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No.35 失敗は成功の母?(2007.8.28)
こんにちは、「夜明けのMacky」こと阿部正昭です。
いつも偉そうなことを書いている私ですが、先日とんでもない失敗をしてしまいました。
初心者マークを付けたばかりの運転者がバックで右に曲がろうとしながら、左にハンドルを切ってしまうようなミスでした。
恥かしくて、その日は一日中憂鬱な気分に苛まれてしまいました。
どんなことをしたのかですって?
それは、恥かしくてとても言えません。
普段、偉そうなことばかり言っているのだから、失敗談も書かなければズルイですって?
確かに言われてみればその通りです。
やはり、書かなければなりませんね。
恥を偲んで…。
それはトイレの改装工事でした。
便器を交換して、壁紙と床のクッションフロアーを張替え、建具の交換までを朝から始めて夕方には終了させるという工事でした。
トイレが狭いので広く使える方法はないか?とのお施主様のご要望でした。
貯水槽のないタンクレストイレならば、便器は小さくなるのに便座(座る面)は大きくゆったりしています。
その上トイレの掃除がいろんな面でし易く、トイレは狭くてもあまり苦になりません。
便器に手洗いがつけられませんが、近くに洗面所がありました。
手を洗うのはそちらの洗面所を使うということで問題は解決し、タンクレストイレに交換することになりました。
ところが、私の中では問題は解決されていませんでした。
それは、トイレの中に手洗がないということは、そこでは手を洗わないということです。
そんなことは誰でもわかるよですって?
そうなのです。
誰でもわかることなのに、いつもの癖で便器を注文する際ペーパーホルダー(紙巻き器)とタオルリング(タオル掛)を手配してしまいました。
しかもクロスを張り替えてタオルリングを取り付けるまで気が付きませんでした。
クロス職人は、”手洗いの付いていない便器”がまだ付いていませんし、タオルリングが搬入されているので、当たり前のように以前タオル掛が付いていた場所に当然取り付けてしまいました。
気が付いたときには後の祭、壁にビスの穴が開いていました。
そこで、穴の開いてしまったクロスを張り直そうとすると、お客様は「こんなにキレイで便利になったのだからタオルリングをそのまま付けてくれればいい」というのです。
このままでは役に立つことの無いタオルリングはあまりにも空しいし、可哀想でした。
そこで、何かないかとお店をふらついていましたら、ちょうどいい消臭ポプリを入れられるぬいぐるみを見つけました。
早速付けさせて頂きましたところ、お客様は大変感激されて、逆に間違えてもらって良かったとお礼を言われてしまいました。(けっして皮肉をこめたお礼ではなかったと思いますが…)
最悪と嬉しさの数日でした…
それでは、健康な我が家をめざして…
(2007年8月28日のメルマガより)