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トイレの位置と洗面、洗濯機廻りを極める[間取り・動線追求7]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
処暑 初侯 綿柎開く(わたのはなしべひらく)
赤紫蘇(あかじそ)シロップのかき氷
もう少しだけ、かき氷が食べたい日が続きますね。いつか、退院されたら、赤紫蘇(あかじそ)シロップのかき氷を食べて見てください
かき氷は夏の風物詩。ストロベリーにメロン、レモン、ブルーハワイ…。目にも鮮やかなシロップがたっぷりかかった山盛りの氷に、サクッとスプーンを入れてそのままパクッ。
口中に冷たさが広がりますよ。
そんなかき氷に、旬の赤紫蘇のシロップがよく合います。
七、八月が旬の赤紫蘇は、アレルギーに効くロズマリン酸や、抗酸化に働きかけるカロテンやビタミンEなどが豊富で、夏の紫外線対策にも花粉症予防にも絶大な効果を発揮します。
◎です。酸っぱすぎたら、練乳を足してお好みの甘さにすれば、酸っぱいのが苦手な人も大丈夫ですね。
ただし、練乳のかけ過ぎにはくれぐれもご注意を…。
トイレの位置と洗面、洗濯機廻りを極める[間取り・動線追求7]
【トイレの位置をとことん考える】
トイレは必ず、リビングのような、みんなが集まる位置から廊下や洗面室などを挟んで、一歩向こう側に配置する平面計画、いわゆる間取りが最も重要です。
要するに、近くなければならないけど、間になんらかのクッションになるような空間が必要だということです。
そして、トイレの扉を開けたときに、便器が丸見えにならないように、配慮して配置計画をしなければなりません。もちろん、トイレのなかに予備のトイレットペーパーや、必要な掃除用具などが収納できるようにしておくことも重要です。
換気についても気になる人は大変多いと思いますが、最近のトイレ関連の衛生機器は便座に大抵の場合脱臭機能が付いているものが多く、窓からの自然換気だけで十分に足りるのであまり心配することはありませんね。
【トイレとリビングやダイニングの間にはクッションとなる空間が必要です】
①扉を開けていてもリビングやダイニングからは便器がみえることはありません。ただし、クッションとなる空間の入り口には扉を付けてはいけません。
②敢えて、手洗いは独立させます。独立させることで緩衝地帯になるからです。
③家族みんなのいる場所
リビングやダイニングなどの、みんなの集まる場所から何らかのクッションを置いた先にトイレを配置して便器は便器は逆に向けることがポイントとなります。さらに手洗い場で、もうひとつクッションを置くことが可能となります。
【洗面、洗濯機廻りをとことん考える】
洗面、洗濯機廻りは生活する上で使用頻度が最も高い場所です。おそらく家族全員が毎日使うのではないでしょうか?
小さな道具をこれ以上ないくらいにたくさん使うので、細かな配慮が絶対に欠かせません。あたり前に無くてはならないのが、洗面廻りはタオル掛け、歯ブラシなどのアイテムを置く場所などを十分に確保しなければなりません。
実験・医療用・学校給食などのシンクを使えば大きく多目的に使えるので、なかにポンプ式の設計なども置くことができ便利です。ちなみに私は固形石鹸置く派です。
なぜかは、また別のときにお話しますが、石鹸置きだってシンクのなかに置くことができて意外に便利なのです。
そして、洗濯機廻りは、洗剤などの置き場所の確保は間違いなく必須事項なのですが、洗濯物を干す前に、一時的に掛けて干せる場所も用意しておくと意外に便利なのです。
洗濯機パンを置くと周囲が不衛生に成りがちなので、これも意外なところかもしれませんが、洗濯機は直接床に置き、パンは敢えて置かずに、排水ホースの経路は安全のため、見やすく修理作業などもやりやすい場所にする必要があるのです。
【洗面所は使いやすく、掃除しやすく、片付けやすいに拘る】
①洗濯物を干す前に一時的に掛けられるパイプは必須アイテムです。あるとないとでは雲泥の差です。
②洗面廻りの小物をしまうことが可能な収納を洗面シンクに最も近いところにつくりましょう。
③洗濯洗剤などを置く用に奥行100mmでもよいので、棚を必ず設けましょう。
④学校給食用や実験用、医療用のシンクを転用して家庭の洗面シンクに使うと、断然広いのでポンプ式の石鹸などを置くことができ大変便利なのです。
洗濯機パンは、意外にカビなどで汚れやすいもの。敢えて必ず必要だという常識を捨て洗濯機パンは置かずに排水ホースが見えるように露出させます。このほうが断然清潔に保てるのです。