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要注意!主寝室にダブルベッドしか置けない!!【主寝室・子ども室CASE 1】
今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
夏至 次候 菖蒲華さく
雨合羽の由来
梅雨の時期のなかでも、とりわけ今日の6月28日は、雨の降る確率が高い日で、雨の特異日と呼ばれているそうです。
統計どおり、今日は明け方から冷たい風が降り続いていますね。
そんな天気ばかり続くと気分が鬱陶しくなることもあるかもしれません。
でもお気に入りの傘やレインブーツや、レインコートがあるだけで、ずいぶん気分が違ってくるものです。
雨の日のために買って用意してあっても、そんなときに限って雨あしは遠のいてしまうものです。
やっと雨が降ってくれるとそれは、それは、嬉しくてウキウキしてしまうくらいですよね。
ちなみに合羽の由来は、ポルトガル語のcapa(外衣のこと)。
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪の河童(かっぱ)が由来ではないようです…。
河童が由来のほうが、夢があって良かったと思いませんか?でも驚きです。
合羽の由来が、天麩羅と同じポルトガルのcapaが由来だったとは思いませんでした。
考えてみれば、コンペイトウもそうですよね。もっとよく調べてみると意外に面白いかも…。
もうひとつ、ちなみに、桐油を塗って雨をはじく和紙製の合羽があったのですが、折り畳んで持ち歩ける旅の必需品だったそうです。
要注意!主寝室にダブルベッドしか置けない!!【寝室CASE 1
今回は、再び、お母さん同士の二人連れのお客さんが相談にやってきました。今回はどんな相談事を持ってくるのか愉しみです。
m(ママ1)主寝室のベッドはどんなの使ってるの?
F(ママ2)うちの寝室では、私はシングルベッドで、主人はセミダブルなんだけど。それを並べて使ってるよ。子どもも間で寝ているの。
m うちは、シングルベッド2台をナイトテーブルを挟んで置いて使ってるよ。
F 間取りPLAN Aはどうなんだろう?ダブルベッドでしてあるけど、ダブルベッドを使っている人って若いご夫婦とかが多いのかなぁ。
【間取りPLAN A】
①ダブルベッドがいっぱいで、ウォーク・イン・クローゼット(WIC)に出入りできなくなるので、ナイトテーブルなども置くことができない。
②書斎が独立しているのは使いやすい。
③赤字 ダブルベッド以外配置できない。ウォーク・イン・クローゼット(WIC)への通路が狭くなるので壁に寄せなければならないが、壁につけると使いにくい。
④ベッドの周りに比べて、ここの空間は余っているが、その使い方の提案が示されていない。
【解決策・処方箋】
たとえ、ダブルであってもシングル2台を並べて使える空間で考えましょう。
ベッドの種類はいろいとあります。今現在あるものを使うのか、新たに購入するのか、ベッドのサイズ、置き方はどうするのかなどを確認してから計画する必要があります。
中でもダブルベッドは幅が約1.4mとシングルベッド2台(約2m)を並べるよりも省スペースで済む場合が多いため、狭いスペースを効率よく利用するには大変便利だと思います。
チラシの間取りにダブルベッドが多い理由は、一次取得者(初めて住宅を購入する人々)にダブルベッドを使用する割合が断然多いからなのです。
チラシの目的は、誰に何を売るかを明確に絞る必要があるので、不動産販売者の意図からはずれている消費者は対象にはなっていないということです。
主寝室は就寝空間(ベッド)、収納空間(クローゼット、ウォークインクローゼット)、ワークスペース(デスク、書斎)から構成されています。
なので、寝室を計画する際は、主な機能である就寝空間を充実させなくてはならないのです。
たとえ、現在は、ダブルベッドを使用していても、将来的にはベッドのサイズやレイアウトが変わる可能性があるのです。(赤)ダブルベッドしか置けないような計画はすべきではありません。敢えて言ってしまうと、まだ、ダブルベッドでないのであれば、購入は控えることをお薦めします。
大は小を兼ねるといいますが、この場合は、ダブルベッドのほうが潰しが効かない場合が圧倒的に多いからです。
間取りPLANAでは寝室の付帯スペースとして、ウォークインクローゼットと書斎を備えていますが、ダブルベッドが壁に密着されて配置されていますが、大変窮屈に感じてしまいます(ダブルベッドの両サイドは、ご夫婦各々がベッドに昇降しやすくするために(赤)最低で500mmあけることをお薦めします)。
その反面、ベッド下には余裕があるなどの、効率的な空間利用としてはアンバランスな印象を受けます。解決策・処方箋では寝室の重要な機能である就寝空間の充実を最優先に考え、最低でも(赤)シングルベッド2台分を無理なく使える広さを確保しました。
その分、収納スペース、ワークスペースに使える空間は狭くなりますが、通路幅を抑える(ベッド足下の通路幅は片側がベッドのため500mm取れればよしとしました)
(赤)動線の効率化を図るなどで、元のプランに比較すると収納量は増えて、同じサイズの机も置けるようになりました。
【間取りPLAN A】 解決策
①通路幅は最低でも500mmを確保
②(赤)ナイトテーブルを配置しても十分な就寝空間を確保
③出入りの動線を重複させてスペースを効率的に利用します。
④原案よりも多くの収納が可能となったウォークインクローゼット。書斎は狭くなったが、この広さでも家事等、多用途に使用可能。