上に長く計り知れないものになってしまいます。ライフスタイルにもよりますが、少なくとも横幅30~40㎝のパントリーは設置されることをお薦めいたします。

大きさと配置例左のイラストは、一般的な5人家族のパントリーとしての機能を満たすための最低限度のサイズと収納の工夫をまとめたものです。

食品庫(パントリー)のタイプ

奥行きの浅いパントリーパントリーを設置する場所や大きさは様々で、食材のストックが取り出しやすいように奥行きの浅いパントリーもありますし、ウォークインクローゼットのように中を歩けるような広いパントリーもあります。代表的な間取りを見ていきましょう。

↗奥行きの浅いほうが適している食品庫(パントリー)の場合

浅いほうが便利なパントリーキッチンの側に奥行きの浅いパントリーをつくるケースです。パントリーをつくる場合、ウォークインのように人が出入りするような大型なパントリーでない限り、奥行きは浅めに作るのが基本になります。
食品庫(パントリー)に入れる物は細かい物が多くなりがちなので、奥行きが浅い収納の方が奥まで見渡せて使い勝手が良くなります。また、食品庫(パントリー)の中を可動棚にして、物の高さに合わせて収納できるようにしておくのが一般的です。

 食品庫(パントリー)に置く物は、下の方がお米や飲料など重たいもの、上に行くにつれて軽い物になり、一番取り出しやすい場所に良く使うものを置くのが使いやすい置き方です。
 可動棚の奥行きは40センチ以下に。これ以上奥行きがあると、奥の物がどんどん取り出しにくくなってくるので注意が必要です。かごを利用して収納する場合は中身が見えやすい透明な物を使ってあげると、ストックを取り出す時に便利です。

食品棚をパントリーに食器棚を利用して食品庫(パントリー)にする方法

 食品庫(パントリー)をつくらずに幅の広い食器棚をパントリー代わりにしてしまうという方法もあります。
買い置きした食品は食器棚の中に入れてしまえばいいので、調理器具や家電を置いたり、作業できるカウンターが広く欲しい、という場合は食器棚を広げると便利です。
見た目も同じ素材で統一できますし、凸凹がないのでスッキリします。

まさに食品庫といえる広い食品庫(パントリー)

かなり広いパントリー食品庫(パントリー)専用の部屋として、しっかりとした広いスペースを取る方法も人気があります。
広いパントリーは本当に食品庫という感じになり、つくり方次第で見た目もとてもお洒落な空間にする事ができます。
特に料理が好きな方や、将来パン教室や料理教室を自宅でしたいという方にとっては、とても重要で楽しい空間になります。
ある程度の広さがあるので、奥様専用の小さな部屋(奥様スペース)を兼用することもできます。
また、調理器具や冷蔵庫もパントリーの中に入れてしまうのであれば、熱がこもらないように換気できるようにするのがポイントです。

ウォークスルーのパントリー

2ウェイウォークスルーの食品庫(パントリー)

 こちらのタイプはいろんな意味で便利だといえます。食品庫(パントリー)を通って移動できる、ウォークスルーの食品庫(パントリー)も人気の食品庫(パントリー)です。
 例えば、「玄関」→「食品庫(パントリー)」→「キッチン」という動線にすれば、買い物から帰ってきた時に、まず食品庫(パントリー)でストック品を置き、次にキッチンに行って冷蔵庫に食材を入れるという流れになります。

 また、パントリーに土間があれば、実家から野菜がよく送られてくるというケースや自宅で家庭菜園しているといった場合に、野菜置き場としても重宝します。このように、ウォークスルーの食品庫(パントリー)は、生活動線を便利にすることができます。

 食品庫(パントリー)の中をどのようにして収納するかで、使い勝手やパントリーの雰囲気が変わってきます。そこで、パントリーをうまく使っている画像を参考に、お洒落で使いやすいパントリーのポイントを見ていきましょう。

【きれいに並べられたパントリー】

整列されたパントリー整列されたパントリー

【パントリーを兼用する】

パントリー兼用パントリーの兼用

 

 

 

【空きスペースを利用】

空きスペース

 

空きスペースを利用

【壁を効果的に使う】壁の有効利用

空きスペースを利用

【壁の有効利用】

壁の有効利用

壁を有効的に使ったパントリー例です。壁に引っ掛けたラックに物が入っているので、必要なモノをすぐに見つけて取り出すことが可能です。

【既製品のラックを使う】

既製品ラック使用既製品ラックを使用

【ハシゴを付ける】

ハシゴの設置上部有効活用

【奥行きの浅いパントリー】

奥行きの浅いパントリー奥行き浅パントリー

【家電収納パントリー】

家電収納パントリー家電も入れてしまいます

 

食品ストックの賞味期限がわかる管理法

賞味(消費)期限が分かる他の収納とパントリーの違い、それは「賞味(消費)期限」があるものが多いという事です。

 収納した食品を、いかに取り出しやすく、そして無駄にしないようにできるのか…これが食品庫(パントリー)を使うポイントです。災害に備える食料の備蓄や日常的に消費する食品ストックの購入タイミングを半自動で行えるようになれば、気持ちの上でもゆとりを持てるようになります。

消費期限即確認法一般的には「ストックは常に多めに」という考え方をお持ちの方は多いかと思います。しかし、多めにあることで管理が難しくなり、散らかってしまいがちです。
 また、在庫があるのに重ねて購入し、賞味期限切れに繋がるケースが多いのです。
食品の二度買いを引き起こす経験のある方は、必要以上に購入しないよう購入時期のわかりやすいタイミングを半自動で行ってみてはいかがでしょうか。

マスキングテープ活用その方法とは、「マスキングテープ」に食品名称と賞味期限を記名して、食品に貼り付ける方法です。食品が無くなりかけたり、うかつにも賞味期限を過ぎてしまったら、「食品名のマスキングテープ」をはがして「買い物リスト」のメモ用紙に加えます。

 これならお醤油が切れる寸前に「買い物リスト」に加えても間に合います。
「マスキングテープ」が貼ってあるということは、まだ買い物リストに入っていないという印でもあります。

 購入のタイミングは、マスキングテープが知らせてくれるのです。
買い物をしてきたら、「新たな賞味期限を書いたマスキングテープ」と、「買い物メモからはがした食品名のマスキングテープ」を貼るだけです。

 在庫切れが不安な方は、購入のタイミングがわかりやすく、おススメです。食品の二度買いを防ぐためにも、ご活用ください。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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