BLOG
ブログ
【我が家を手に入れるための3つのポイント】[専門知識拝借〈3〉]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
冬至 次候 糜角解つる(しかのつのおつる)
お正月飾り、いつ飾る?
お正月飾りがいろんなところで売られていますが、いつ飾る?のがいちばんいいのでしょうか?
新年を迎えるにあたり欠かせなにのが、門松や注連飾り(しめかざり)といったお正月の飾りです。
まだ準備をしていない方は、そろそろ重い腰をあげましょう。「今年はもういっか」となりかねませんからね。
「お前に言われたくない」と思われているかもですね。
お正月飾りの数々は、新年の神さま・年神さまのための設え(しつらえ)です。古来、年内にきちんと整えておかないと悪いことが起こると信じられてきました。
今年中であればいつでもいいのかと思いきや、何事にも縁起を担ぐのが私たち日本人。29日は「苦待つ(松)」「二重苦」に通じ、31日は「一夜飾り」になると忌み嫌われています。
お正月飾りを飾るなら、今日、明日、十二月三十日の三日間ががチャンスです。
【糜角解つる(しかつのおつる)】
旧暦の二十四節気では今は冬至ですが、その冬至の次候は糜角解つる(しかのつのおつる)になります。
ここでいう「糜」とは、七十二候の生まれた中国に生息する、ヘラジカをはじめとする大型の鹿のことなのです。オス鹿の角は生え変わりのため、この時季に抜け落ちるといわれています。あの大きな角が毎年ボトリと抜けてしまい、その角はまた一から生まれ変わります。次の新年を新たな気持ちで生まれ変わることになぞらえたのは、正にピッタリな表現だと思います。
【お正月飾りの数々】
・門松…玄関や門口に左右一対で置く門松は年神さまが降りてくる依り代です。「祀る(まつる)」や「待つ」に通じる松を飾り、年神様に「おもてなしの準備ができています」というサインを送ります。
・注連飾り…神聖な場所をあらわす注連縄を飾ることで、家が神さまを迎えるにふさわしい清らかな場所となっていることを示します。また、不浄なものを家に入れない結界の役割も担っています。
・鏡餅…丸くて平たいお餅は、神さまの依り代としても崇(あが)められてきた鏡を模したもの。年神様へのお供えです。
【浅草仲見世記念日】
1885(明治18)年の今日、東京・浅草寺門前の商店街がリニューアルオープンしたことを記念して制定。
ー旬の行事ー
【餅つき】
あちこちで餅つきがはじまりました。
真っ白な湯気が立つ中、杵を振り下げて餅を搗(つ)きます。
「フクを搗くと縁起が悪い」という語呂から、餅は29日にはついてはいけないと言われています。
【我が家を手に入れるための3つのポイント】[専門知識拝借〈3〉]
前回は「専門知識拝借」シリーズ第2回目、 【家を購入するタイミング】[専門知識拝借〈2〉]
https://heiwadai.jp/ienokounyuu/
というタイトルでお送りしました。
(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は[専門知識拝借シリーズ]第3回【我が家を手に入れるための3つのポイント】[専門知識拝借〈3〉] についてお伝えしたいと思います。
【①自宅の取得にかかるお金のすべて】
1.買取住宅資金のつくり方
●「借入金は極力少なく抑え、返済期間はできるだけ短く」が原則です。
何歳までに家を建てるという人生設計計画を立て、それに向けて貯金を始めることをお奨めします。勤務先の企業に住宅財形があれば、天引き貯金がお奨めです。
住宅取得費用の20~30%の頭金が用意できれば借入金が少なくてすむために、総返済額が大きく変わってきます。結果、憧れていた土地やワンランク上の物件を選ぶことも可能となってきます。
それは別にしたとしても、住宅取得に必要な建築確認申請や住宅ローンを借りる際の手数料、建築工事費の一部の支払いや登記費用など、住宅完成後の住宅ローンが下りる前に支払わなければならない費用にあてることができ、安心です。
親から資金を援助してもらう場合は、一定額までは贈与税もかかりませんし今は相続時精算課税制度もあります。僅かでも援助してもらうことによって、借入金を減らすことができれば、総返済額の減少幅が、さらに大きくなります。
ローンの借入額、返済期間、返済方法などによって、月々の返済額の概算はすぐに趣味レーションできますので、遠慮なく営業担当者や住宅ローンを扱っている金融機関にご相談ください。
不動産取得税や住宅ローン減税など、住宅取得に関する諸費用の減税制度は期限付きのものも少なくないので、時期を逃さずうまく利用できれば、住宅取得に掛かる総費用を減らすことが可能となります。
【親などから贈与を受けた場合の特例を上手に利用する】
調査によると、「頭気をどうやって工面しましたか?」という質問に対し、
- ①給料やボーナスを貯蓄(57.1%)
- ②親からの援助(36.7%)
- ③保険を解約、または前に住んでいた家を売却(6.2%)などとなっています。
高齢化が進む今、親からの援助を得られる人は少なくなりつつあるようですが、住宅取得の場合はさまざまな特例もあり、住宅ローンの借り入れ額が減らすことが可能です。
相続時精算課税制度は、贈与者は65歳以上の親、受贈者は20歳以上の子である推定相続人など細かな規定もあり、見直しされる場合があるので、必ず正確な最新情報をネットで調べるか、営業担当者に尋ねるなどをお奨めします。
2024年 非課税の金額 1000万円 →2026年まで延長