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【下着泥棒対策には室内物干し場がお奨め[防犯対策]】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立秋(りっしゅう)初候 涼風至る(りょうふういたる)」
「未知」との遭遇!「道」の駅
「道の駅」を見つけると、つい立ち寄ってしまいます。お目当ては新鮮な産直野菜やご当地グルメ。
どんな美味しい出会いがあるか、はじめて訪れる場所では特に胸が高鳴ります。
一般道に設けられた道の駅は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにあたる施設です。
休憩を取りつつ観光情報を手に入れ、その土地ならではの特産品や郷土料理を味わうことができます。
1993(平成5)年から国土交通省の主導によりつくられはじめ、その数は現在1,100箇所以上。
温泉や足湯があったり、大型遊具で子どもたちが遊べたりと、個性豊かな道の駅が続々とオープンしています。
宿泊施設やキャンプ場が併設され、もはや旅の目的地となっている所もあるくらいです。
道の駅を巡る旅行を計画しても面白そうです。
・今日をたのしむ
【道の日】
1920(大正9)年の今日に近代的な道路整備計画がはじめて実施されたことにちなみ制定されました。
【よさこい祭りの日】
全国各地で開催される「よさこい祭り」の発祥は高知県。第一回は1954(昭和29)年の今日行われました。現在は、8月9~12日の開催です。
2020年の一昨年、2021年の昨年は、コロナのせいで中止となりましたが、2022年の今年は、予定通り開催されるようです。
【焼鳥の日】
日付の8と10を「やきとり」と読んで、制定されました。
【下着泥棒対策には室内物干し場がお奨め[防犯対策]】
前回のお話は、【泥棒対策は玄関の位置がポイント[防犯対策]】
https://heiwadai.jp/hikitigaito/ 2024年7月22日b
についてお伝えさせていただきました。(青字のタイトルをタップするとこのタイトルの記事に飛びます)よかったら読んでみて下さい。
今回は、【下着泥棒対策には室内物干し場がお奨め[防犯対策]】というタイトルで、お話をさせていただきたいと思います。それでは始めさせていただきます。
20代のお嬢さんを持つMさんの家では、2階の西側に「室内物干し部屋」なるモノをプランしました。夜のうちに洗濯したものを、そのまま干しておけます。廊下側の戸には鍵を掛けられるので、窓を開けたままでも外出することが可能となっています。
道路側からは見えない位置にあり、バルコニーもないので泥棒の侵入も心配することもありません。急な雨が降ったときでも洗濯モノが濡れる心配もありません。
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【室内の物干し場なら下着泥棒も恐くありません】
防犯を考えるとき、最も気を付けなくてはならないのが洗濯モノだと思います。たとえば、夕方、道を歩いていて洗濯モノがまだ取り込まれていないと、この家は留守なんだなということが、一目瞭然で分かってしまいます。
また、若い女性がいる家では、下着泥棒も心配だと思います。できれば天日で乾かしたいけれど、外から見える場所に干すのは、この上なく不安です。最近ではマンションでも油断できません。ベランダ伝いに侵入する泥棒がいるくらいですから。
私が相談を受けた方は、池袋の7階建ての鉄筋コンクリート造のマンションの7階の角部屋の女性の一人暮らしでした。7階だからと窓のクレセントも閉めないでいたらしいのですが、隣のビルとの隙間を這い上がり、侵入したらしいのです。
帰宅して洗濯物を取り込もうとして、ベランダに出て後ろを振り向いたら窓の上に、男がしがみついていたそうです。びっくりして悲鳴を上げたら、隣のビルとの壁の隙間を伝わって逃げてしまったそうです。
リフォームの際にお奨めしているのは、洗濯物を干す場所を2カ所つくること
です。 1つは最上階のベランダ等の最も乾きやすい場所。2つ目は人目に付き難い場所です。
夜の帰りが遅くなると分かっているときは、人目につかないほうに干してから出かけるのです。
20代のお嬢さんがいるM様邸では、2階にセカンド物干しをつくりました。それまでは外に干していたのですが、昼間は誰もいなくなってしまうため、空き巣に加えて下着泥棒も心配です。
そこで、先ほどのマンションでの泥棒の話も交えながら、サンルームを兼ねた物干し部屋を造ることを提案させて頂きました。2畳ほどの明るい物干しができました。朝の集金前は忙しいので、洗濯はいつも夜のうちにされているそうです。室内の物干し部屋なら、そのまま干しておけるというわけです。
西側には掃き出し窓をつけたので、光がいっぱいに入ってきます。天気のいい日は窓を開け、自然の風で乾かします。そして、イラスト図面上ではサンルーム=室内ですが、部屋の奥には、しっかりと頑強な断熱ドアにして廊下側から掛けられる錠もつけているため、窓を開けたまま、半戸外のようにして外出することも可能です。
もちろん、外から室内は一切見えませんし、バルコニーのように手を掛ける部分がないので、泥棒も入ることができません。外出後に突然の雨が降ってきても、帰りが遅くなってしまっても、洗濯物を気にする必要はありません。
仕事を持つ女性にとっても、お年頃の女性にとっても、室内に物干し場があるというのは心強いものなのです。また、(h室内のベランダ側や窓のある廊下などにパイプを取り付けておくと、室内の物干し場として使えるほか、急な雨のときの一時的な取り込み場になります。)
夜、洗濯をして朝までここに干しておけば、皴(しわ)になることもありません。パイプをつけるのは、目立たず邪魔にならず、風通しのいい場所がお奨めです。ルーバー窓の近くなら、羽根を開けておくと外からは見えることなく、風だけを通すので効果的です。
西日が当たる場所でも、洗濯物はよく乾きます。パイプは壁の下地材を確かめ、木ネジなどでしっかりと取り付けることをお奨めします。市販の突っ張り棒では重量が限られていているので、量を気にしながら掛けるのは安心できません。