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【光と風を感じるサニタリーは、バルコや庭と隣接させていみる![サニタリー3]】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

処暑 末候 禾乃登る(こくものみのる)

国民栄誉賞

「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」(国民栄誉賞表彰規程より)に授与される国民栄誉賞の第1号は、世界の通算ホームラン記録を塗り替えた王貞治さん。

1977(昭和52)年の9月5日、授与式が行われました。以来、これまで個人26名・1団体(なでしこジャバン)が受賞しています。

 受賞者の職種は歌手(美空ひばりさん、藤山一郎さん)や役者(渥美清(あつみきよし)さん、森光子さん、森繁久彌(もりしげひさや)さん)漫画家(長谷川町子さん)など多岐にわたりますが、スポーツ選手が多いのが特徴です。

山下泰裕さん、高橋尚子さん、吉田沙保里さん、羽生結弦さんなど、名前を見ただけでも当時の熱気が蘇ります。

次なる受賞者はどんな偉業で私たちを勇気づけてくれるのか、楽しみに待ちたいですね。

・今日をたのしむ
【国民栄誉賞の日】

 王貞治さんの受賞を記念して、9月5日に制定されました。ちなみに王さんが世界記録を塗り替えた9月3日は、「ホームラン記念日」となっています。

【石炭の日】

石炭への理解・関心を深め、エネルギー源としての石炭を広く知ってもらうために制定されました。日付は「クリーン(9)・コール(5)』の語呂合わせから。

【光と風を感じるサニタリーは、バルコや庭と隣接させていみる![サニタリー3]】

前回は『サニタリー』編の【その位置と生活スタイルを考え直してみる![サニタリー2]】をお伝えしました。 (青字のタイトルをタップすると記事に飛びます)

今回はサニタリー編初回の復習と【光と風を感じるサニタリーは、バルコや庭と隣接させてみる![サニタリー3]】をお伝えさせていただきます。

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前回の復習

【快適なサニタリーづくりのポイント】

快適なサニタリー

①以前の洗濯機は当初、家の外に置いて使うのが一般的でした。ところが水漏れの心配がほとんどなくなった現在の住宅は、家のどこにでも洗濯機を置けるようになりました。洗濯機をキッチンの近くに置くことで、脱衣室には新しい収納空間を生み出すことができます。

②バルコニー、庭などの外部空間近くや、日当たり・風通しの良いところに配置すると使い易く、気持ちの良い空間となります。

③洗面スペースをベッドルーム内やリビング近くに設置すると、寝る前の歯磨きやちょっとした手洗いに便利です。

④脱衣室のタオル・バスタオル類の収納には、奥行30cm(狭小の場合20cmでも)程度の収納が最適です。

⑤サニタリー全体の面積を広げて、カウンター・壁面収納を設けることで、収納空間が格段に充実、使い易くなります。

使い易さ抜群サニタリー

【専門家からのadvice】

サニタリースペースは、身体や衣服をきれいにしたり、身支度を整えたり、とにかく多機能な空間です。使用する人の立場を考えたら、家の中の位置や明るさまで考えたいところです。そもそも“洗面・脱衣・洗濯・入浴”の場を水廻りだからと、ひとつにまとめていいのか、改めて見直す必要があるのではないでしょうか。

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①一般的には“洗面・脱衣・洗濯”が一括(ひとくく)りになっていますが、バラシて他の部屋と組み合わせると自由度が増しますので考えてみましょう。

②タオルやピンチハンガー、洗剤類・シャンプーの買い置きなど、収納するものは多種多様です。用途別の収納スペースが確保できるとベストです。

③サニタリーの多くは3/4坪~一坪程度の広さです。ただし、いつも思うのですが洗面化粧台や洗濯機などを置くことを考えると、もうひとまわり大きいスペースがほしいところです。

【光と風を感じるサニタリーはバルコニーや庭と隣接させて利用】

サニタリーは家族のみんなが使い、また、意外にも長い時間を過ごします。ひとり、ひとりがそれぞれ利用している時間は短くても、家族全員が何度も使用している累積時間は思っているよりはるかに長い時間になります。

なので、この最も長い時間使われている空間をもう少し家の中でも良い場所に配置することはできないものでしょうか?住まいづくりではサニタリーは後回しにされてしまいがちです。なくてはならない場所なのに…

たまにはサニタリーの優先順位を一番最初にしてみると、違う面が見えてくるかもしれません。

例えば、思い切って家の南や東南など、日のよく当たる場所に配置してみるのはいかがでしょうか。朝日の差し込む中で、朝の身支度ができたら、こんなに気持ち良く出かけられることはないと思いませんか。庭やバルコニーなど、外部空間と繋(つな)げるのもたいへん効果的です。

バルコニーやテラス、庭などと近い位置にあれば、洗濯物を干すのも大変楽になります。また、子どもたちが水遊び、泥遊びをしてもすぐに流せるので思いっきり遊ぶこともできます。

その上さらに、通風も考えた設計をすれば、きっとおそらく光と風を感じられる現代的なサニタリーになること間違いなしだと思いませんか。

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バルコニーから光と風 

 

 

①家全体で見てみると配置としては北側に位置しますが、バルコニーに面した南向きの窓になっています。(ただし春先、秋から冬にかけては、明るく暖かい最高の浴室といえますが、夏の季節は庇もなく、直射日光がまともに飛び込んできますので、灼熱地獄となりかねません。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【南向きの浴室に接したサニタリー(水廻り)】

このサニタリーはダイニングのテラスサッシ(窓)を通して多くの光を取り込めるため、大変明るい空間です。また、キッチンに近いのも特徴で、家事動線が一気に短縮されるよう工夫されています。

バルコニーから光と風を取り込む

②浴室のガラスドアを通して、明るい日がそそぐ洗面スペース。

 

③洗濯物もすぐに干せる位置関係

 

 

サニタリーがたとえ北側だったとしても、バルコニーやテラスを利用して計画することによって、明かりと風のスペースと化します。

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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