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「下着収納は欠かせない、洗面脱衣室!」

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

霜降 初候 霜始めて降る

読書習慣

今日は、「読書の日」でした。そして、11月9日までつづく「読書週間」の初日でもあります。

「読書の秋」という言葉がまさにぴったりな2週間です。

でも、「どうして秋だけが読書と特別に結びついたのだろう?」と少し気になりますよね。

そのルーツは、唐の文学者・韓愈(かんゆ)が息子に送った詩の一節とされています。

学問の大切さを説き、秋になって涼しくなったら「燈火稍可親」(=夜の灯りに親しんで書物を開きなさい)、と書いているのです。

この「燈火稍可親」が「灯火親しむべし」という漢語となり、知識人が用いるようになりました。

明治時代には、夏目漱石が新聞に連載していた『三四郎』のなかで引用し、秋と読書のイメージが多くの人に広まったといわれています。

【読書週間】

先ほどお話しした【読書週間】は来月9日まで続きますが…

戦前に実施していた、図書館事業の発展を目指す「図書館週間」を引き継ぎつつ、「読書の力によって平和な文化国家をつくろう」と、1947(昭和22)年に創設されました。

読書週間によって「読書の秋」のイメージがより強く定着したそうです。

【世界新記録の日】

1931(昭和6)年の今日、日本初の世界新記録がふたつ生まれたことが由来。「明治神宮体育大会」において、南部忠平(なんぶちゅうへい)が走り幅跳びで、小田幹雄(おだみきお)が三段跳びで更新しました。

「下着収納は欠かせない、洗面脱衣室!」

30年ほど以前お客さまが住んでいた住まいのリフォームを依頼された際、脱衣室に下着収納を造作し造り付けしました。階段下を利用して、オープン棚と引き出しを設置。

引き出しには、家族それぞれの一週間分の下着を収納できるようにしたのです。ここにしまうのは、1人に付きパンツ及びシャツがそれぞれ7枚ずつ、靴下も7足だけで、朝、顔を洗うときに靴下を出して履(は)くようにします。

引き出しの中のしまい方にも工夫を凝(こ)らし、洗濯しあがったものを奥に入れ、使用するのは手前から順にするようにします。こうして常に全部が循環するようにするのが、この下着収納のコツなのです。

循環式に使用することで、全部同じように消耗していきます。替えるときは1度に7枚、全部交換します。お風呂用のタオルなどもここに収納するようにご説明していました。

タオルの場合は、たたまずに、くるくる丸めて収納します。丸めたタオルの柄はひと目で分かりますし、下になったタオルを取り出しても、他のタオルがぐちゃぐちゃに乱れることもありません。

家族それぞれが決まった色のタオルを使用するように取り決めておくと、なおいっそう分かりやすいですよね。

 

空きスペース利用実用型下着収納

 

洗面脱衣室に欠かせない、下着収納。階段下のデッドスペースを利用して、引出しとオープン棚を設置しました。引き出しには家族それぞれの1週間分の下着類と靴下を、三角形のオープン棚には部屋着やパジャマなどを収納してあります。朝やお風呂上がりの着替えはすべてここで完結するのです。

 

オーブン棚は、家族それぞれの部屋着やパジャマを入れる場所にしました。【脱衣室に部屋着置き場があると大変便利なのです。】外から帰ってきたら洗面脱衣室に直行し、ここで部屋着に着替えて、リビングに行き、お風呂に入った後は、ここでパジャマを着ます。

そして、脱いだ部屋着やパジャマはまた棚に戻すか、洗濯するモノの棚に置きます。あるいは直接洗濯機へ入れれば、それでもいいわけです(オープン棚には、部分的に洗濯に出すモノを置くスペースもつくりました)。

ようするに、お客さまの家では、「洗濯モノを入れておくカゴ」などは、必要ないのです。

収納を造り付けるのが難しい場合などは、脱衣室に引き出し式のタンスを組み込んだり、置いたりするだけでもいいかもしれません。ワイヤー式カゴタイプの引き出しに扉がついたものならば、通気性もそこなわれずお奨めです。

ところで、脱衣室に下着やパジャマを置いた場合、湿っぽくならないかと心配される方もいらっしゃると思いますが、1週間分だけと数も決して多くないため、回転が早いのが利点です。

実際、湿ってしまう前に使用する順番が回ってきますし、くたびれていないかどうかの確認もしやすいのです。お客さまも、今では、下着収納なしの洗面室は考えられませんとの感想をお伝えいただき、以前はお風呂上がりにバスタオルを巻いてコソコソと寝室まで下着を取りに行ったり、それが面倒なときは、脱いだ下着を裏返して身に付けたりもしていたことを、白状しなくてはなりませんとのことでした。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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