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住宅購入「こんなはずじゃなかった」とならないために(第3回)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立秋(りっしゅう)末候 蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」
世界でいちばん短い詩
5・7・5の17音を定型とする俳句は、世界でもっとも短い詩です。
季節を示す「季語」を読み込むよう定められているところも大きな特徴でしょう。
季語は、季節の息吹を愛おしみ、慈(いつく)しんできた先人からの贈り物。手紙やメールで用いても、ぐっと彩が豊かになります。
季語を集めた『歳時記』はめくるたびに発見があり、四季の輪郭をいっそう身近に引き寄せてくれる一冊としてオススメです。
今日は8(は)月19(いく)日の語呂合わせで「俳句の日」。
あまり難しく考えず、まずは一句読んでみてはいかがでしょう。家族や友だちと発表しあってもたのしそうです。
・今日をたのしむ
【俳句の日】
正岡子規や高浜虚子(きょし)など、偉大なる俳人の出身地である“俳都”・愛媛県松山市では、毎年俳句の日近辺に「俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)」を開催。地方予選を突破した高校生たちが俳句の創作力と鑑賞力を競い合います。
【バイクの日】
こちらも語呂合わせで制定されました。オートバイに乗るたのしさや安全運転を呼びかける講習会を各地で行います。
自転車の日も必要ですね。あるのかな?なんせ、交通事故は圧倒的に自転車事故が多いのですからね。
・季節をたのしむ
【エダマメ】
十分に熟す前の大豆をサヤごと茹でていただくエダマメは、やはり「枝」つきのほうが新鮮で甘味が保たれています。
味が落ちやすいので、手に入れたらすぐに塩茹でにしましょう。
アルコールから肝臓を守るサポニンやメチオニンが含まれるため、この季節ならではの「ビールにエダマメ」は理に適(かな)ったベストコンビです。
ちなみに暦の上では秋となる今ごろが旬であるため、「枝豆」は秋の季語となっています。
【住宅購入「こんなはずじゃなかった」とならないために(第3回)】
前々回からのこのシリーズは、家を手に入れる上で、「高い買い物だったのに…」と後悔しないための3回目のお話をしていきたいと思います。
それには、井戸端会議のような女性目線で考えてみることが必要だと思っています。井戸端会議や女性サールクで知り合った、女性建築士や女性不動産販売員など、女性の建築関係、建築のプロに話を伺って、お話を進めさせていただきたいと思います。
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【展示場と日常生活の場では、後者はもっとモノがゴチャゴチャ、別物です。】
今あなたが生活している家にある品物の数を数えたことがありますか?玄関先には家族5人の靴がゴチャゴチャに置かれていたり、ベビーカーやサッカーボールが置きっぱなしになっていたりして、玄関ドアを開けるたびにガッカリしたり、ゲンナリしたり…。
リビングのソファには新聞や雑誌が起きっ放しになっていたり、取り込んだ洗濯物をたたんでいる時間がなく、そのままになっていたり…。
日常生活ではそんなことも意外に多いのではないでしょうか?実際には意外ではなく、そのほうが普通かもしれません。
また、いくら整理をしても、どんどん増えていく子どものおもちゃを放り込んだ箱が、リビングの一角どころか、大半を占領(笑)しているとか、キッチンの作業台の上に収納しきれなくなったキッチン用品が統一感なく並べられていることはないでしょうか?
実際に暮らす家は、最小限の家具でトータルコーディネートされたものではなく、必要に迫られて買い足した家具や道具が増えてしまい、色味やテイストが揃わないこともあって、雑然とした雰囲気を醸(かも)し出している、そんなことも十分考えられるでしょう。
せっかく家を建てるのであれば、これらの悩みを解消してくれるような広い収納スペースが欲しいと思いますよね。ですが、使うもの・使う場所を考えて収納スペースをプランニングしてゆかないとかえって使いづらいものになってしまいます。
また、どこに何が入っているか、主婦(夫)だけでなく、家族全員がひと目見て分かることも重要です。それが特に重要なことなのかもしれません。
モノに合わせて収納スペースを作ってしまうのが一番ですが、あれもこれもとなると意外にコストがバカにならないのも頭の痛いところです。
プロに頼む部分と自分でできる部分をうまく組み合わせることが必要であり現実的かもしれません。
また、収納を優先してしまうと、当然、そのスペース分だけ部屋が狭くなりますので、最低年に2回は収納物を入れ替えるつもりで、床下収納や屋根裏収納スペースを大きくとっておくと安心です。
ともっともなことをアドバイスしているように聞こえますが、床下収納や屋根裏収納は1度入れてしまうと、出し入れや入れ替えが大変なスペースでもあります。
次の大規模リフォームや建て替えまで一度も出さなかったなどということも後に発覚(笑)したりもします。あくまでも出し入れのし易さを考えて設けておくことをお奨めします。大きければいいというものでもありませので…。
モデルハウスのような、スッキリ・シンプルな暮らしを維持するのは至難の業といっても過言ではありません。家は長い目でライフプランを考え、家族全員の居心地の良さや暮らしやすさを実現したいものです。
たとえば、モノを出したままにしておけるバックスペース(ウォークインクローゼット・ウォークスルークローゼット等)を作る、来客のときには仕切れたり(間仕切り開閉壁)、隠したりできるようなスクリーン類の目隠しを設けるなどのひと工夫で、モノが片付かないイライラから開放されるかもしれませんので、ご家族の生活に合ったプランを考え実践してみることをお奨めします。
このシリーズでの次回(おおよそ3週間後くらいです。)は「家相や占い」についてお伝えさせていただきます。
それでは、今回はこの辺で…