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【寒い冬と暑い夏を住み分ける〈生活の知恵を使い倒す②〉】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立冬 次候 地始めて凍る
将棋で脳トレ
将棋は脳トレにいいそうですよ。
友人の実家がある山形県天童市は、将棋の駒の生産量が日本一。
橋の欄干(らんかん)やマンホールに駒のデザインをあしらい、電柱には詰将棋を掲げています。まさに将棋の町ですね。
ですが、オレはルールもうろ覚えで数年に一度指す程度です。ほとんど知らないと言ってもいいくらいです。
もちろん棋力もゼロに等しいのですが、それでも脳細胞をフル稼働させて「ああでもない、こうでもない」と考えるのは刺激的ですね。
事実、相手の手を読むための想像力と創造力、最善の手を指すための直感的思考能力などが将棋で鍛えられるそうですよ。
自分のレベルではいっこうに上達している感はありませんが…
ボードゲームという枠を越え、老若男女を問わない脳のトレーニング法として見直されているそうです。
【将棋の日】
今朝、今日は【将棋の日】 だとお伝えしましたが、1716(享保元)年、8大将軍・徳川吉宗が将軍の前で将棋の対局を披露する年に一度の「御城将棋(おしろしょうぎ)」の式日を11月17日定めたことに由来するそうです。
今の時代では、天覧将棋のようなものだったのかもしれませんね。いやもっと、もっと緊張したでしょうね。
私なら、恐ろしくなって逃げ出してしまうかもしれませんよ。
【ドラフト記念日】
1965(昭和40)年の今日、第一回プロ野球新人選択会議(ドラフト)を開いたことを記念して制定しました。
【レンコンの日】
1994(平成6)年の今日、茨城県土浦市で行った「蓮根サミット」を記念して制定。
【寒い冬と暑い夏を住み分ける〈生活の知恵を使い倒す②〉】
前回から、【生活の知恵を使い倒す編】になりました。今回はその第2回目です。(前回 住み方を工夫してみる〈生活の知恵を使い倒す①〉
【冬と夏を住み分ける】
[夏は下の階へ]
家はどんなに断熱しても、風通しが少しでもあれば、2階よりも1階のほうが涼しいのです。暖かい空気は上昇する性質があり、昼間の日差しに酔って家全体が暖まっているからなのです。
ですから、夏の暑くてどうしようもない寝苦しいときには、1階で寝るという発想はいかがでしょうか。1階のリビングにマットレスやヨガマットなどの敷物だけでもよいと思います。
実際私はリビング小上がりの畳に夏から初秋にかけて直に寝ています。さすがに、11月も半ば過ぎには敷布団も掛け布団も使いますが…
何も寝室で寝なければならないという決まりや規定はないのですから。
【夏は、外界(下の階)に降りて寝る】
上昇する空気が外気を引き込むので、比較的涼しい夜などに窓を開けておくことで涼風を部屋に引っ張り込むことができるのです。
【夏は下の階の北側に避難して寝る】
【…となると、冬は上の階へ…】
冬は1階の台所や居間などの暖房した暖かい空気が上昇し、2階を暖めてくれます。基本、住まいの用途は一応定められているものですが、固定観念に囚(とら)われず住む環境に適した場所を探して過ごすのも、なかなか愉しめるものです。まるで猫のように…
この暑いところ、涼しいところがどこかは猫に聞くといにしえの昔から、いわれています。猫を飼っているお宅では、彼らのいる場所を観察してみてください。不思議な発見が待っています。
【冬は上の階で寝る】
①熱はすごく上へ登りたがるので、2階のほうが結構、暖かくなるのです。
【夏がキたなら、冬はとうぜん南で寝る】
② 部屋の用途に決して囚われることなく、暖かい場所、涼しい場所を探して生活するのも愉しいですよ