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働く女性の味方は洗面室乾燥機[清潔で安全な浴室とトイレ⑥]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
寒露 末候 蟋蟀(きりぎりす)戸に在り
発明王と日本の竹
「電球を発明した人」はエジソンとされていますが、厳密には物理化学者・ジョゼフ・スワンが発明しました。
しかし、その点灯時間は40秒程度。点灯時間を延ばし、実用化したのがエジソンなのです。そしてその偉業を支えたのは日本のある植物でした。
点灯時間延長の鍵は、電球内部で光を放つフィラメントの素材にありました。
エジソンは6千種類もの素材をも用いて実験を重ねるなかで、竹がフィラメントに適していることを発見します。
彼は世界中に20人の竹ハンターを派遣しました。収集した竹の中で、平均千時間点灯というベストの結果を出したのが、石清水(いわしみず)八幡宮(京都府)周辺に生える竹でした。
次世代素材のセルロースが登場する十数年間、日本の竹によるフィラメントが世界を明るく照らしていたのです。
働く女性の味方は洗面室乾燥機[清潔で安全な浴室とトイレ⑥]
①図は洗面室などの天井に取付、洗濯物を干すのに使う昇降機能付き物干しです。物干しパイプは操作バーによって昇降できるため、使わないときは天井面まで上げておけばじゃまになりません。
洗面所が浴室と並んでいて、洗面脱衣室として使用されている場合は、浴室に換気乾燥暖房機を設置することにより、冬の寒い時期や梅雨時にも早く洗濯物を乾かすことにも繋がり大変便利なアイテムです。
ずっと、ずっと以前から日本では洗濯物は外に干すものという概念が長く続いてきました。晴れた昼間から「部屋干し」など考えられなかったのです。
「部屋干し」という言葉が浸透した昨今。日中出かける女性が増えたことや防犯的な問題などで、洗濯物を室内に干す機会が大変多くなりました。
そんな時代の流れもあるのか、働く女性にお奨めして大変喜ばれているのが「洗濯室用換気機能付き乾燥機+昇降機能付き物干し」のコラボレーションです。
洗面室乾燥機は、洗面室や脱衣室に取り付けて温風で乾燥させる天井露出付けや天井埋め込みタイプの乾燥機のことです。洗濯物を浴室に干すと、乾いて取り込むまでは入浴できないのがデメリットですが、洗面室なら、干したままでも支障がありません。
もちろん天井から洗濯物がぶら下がって、頭を下げながら洗面や脱衣行為をしなければならないのは鬱陶しいというか、邪魔になるのは否めませんが…。
ただし、換気機能付きタイプは外壁工事が必要なため、マンションには付けられないのが現状で残念なところです。
昇降機能付き物干しは、天井に取り付ける物干し金物のことです。普段は天井に張り付いている物干しパイプを、使用するときだけ降ろしてくるものです。
パイプの昇降は、着脱式の操作バー行うので大変簡単です。このほかにも、天井に取り付けた吊り輪状の器具に、物干し竿を通すタイプのものもあります。
ただし、これらを取り付けるには天井下地補強が必要となります。洗濯物は思いの外、重量があります。ましてや洗濯機で脱水をした生乾き状態では結構な重量となります。
※朝、洗濯物を洗面脱衣室に干し乾燥機のタイマーを掛けて出かければ、帰ってきたころにはカラッカラです。湿気がこもりやすい洗面室自体も乾くので、とくに働く女性や子育て中の人には何といっても喜ばれるので、お奨めです。