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「屋内(内部)」はどんなリフォームができるのか?!(屋内リフォーム1)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
弥生 雨水(うすい)末候 【草木萌え動く(くさきもえうごく)】
ますます萌え出ずる、弥生
いよいよ春本番、三月の始まりです。旧暦三月の呼び名でもある「弥生」は、もともとは「いやおい」と読み、草木がますます生い茂るさまをあらわしています。
陽光とやわらかな春雨によって多くの植物が萌え出ずる時季であるため、この名前がつきました。
ほかにも百花繚乱となることにちなんで「花見月」や「花月」「桜月」といった美しい別名があります。
冬篭(ふゆごも)りから目覚めるのは、植物だけではありません。動物や虫たちが巣穴のなかからモゾモゾと。あちこちできらめく命の息吹きに、おのずと元気をもらえます。
・今日の1日をたのしむなら…
【草木萌え動く(くさきもえうごく)】
雨水の末候は、草木萌え動く(くさきもえうごく)
「下萌(したもえ)」や「草萌(くさもえ)」とも呼ばれる、季節なのです。芽吹きの瞬間をあらわしているんですね。
うららかな日差しに誘われて、新芽の淡い緑色が樹上や地面を染めていきます。
【木の芽おこし(きのめおこし)】
今の時季の雨は、木の芽が膨らむのを促す恵みの雨。「木の芽おこし」や「木の芽雨」という呼び名があるそうです。
【修二会(しゅうにえ)】
今日は、我が身の穢(けが)れと罪を懺悔(ざんげ)し、国家の繁栄と五穀豊穣、人々の豊楽を祈念する法会(ほうえ)があります。
もとは旧暦2月に修めて(=行って)いたことがその名の由来だそうです。三月一日から二週間にわたって行う東大寺二月堂(奈良県)の修二会が最も有名です。
・現在の季節をたのしむなら…
【ネコヤナギ】
川辺ではヤナギ科の落葉低木であるネコヤナギが銀白色の花穂を猫の尾に見立て、「ネコヤナギ」の名がついたそうです。そういわれれば、確かに猫の尾は、ぴったりだと思います。
「屋内(内部)」はどんなリフォームができるのか?!(屋内リフォーム1)
屋内(内廻り)要するに、家の中でよくリフォームが行われている部分(=リフォームが必要な場所)とそのリフォームの内容を十分にチェックすることをお奨めします。
今回は、このシリーズで何をお伝えするのか…、簡単に大まかなリフォーム内容をお話させて頂きたいと思っています。そして次回から、ひとつひとつのインテリア・リフォームを掘り下げていきたいと思います。
①【壁の耐震補強】
地震に強い住まいにするには、現在においては耐震壁で補強し、それによる柱や梁などの接合部の引き抜きに対し、ホールダウン金物を代表とする引き抜き金物で補強します。
②【断熱】
冬暖かく、夏は涼しい住まいにするために建築物理学、生態学など必要なことを知る必要があります。
③【換気】
換気システムや調湿建材でカビなどの発生を抑える方法や原理を知る必要があります。
④【水廻りの移動】
一戸建てとマンションなどでは給排水などの移動可能な範囲にかなりの違いがあります。十分な注意が必要です。
⑤【トイレ・洗面器などの設備選びのタイミング】
まずは最初に間取りに影響するサイズやスタイルを決めてから、具体的に決めていく必要があります。
⑥【収納設備の設け方】
押入れやクローゼットなどの各部屋の収納と、ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットなどの集中収納を効率よく配置します。
⑦【窓の断熱】
現在の断熱性をチェックし、窓辺を断熱するサッシと断熱ガラスなどを十分に検討して選定することをお奨めします。
⑧【最高・通風(風通し)】
窓の設け方を工夫して、自然光と自然の風の流れを十分に確保することをお奨めします。
⑨【室内建具(扉)の選び方】
建具類は引き戸や開き戸などの開閉方式が重要なため、それを最初に決めてから、デザインや素材を選ぶようにします。
⑩【照明】
多種類の照明を使って、部屋に合わせた演出をしたいところだが、シンプルイズベストを基本に検討をお奨めします。
⑪【スイッチ・コンセントなど】
いつ、どのように位置や数をきめればいいかを知っておくことをお奨めします。
⑫【床材・壁材】
さまざまな素材の特徴を知り、素材や周辺コストも考慮して選ぶ必要があります。