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高齢者の寝室はトイレは近く、壁紙は大胆に選ぶほうがいい!

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

寒露 次候 菊花開(きくのはなひら)く

九里四里(くりより)うまい十三里『焼いも』

多くの野菜は新鮮なものほど美味しさが際立ちますが、サツマイモは別。

収穫後、含まれるデンプンが時間をかけてブドウ糖や果糖に変化していくためです。

そろそろ、夏から初秋にかけて収穫・貯蔵され、甘味たっぷりに変身したサツマイモが出回ります。

サツマイモといえば、やはり焼き芋でうすよね。ホクホクの焼き芋は、江戸っ子たちの心もわし?(づか)みにしてきました。

関東でもサツマイモの栽培を行うようになった江戸時代後期から、江戸市中では焼き芋屋が大繁盛したといいます。

同じく秋の味覚である栗と比較して売り出した文句が「八里半」。「九里(栗)に近い」というわけです。

さらに、近いどころか超えているぞと登場したのは「九里(栗)四里(より)うまい十三里」。今でも「十三里」はサツマイモの別名となっています。

【サツマイモの日】

サツマイモの出回り期である10月別名の「十三里」にちなんだ13日を組み合わせて制定。

【豆の日】

豆を旧暦9月13日の「十三夜」にお供えすることにちなんで制定。旧暦では毎年日付が変わるため、1ヶ月遅れの新暦10月13日と定めました。

【お会式(えしき)】

今日は日蓮宗の開祖・日蓮の忌日。今日を中心に日蓮を偲(しの)んで修(しゅう)する法会(ほうえ)は「お会式」と呼びます。

高齢者の寝室はトイレは近く、壁紙は大胆に選ぶほうがいい!

前回のお話は、「寝室の風通し対策と照明&防音計画」

> https://heiwadai.jp/kajisitu/、についてお話をお伝えさせていただきました。(青字のタイトルをタップするとこのタイトルの記事に飛びます)

今回は、【高齢者の寝室はトイレは近く、壁紙は大胆に選ぶほうがいい!」というお題で、お話をさせていただきたいと思います。それでは、始めさせていただきます。

【寝室の壁紙は好きな色や柄だ大胆に遊んじゃいましょう】

寝室の目的は、何と言っても身体を休めるための場所ですよね。多くの人が、少なくとも1日の4分の1から多い人では3分の1以上を過ごす場所です。家はどの部屋でも外回りでも健康に害があってはなりません。そのなかでも、とくに寝室は健康は勿論のこと気持ちを穏やかに休めてくれる部屋でなければならない空間です。

壁紙材で私が自信を持ってお奨めしているのが、(太 紙クロス)です。湿気を調節してくれる、(太 呼吸する壁紙)です。雨の日は少しだけフワフワするような感じですが、晴れればピンと張るし、、(太 大変丈夫!)です。

最近のものは、極薄(ごくうす)くコーティングしてあるので、多少汚れても、固く絞った雑巾で軽くたたいたり、消しゴムで軽く擦(こす)れば、すぐに簡単に落ちてくれます。

寝室の壁紙の色や柄を選ぶときは、(太 できるだけ自由に、好きなものを)選ぶことをお奨めします。どんな大胆なものでもいいと思っています。基本的にはプライベートな場所ですし、好きなものは不思議と飽きないものですから…。

ちなみに私が最も好きな色は木なり色です。細かく再生されたウッドチップが紙を溶かしたものに混ぜて固めてありますので、うっすらと淡い木なり色ですので、そのまま使うのが、いちばんいいと思っています。(壁紙:オガファーザー〈ウッドチップクロス:ドイツインポート)

あるご夫婦は、子どもたちが独立したのをきっかけに、晴れて夫婦別室にへのリフォームを決断されました。それぞれに好きな内装コーディネイトを愉しむべく、ショールームへ出かけました。

実はこのご夫婦、趣味がまったく異なるため、選ぶクロスも正反対でした。ご主人は、今まで木なり色の素地であった壁紙(オガファーザー)をリニューアルするべく木なりの素地でシンプルで暖かみのある雰囲気に。

奥さまは、やはり壁紙(オガファーザー)を張り、その上に紫色の天然塗料でコーディネイトをご希望されました。ショールームへは私も同行したのですが、ご夫婦、お二人が生き生きと愉しみながら選ばれている姿を見て、私の方も大変嬉(うれ)しくなったことをつい最近のことのように覚えています。

【トイレに直接行けることが何より優先!高齢者の寝室】

リフォーム前

一方向動線

リフォーム後

2方向回遊動線

寝室の隣にトイレがあったものの、直接出入りできず不便で仕方なかったS様邸。大規模減築リフォーム(今風だとリノベーション)で和室の寝室を洋室に替えて押し入れをなくし、トイレを手洗い付きrの広いものにリフォーム。玄関に繋がる廊下からも、寝室からも直接入れる2方向回遊動線トイレにしました。

before&after

after&before

 

高齢者や身体の不自由な方の寝室では、トイレに近いことが何より絶対の条件となります。年齢が進めば進むほど、寄るトイレに起きることが明らかに多くなりますし、寒い冬に1人でトイレに行くのも、危険極まりないことです。

木造2階建て住宅に暮らす、Sさんの家では、リビングに隣接する和室にベッドを置き、夫婦の寝室にされていました。トイレは和室の隣にありましたが、間に押入れがあったため、1度寝室から冬の夜は冷え込む、寒い寒い廊下に出てからトイレに入らなければなりません。

身体が弱くリハビリ中の奥様にとっては、大変面倒でお辛い毎日のことでした。そこで、和室の押し入れを取っ払い、なくしてトイレスペースを介護にも十分に広さにして、手洗いも設置した広い空間へとリフォームしました。

当然ですが寝室からも直接出入りできるようにし、2(ツー)ウェイ動線のトイレにリフォームしました。

50年近く連れ添ったmさん、ご夫妻は、リフォームの際、寝室にあった床の間をご主人用のトイレにしました。さらにキッチンの横にあった元のトイレを奥様用にと2つのトイレをつくりました。ご主人用のトイレは、寝室から直接入れるトイレスタイルです。

夫婦というのは不思議なもので、一緒に暮らしていると、行動やトイレのタイミングも似てくるものだそうです。なかには顔まで似て、そっくりというご夫婦までいらっしゃいます。余計なことですが…

2人暮らしならトイレはひとつで十分、と思いがちですし、1人ひとつずつのトイレなんてもったいないし、無駄だと捕らわれ勝ちですが、2つにしたことでぐんと暮らし易くなり、便通も良くなったと…先日悦びのご報告をいただきました。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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