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【自分の身体はどこでも自分だけの「ものさし」】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立秋(りっしゅう)末候 蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」
夏のイチゴ
イチゴは一般的に12月~5月ごろが出回り期。それ以外の時季はなかなかお目にかかれません。
しかし、ケーキ屋さんのショーウィンドウには、一年中イチゴのショートケーキが並んでいますよね。
これは「夏イチゴ」とも呼ばれる、夏に収穫されるイチゴを使っています。
北海道や東北地方、長野県など標高の高い冷涼な地域が栽培している貴重種で、一般のスーパーマーケットや青果店には出回りません。
しっかりとした果肉と爽やかな酸味が特徴で、スイーツとの相性が良いのだとか。夏イチゴの載ったショートケーキは、今だけたのしめる味わいです。
・今日をたのしむ
【ショートケーキの日】
月曜日(もしくは日曜日)はじまりなど、7日を横1列に配置したカレンダーでは、毎月22日の上は15日。「15(イチゴ)日が上に載っている」とシャレを利かせて、毎月22日は「ショートケーキの日」。
【チンチン電車の日】
1903(明治36)年の今日、東京で初となるチンチン電車(路面電車)が運行しました。
ちなみに日本初は京都。
1895(明治28)年2月1日のことでした。「チンチン電車」の愛称は出発の際に「チーン、チーン」と鐘を鳴らしたことに由来しています。
【藤村忌】
明治から昭和時代に活躍した詩人であり小説家・島崎藤村(しまざきとうそん)の忌日(きにち)。代表作は『破壊』『若菜集』『新生』など。藤村が眠る地福寺(じふくじ)(神奈川県中郡(なかぐん)大磯町(おおいそまち)では法要を営みます。
自分の身体はどこでも自分だけの「ものさし」
【自分の身体はどこでも自分だけの「ものさし」】
今回は【自分の身体はどこでも自分だけの「ものさし」】お伝えしたいと思います。前回は【自分の身体尺知ることから始めましょう】は
でした。(お読みになりたい方は前回タイトル(青字)にリンクを張っておきますので、タップしてお読み下さい。)
【自分の身体はあらゆるところが「ものさし」なのです。】
足の寸法、腕の長さ、親指と人差し指の間隔の長さなどは、さまざまな名称がつけられ「簡易ものさし」として使われてきました。建築関係の仕事に携わっているとこの「身体尺ものさし」は無くてはならないものです。
平均標準的な寸法を覚えることも重要ですが、ここではまず自分の身体に合った寸法を実際に測って覚えなければなりません。脚のサイズは靴を購入するときに知っていなければならない寸法ですから、大抵の人は知っていることだと思います。
ですが、手を開いたときや拳(こぶし)の幅などのサイズを知っておくと、さまざまな物の寸法を大まかに掴むには、たいへん便利で、知っておくと無くてはならないものとなります。
また、「歩幅」は、距離を測るときには便利な簡易距離計となります。ゴルフの選手たちは、慣れないコースや特に初めてコースなどでは、必ずといっていいほど自分のボールからグリーンエッジやホール(ピン)までの距離を測っています。最近ではデジタル距離計もありますので、だんだん職人のアナログ技術は廃れていってしまうかもしれませんね。
本来の建築に関するものでは、道幅や家の間口などの大まかな寸法を知りたいときに役に立ちます。何回か歩いてみて、平均的な歩幅の寸法を測ってみることをお奨めします。ゆっくり歩いたとき、早足のときの歩幅の寸法を知っておくと、スケール感のよい空間に出会ったときに、その寸法を掴(つか)むことが可能となります。
身体尺を使いこなすには、日々の努力の積み重ねが必要なのです。ですが、掴んでしまえば、たいへん便利な道具にもなりますので、試してみることをお奨めします。