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収納スペースは“洗面・脱衣・洗濯”に適したモノを[サニタリー6]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
霜降(そうこう)初候 【山茶始めて開く】
十日夜(とおかんや)
旧暦10月10日の夜は、「十日夜」。東日本にはこの夜に田の神さまが山に戻るという言い伝えが残る地域が多く、
感謝を込めて、収穫祭を営みます。現在は旧暦ではなく、新暦の11月10日に行うところも多いようです。
十日夜の主役は子どもたち。藁を束ねてつくった「藁鉄砲」をもって地域の家々を回り、門前や玄関前の地面を突きます。
これは、モグラ除(よ)けのおまじない。地域によっては囃子(はやし)唄を口ずさむ場合もあります。
そして子どもたちにはお礼としてお菓子を配ります。
また、十日夜を「大根の年寄り」と呼ぶ地域もあります。
十日夜は大根が生長する大切な夜であるため、大根を抜いたり、食べたりしてはいけないのだとか。
それを知ってから、11月10日に大根を食べるのがなんとなくためらわれるのです。
・今日をたのしむ
【十日夜(とおかんや)】
十五夜(旧暦8月15日)や十三夜(旧暦9月13日)同様、十日夜(とおかんや)にお月見をする風習もあります。
【エレベーターの日】
1890(明治23)年の今日、東京・浅草の12階建てビル「凌雲閣(りょううんかく)」で日本初の電動式エレベーターを公開しました。
【トイレの日】
11月10日で「いいトイレ」の語呂合わせ。
【いい友の日】
こちらも語呂合わせで制定。大切な友だちとの絆を見つめ直す1日です。
【収納スペースは“洗面・脱衣・洗濯”に適したモノを[サニタリー6]】
前回は『洗面空間は寝室やリビング近くが使い易い[サニタリー5]https://heiwadai.jp/sanitary-5/ (青字のタイトルをタップすると記事に飛びます)
今回はサニタリー編の最終回第6回【収納スペースは“洗面・脱衣・洗濯”に適したモノを[サニタリー6]】をお伝えさせていただきます。
今回は前回のお浚(さら)いなしでお伝えさせていただきます。
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【たとえ狭くても機能が盛りだくさんなサニタリー】
みなさんはサニタリーという場所に1日あたり何回くらい訪れるでしょう?洗面、歯磨き、手洗い、入浴、化粧などの身支度……家族数人が日に何度も使うとなると相当な回数になることは数えなくても分かるはずです。
サニタリーは兎にも角にも複合的な機能をもつ多目的スペース。それに伴い、さぞ収納も充実しているかと思いきや、意外とそうでもないのが実情なのです。1坪(およそ畳2帖分)程度では面積的に不足の感があるのは否めませんが、本来は複合的な機能それぞれに適した収納スペースがあっていいはずです。
サニタリーは、3つの使い方を想定した収納スペースを用意してあげることで驚くほどスッキリさせることが可能なのです。
【快適度を極めるには、3用途に合せた収納スペースを設けること】
[①洗面スペースの収納]
洗面には石けん、タオル、歯磨きやコップ、場合によってはうがい薬などの薬品や備品が必要です。整髪には櫛(くし)やブラシ、ドライヤー、整髪料が必要になります。また、男性には、その他髭剃りの類(たぐい)も必要だと思います。
毎日使うものですから、洗面台のまわりにごちゃごちゃと出てしまうことも多いのではないでしょうか。洗面スペースの収納としては、おもに洗面台廻(まわ)りとなります。洗面台の奥行きは、洗面ボウルの大きさから自(おの)ずと決まってきますが、概して50~60㎝の奥行きになります。
洗面ボウルの下部を収納とするにはこの奥行きは深すぎて中途半場なので、引き出し式にしておくと使い勝手もよく、デザイン的にもスッキリしますのでお奨めです。洗面台正面の鏡のある部分やその周辺は、モノがいくつも重なると使いにくくなるので整髪料などが入る15㎝前後の薄い収納が、使いやすく適しているのでお奨めです。
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【洗面廻りの収納ポイント】
規制の洗面化粧台を設置するだけで安心するなかれ。「洗面脱衣洗濯室」の機能を考えると、タオルの収納スペースは勿論(もちろん)のこと、掃除道具をしまうところも確保しなければなりません。ちなみにですが、奥行きのある洗面ボウル下には引き出しが似合います。上部は奥行きの薄い収納が間違いなく似合っているのです。
①左上 小物収納(鏡付き)は奥行きは小さく浅くが鉄則。
②右上 こんな下がり壁などの隙間(すきま)にも収納空間が確保できないかを考えましょう。
③左下 奥行きのある収納は引き出し式が中のモノを取り易く、もっとも使い易いのでお奨めです。