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寝室 布団派をお薦めするのは、快眠を誘ってくれるから[暮し向き7]

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今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。

立春 次候 黄鴬睍睆く(うぐいすなく)

苗字制定記念日

苗字制定記念日

苗字制定記念日

「一」「東西南北」「四月朔日」「小鳥遊」、これらの苗字はなんと読むでしょう?

正解は「にのまえ」「よもひろ」「わたぬき」「たかなし」。なんとなく理由がわかるものもあれば、まったく想像が及ばないものも。

苗字制定記念日

20万とも30万ともいわれる日本の名字の豊かがさわかりますよね。₍ᐢ⸝⸝› ̫ ‹⸝⸝ᐢ₎
今日は苗字制定記念日。

1875(明治8)年の今日、誰しもが姓を名乗ることを義務づけられたことに由来しています。苗字は先人たちの残した貴重な足跡。苗字制定記念日

自分のルーツがどこにあるかを確認する、絶好の機会といえるかもしれませんね

そして、黄鶯(こうおう)とは鶯のこと。

黄鴬睍睆く(うぐいすなく)は七十二候で、立春の次候にあたる季節です。

春告鳥(はるつげどり)と呼ばれる鶯がなくころ。その時期は、およそ二月九日から十三日ごろまで。

かつては立春次侯を、梅花乃芳し(うめのはなかんばし)、といって梅の花の香りが芳しい季節としても親しまれていました。

泣き声ばかりで姿を見せない鶯は、まさに春を告げる声そのもののようですね。

寝室 布団派をお薦めするのは、快眠を誘ってくれるから[暮し向き7]

快眠を誘う 寝室

快眠を誘う 寝室 布団大好き派

布団を敷いて寝るか、ベッドに寝るか。寝室設計の一番の注目点です。まずは布団派のかたには畳敷きの部屋(寝室)をご提案します。

ところが、布団で寝るからといって必ずしも畳であるとは限りませんね。床板の上に直に布団を敷いて寝るのも実は結構いいものです。

私の場合は、基本的にイビキはかかないらしいのですが、ホテルなどのフカフカのベッドに寝ると、イビキをかいてしまうらしいのです。一方、畳の床に薄めの布団を一枚だけ敷いて寝ると、被るほうの布団の種類や枚数に限らず、イビキはほとんどかかないようです。

話は戻りますが、布団の下を床材で仕上げれば、床暖房も入れられます。また、布団を押入れに仕舞えば昼間は他のことに使えて便利なのは言うまでもありません。ベッドも十分快適ですし、それなりに利点はありますが、私は断然布団派の1人です。

ところで、今は夫婦の寝室であっても、何十年か後には同じ部屋を別の用途で使うことがあるかもしれません。年をとって階段の上り下りが辛くなったので、1階の部屋を寝室にする、あるいはまったく別の部屋として使うといったケースも考えられます。

なので、寝室のつくりは、できるだけ単純にシンプルにするのがお薦めです。

【大きさと配置】

ぐっすり、ゆっくり眠れて、当然、目覚めも爽やか!その上広さも十分の寝室が理想です。

寝室のサイズと布団の配置

寝室のサイズと布団の配置

夫婦単位では理想は8畳、最低6畳は必要となります。

夫婦の寝室と考えると、とりあえず6畳あれば、布団を二組並べて敷いてぴったりくっつければ、少し余裕があります。さらに、8畳の広さがあれば、ゆったりとした余裕となり理想的です。

朝の目覚めは太陽とともに

朝の目覚めの理想は太陽とともに

太陽とともに、朝の目覚めを!

なんといっても、薄暗いところで起きるより、目覚めた瞬間に朝日が目に入るほうが気持ちいいに決まってます。そのように考えると、家における寝室の位置は、当然「朝日があたる部屋」東側が最もむいています。また、東南の角なら申し分ないところです。もちろん、光が入る窓の設計も必要なのはいうまでもありません。

【布団好き派】

布団好き派の下記のような実例をヒントにして、最終的には、自分に合った寝室をつくりましょう。

布団大好き派の理想

布団大好き派の理想は通過動線をつける    

畳に通過動線

畳敷きの寝室の一部を板張りにして廊下として使用。昼間は子どもが走り回って遊んでも畳が傷みません。夜は目覚まし時計など小物類を置くヘッドボード代わりになります。

ただし、畳と畳の間に板張りを入れると、小さい畳がたくさんできてしまい、畳の制作費用は、割高になります。小畳の分、板張りの幅を多めに取り、板張りを壁側に寄せてしまってもいいかもしれません。

畳に通過動線 昼は歩行用

畳に通過動線 昼は歩行用

 ①昼は歩行用
        
         

②夜はヘッドボード代わり

夜はヘッドボード代わりに

夜はヘッドボード代わりに

小上がり3畳のベッド

四畳半に、小上がり三畳のベッド

四畳半に小上がり3畳のベッド

狭い四畳半の部屋でも、3畳の小上がりをベッド代わりにすればゆったりと二人寝ることができます。ベッドで寝ているような、布団で寝ているような不思議で面白い寝室空間になります。

無垢の床に床暖房

最高に気持ち良い、無垢の床に床暖房

板の間に床暖房でホッカポカ

無垢材の木の床に布団を敷いた寝室は最高に快適です。おそらく最強です。温水床暖房を入れれば、毛布だけでも寝られるくらい温かいです。
ただし、ただし、温水床暖房でも、一般的なものは、表面温度が60℃以上になることがありますので、低温火傷の危険があります。
遠赤外線床暖房なら、その心配もなくより、快適なのはいうまでもありません。

[ベッド派]

ベッド大好き派が参考にできる工夫は下記にまとめてみました。

ベッドのサイズ

【最初にベッドのサイズを選びます】

市販のベッドは一般的に、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングの5種類があります。ベッドの大きさによって部屋の広さや、ベッドから壁までの距離を決めます。

可動式ベッド

床を掃除しやすい可動式ベッド

【床を掃除しやすい可動式ベッド】

オリジナルのキャスター付き可動式ベッド。動かして掃除機をかけことができます。上に布団を敷いて寝るタイプで、高さは250mmと低めなので、床に寝ている感覚に近いかもしれません。

[布団をしまう押し入れは必ず必要です]

ベッド大好き派でも季節の布団をしまう収納は必要なのです。

布団をしまう押入は必須 

普通サイズ 

普通のサイズの押入

普通のサイズの押入

理想のサイズ

理想サイズの押入れ

 最低限のサイズ

最低限のサイズの押入れ

余裕があれば幅は9尺(2,730mm)にしたいところ

一般的なサイズは、幅が6尺(1,820mm)なのですが、三つ折りにした布団を2列入れるとギュウギュウになってしまいます。幅を9尺(2,730mm)にするとゆったりします。スペース上一列の場合は、幅は4尺(1,213mm)が理想です。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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