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【どちらが得か?流し洗いと溜め洗い〈水を使い倒す④〉】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

白露(はくろ)次候 鶺鴒鳴く(せきれいなく)

「嫁に食わすな」

漬物や炒め物など食卓で大活躍するナスの露地(ろじ)物は、7~9月にかけて出回ります。

ナスはインド原産で暑さに強いものの、次々と実を成らせていると次第に収穫量が減っていくのだとか。

そこで真夏に枝や根を剪定(せんてい)し、結実しないようにします。やがて涼しくなる頃には再び花が咲き、実がなるように。
これが「嫁に食わすな」でお馴染みの秋ナスです。

秋ナスは身も皮も柔らかく旨味たっぷり。
先のことわざは、美味しいものを惜しむ意地悪から生まれたとする説と、体を冷やすとされるナスからお嫁さんを守る優しさが根底にあるとする説があるそうです。さて、真相はいかに。

・今日をたのしむ
【国産なす消費拡大の日】

毎月17日は「国産なす消費拡大の日」。「よいなす」の語呂合わせから生まれた「なすび記念日(4月17日)」とともに、国産ナスの消費拡大をPRしようと制定されました。

【モノレール開業記念日】

東京都・浜松町と羽田空港を結ぶ日本初の旅客用モノレールが開通したのは、1964(昭和39年)の今日のことでした。

【台風襲来の特異日】

「特異日」はある天気が高い確率であらわれる特定の日のこと。今日は枕崎台風や第二室戸台風など、強い台風が多く上陸している特異日です。

・季節をたのしむ
【エノコログサ】

道端や空き地など、日本中で見られるエノコログサは漢字にすると「狗尾草」。エノコ=狗=仔犬です。子犬の尻尾のような穂は今頃から大きく頭を垂らすように。フサフサの穂に思わず猫がじゃれつくことから、別名は「猫じょらし」。

【どちらが得か?流し洗いと溜め洗い〈水を使い倒す④〉】

前回は〈水の徹底利用シリーズ〉の第3話でした。今回は【水を使い倒す編、第4話】になります。

【流し洗いと溜め洗いはどちらが得か、考えてみよう】

[洗車のとき]

日本人ほど車をよく洗う民族は、まずいないといわれているようです。自動車を大切にする気持ちと、キレイにする心掛けは決して悪くありませんが、もう少し節水を意識したり考えてみることは大切です。

洗車する際、普通は散水栓のホースから水道水の流し洗をします。その場合、平均およそ240Lの水を使いますが、汲(く)み置きの水を使えば、およそ30Lで洗うことが可能となります。

洗車に使う水は、飲水のようにキレイでなくても良いのですから、雨水や浴槽の残り湯を有効に使うことを心掛けてみてください。

【水道水流し洗い】

①車はそんなにキレイにしなくても良いような気もしますが…

水道水流し洗い

【汲(く)み置き洗い】

汲み置き洗い

②240Lを水道代にすると25円~35円ですが、それをたかがとみるかどうかで、省エネ感覚は、まるで違ってきます。ちなみに汲み置き洗いの30Lを水道代に換算すると、5円~6円で済みます。

【食器を洗うとき】

あなたは食事の後片付けのときの食器などの洗い方はどうしていますか?ついつい、水道の蛇口をひねり、水を流しっぱなしで洗っているのではありませんか。

そうなのです。かくいう私もジャージャー水を流しながら、以前は洗っていました。すると、使用量はおよそ120L、ペットボトルに換算すると、およそ60本分にもなります。

それを溜(た)め洗いにすると、20Lの水で済みます。なんと6分の1の水量で洗うことができるのです。それに気がついてから、私も溜め置き洗いにしています。

しかも、小まめに蛇口を元に戻して、止めるようにしています。(尚且、洗剤は極力少なめに…)すると、10~15Lで十分に洗うことができるのです。

食器を洗うとき

 

①食器もそれぞれ食べ終わった順になどといわず、1度に洗うようにしています。

食器、溜め洗い

 

【顔を洗うとき】

1日の始まりは、顔を洗うことから始まります。私などは洗っても洗わなくても、どうでもよい顔なのですが、せめて清潔にはしておきなさいと言われます。

以前は、眠気覚ましにバシャバシャと目頭を中心に濡らす程度の洗い方で済ませていました。

家ではカラスの行水ならぬ「カラスの洗顔」と言われていますが、究極の節水洗顔だったような気もしています。

カラスの洗顔は別にしたとしても、洗顔のために水道の蛇口ををひねって30秒間流し放しにするだけで、最低水量はおよそ6Lです。
ところが、洗面器に栓をして水を溜めてから洗えばおよそ3L弱で済むものなのです。

流し洗い

 

②溜め置き洗顔は子どもの頃から習慣付けるのがコツです。

溜め置き洗顔

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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