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【節水は細かいことの積み重ねなのです。〈水を使い倒す⑤〉】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

白露(はくろ)次候 鶺鴒鳴く(せきれいなく)

「嫁に食わすな」

漬物や炒め物など食卓で大活躍するナスの露地(ろじ)物は、7~9月にかけて出回ります。

ナスはインド原産で暑さに強いものの、次々と実を成らせていると次第に収穫量が減っていくのだとか。

そこで真夏に枝や根を剪定(せんてい)し、結実しないようにします。やがて涼しくなる頃には再び花が咲き、実がなるように。
これが「嫁に食わすな」でお馴染みの秋ナスです。

秋ナスは身も皮も柔らかく旨味たっぷり。
先のことわざは、美味しいものを惜しむ意地悪から生まれたとする説と、体を冷やすとされるナスからお嫁さんを守る優しさが根底にあるとする説があるそうです。さて、真相はいかに。

・今日をたのしむ
【国産なす消費拡大の日】

毎月17日は「国産なす消費拡大の日」。「よいなす」の語呂合わせから生まれた「なすび記念日(4月17日)」とともに、国産ナスの消費拡大をPRしようと制定されました。

【モノレール開業記念日】

東京都・浜松町と羽田空港を結ぶ日本初の旅客用モノレールが開通したのは、1964(昭和39年)の今日のことでした。

【台風襲来の特異日】

「特異日」はある天気が高い確率であらわれる特定の日のこと。今日は枕崎台風や第二室戸台風など、強い台風が多く上陸している特異日です。

・季節をたのしむ
【エノコログサ】

道端や空き地など、日本中で見られるエノコログサは漢字にすると「狗尾草」。エノコ=狗=仔犬です。子犬の尻尾のような穂は今頃から大きく頭を垂らすように。フサフサの穂に思わず猫がじゃれつくことから、別名は「猫じょらし」。

【節水は細かいことの積み重ねなのです。〈水を使い倒す⑤〉】

前回は〈水の徹底利用シリーズ〉の第4話でした。今回は【水を使い倒す編、第5話】になります。

【夏と冬のお風呂の沸かし方は違います】

これは水を浴槽に溜めてから沸かす方式のお風呂に限る方法です。全自動湯沸かし器のような、スイッチポンで勝手にお湯を張って、丁度いいところまで、お湯が入ったらメロディーで教えてくれるタイプの最近のお風呂ではありません。

浴槽に水を溜めてから沸かすタイプのお風呂では、夏の暑い時期は、朝水を張っておき、よる湯沸かしのスイッチを入れると結構エネルギーの節約になります。

一方、冬の寒い時期は湯沸かしの直前に水を浴槽に張り、湯沸かしをします。井戸水ほどではありませんが水道水は大抵地下を通っているために、冬でも気温ほど水道水は冷たくありません。

「ウソ-ッ、冬の水道水も冷たいよー」という方もいらっしゃると思いますが、私もそうなので無理もないと思います。ところが、実際に温度を計ってみると、外気温が、5℃のときに、10℃近くはあるのです。

ですから、水を張った後、すぐに沸かしたほうがいいのです。ただし、実際には浴室が寒いといっても、外気温ほど寒くはないので、当然、すぐには、ほとんど水温は変わりません。

でも、少しは違うかもしれません。反対に夏の暑い時期は水温よりも気温のほうが大分高くなるため、できるだけ長い間気温にさらして水温を上げてから湯沸かしをしたほうがエネルギーの節約になるのです。(ほんの微々たるものですが、あくまでも、節約は細かいことの積み重ねですから…)

①夏は暑い気温で水温を上げておいてから、沸かします。

夏季の沸かし方

○夏季のお風呂の沸かし方

②冬は水温が気温よりも暖かいため、そのまま湯沸かし器に通し、追い焚きします。

 

冬季の沸かし方

○冬季のお風呂の沸かし方

【お湯は、必要な分だけ沸かすようにしましょう】

さて、あなたはお茶を淹(い)れる、お湯を沸かす際に、適当な量の水をやかんに入れてコンロに掛けてはいませんか。おそらく、大抵の方は、そうしていると思います。

ところが、そうすると必ずいくらかのお湯が残ってしまいます。やはりそれでは無駄というものです。必要な必要な湯の量を器で測ってからやかんに入れて沸かせば、無駄な残り湯が出ず光熱費の節約になります。

これを、日本中の1億3千万人(4千万世帯)がやるようにしたら、日本のエネルギー問題の大部分は解消されるかもしれません。(ちょっと、大袈裟ですか…!?

 

お湯が残らないよう沸かす

【お湯が残らないようにします】
【正直なところ…】

私が言うものなんなんですが、正直なところ…上記の省エネ対策を生真面目に実行している独身男がいたとしたら、それこそ変わりモノと気持ちワルがられ、嫁さんのキテはないだろうと思います。

これらの節約のアイデアが実行できているかどうかは別として、少しでもエネルギーがいかに大切か、またほとんどの人が実行しなかったらどうなるか?!と節約をより多くの人でやったらどんな世界が待っているかの意識を育(はぐく)む考え方と捉えてくいただければと思います。

【節水は細かいことの積み重ねと考える】

[シングルレバー水栓の使い方の注意]

貯湯式の湯沸かし器を使用している家庭は少なくありませんが、蛇口がシングルレバーの混合栓で、この貯湯式の給水を使用している場合に、なにより注意しなければならないことがあります。

水を使用する際には、しっかりと水の出る方向にレバーをロックして使うことを心掛けてください。少しでも、お湯の出る方向にレバーが移動していると、確かに僅かですが貯湯タンクから湯が水に混じって出てきてしまうのです。

どういくことかというと、エネルギーを垂れ流していることなのです。僅かとはいえ、毎日のこととなるとバカになりません。しかも1億3千万人が誰しもやっているとしたら…

①シングルレバーは中途半端な位置にしてはいけません。

半端✖無い

 

水が出ていると思って使用していてもレバーが少しでも左方向にずれていると湯沸かし器が作動して、当然ながら電気やガスなどの燃料は知らぬ間に無駄に消費されることになってしまいます。

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②汚物が便器にしがみつかないよう、水などで潤滑にしておきます。

しがみつかない方法

 

③乾いている便器の表面では、汚物がしがみつきやすいのです。

なんとか、しがみつける

 

【便器汚れ防止策】

用を足した後便器が汚れ、汚れを落とすためにたくさんの水を流した経験をもっている人は少なくないはずです。それを防ぐためには、用を足す前に、ちょっとだけ水を流しておきます。

もちろん、スプレーボトルに水などの潤滑剤を入れておいてトイレに置いておいても構いません。とにかく便器を濡らしておくと汚物が付きにくくなるからなのです。

ほんの、ちょっとした工夫で、後から大量の水を使わなくて済むというわけなのです。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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