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【リフォームを安くあげるコツは纏(まと)めること】(400万円でどこまで可能か③)

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

大寒 次候 水沢腹(みずさわあつ)く堅(かた)し

文化財防火デー

1949(昭和24)年一月二十六日、壁画の模写作業を行なっていた法隆寺金堂(奈良県)で火災が起きました。

釈迦如来、薬師如来、さまざまな菩薩を題材に描かれた壁画は焼損(しょうそん)。

7世期末の制作という歴史的価値と高い芸術性により、世界の注目も集めていた壁画の色彩は失われてしまいました。

これを機に制定されたのが、文化財保護法、そして「文化財防火デー」です。

長い歴史のなかで生まれ、伝えられてきた文化財を守るため、寺院や博物館などでは防火演習を行います。

法隆寺金堂の出火原因は、はっきりとしていません。漏電や電気器具のスイッチの切り忘れ、ヒーターの加熱など、さまざまな説が報道されました。

どれもが、日ごろの注意で予防できるものばかり。空気が乾燥する時季だからこそ、自宅の防火もしっかりとしないといけないですね。

「文化財保護法」などができたのに、沖縄の首里城を護れなかったよね。いつの時代にも「油断大敵」の言葉を忘れてはいけませんね。

・今日をたのしむ
【若草山の山焼き】

同じ「火」でも、こちらは風物詩。古都に早春を告げる若草山(奈良県)の山焼きは、一月第四土曜日の開催。若草山の枯れ芝に火を放ち、夜空を焦します。諸説ありますが、江戸時代に先人の慰霊のために芝を燃やしたのが始まりとも。

・季節をたのしむ
【ちぢみホウレンソウ】

 あえて寒さに晒して栽培したホウレンソウ。凍結を防ぐために葉が縮まり、水分が減り、糖分や栄養が増えています。

【リフォームを安くあげるコツは纏(まと)めること】(400万円でどこまで可能か③)

前回ブログ→ 【予算に合わせて優先順位を決める方法】(400万円でどこまで可能か②) https://heiwadai.jp/yuusennjunni/       のお話をお伝えしました。(青字のタイトルタップするだけで前回記事に飛びます。なので、よかったらお読みください。

今回は【リフォームを安くあげるコツは纏(まと)めること】(400万円でどこまで可能か③)という内容でお伝えしたいと思います。

【安くあげるコツは上手に纏(まと)めること】

設備関係や配管の工事が絡(から)むときは、設備ごとに上手にまとめるほうが安くなる場合が一般的なのです。キッチンやリビングルーム、バス・トイレというように場所ごとに分けるより、水廻り、電気関係、ガス関係というように、工事ごとに分けて考えると得だということになります。

たとえば、最近はリビングルームの床暖房が人気の設備です。床暖房は、エアコンやファン・ヒーターなどの空気暖房と違って埃(ほこり)を巻き上げないので空気を汚しませんし、お肌も乾燥させません。

邪魔になるものがない床暖房のある部屋

邪魔になるものがない床暖房のある部屋

その上置く場所を選びませんので邪魔にならず、機器の掃除の必要もなく、いいことずくめなのです。老後を考えても、安全で健康的な暮らしができるわけです。

ところでこの床暖房には、電熱式とガス給湯式があります。ガス式の場合、最初から「リビングルームの床暖房」と決めつけてしまうのは、あまり経済的ではありません。設備工事費が割高になってしまうのです。

ガス式の床暖房では、専用のボイラーで湯を沸かし、その湯を床下に張り巡らせた管に通して暖房します。そのため、新しいボイラーを設置し、床下に配管しなければなりません。せっかくボイラーを取り付けるなら、他にも使わない手はないでしょう。

老後の生活のことも考えるなら、リビングだけでなく廊下や和室も床暖房にするほうがお奨めです。

暖炉も輻射熱暖房

ついでに浴室も床暖房にすれば、より快適です。浴室は、お年寄りにとってきわめて危険な場所です。床や壁が冷たいタイル張りのため、底冷えする夜に、裸になって風呂場に入ったとたん、心臓麻痺を起こして倒れたーという事故もけっして少なくありません。

その点床暖房なら、あらかじめ浴室全体を温めておくことができますし、昼間は浴室乾燥にして洗濯物を干すことも可能なのです。浴室乾燥は単体で取り付けますと、ボイラーの設置や配管工事が必要となり、割高になってしまいます。(ボイラーを使わない方法もありますが、それはまたの機会にお話させていただきます)

ですが、リビングルームの床暖房といっしょに工事をすれば割安で納めることができます。「水廻りは別」などと思い込んで、最初からリビングルームと浴室を分けて考えると、安くあげるチャンスを見逃すことになってしまうのです。

いろいろ考えても、やはりワンポイントの床暖房でいいという場合は、電熱式の方が割安ではあります。(ただし、ここでいう電熱式床暖房を勘違いされやすいのですが、電気で直接床を温める方式のものはやめておいたほうがいいと思います。リビングなどの広めの部屋を施工する場合、温まり難いし電気代コストもバカになりません。)

ちなみに、私が最も優れていると思う床暖房は「遠赤外線床暖房」というものです。詳しくは、このブログのHPで紹介しておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。(↗青字の「遠赤外線床暖房」をタップすると記事に飛びます。よかったらご覧になってください)

結局、基本的にはあれこれバラバラに手を付けるのがもっとも損であり、割高になるということになります。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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