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【遮光ネットの活用〈生活の知恵を使い倒す⑩】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
芒種 末候 梅子黄なり(うめのみきなり)
ミントとハッカ
マスクの抗菌用に、ハッカ油など精油を使ってます。
頭をスッキリさせたいとき、ペパーミントティーをよく飲みまます。普段は完全にコーヒー党なのですが、気分転換兼ねてです。
そしてそのたびに「いつの間にか大人になったなぁ」と感じています。
幼いころは「ミント」ではなく「ハッカ」の名前が一般的だったというノスタルジーと、苦手だった清涼感に助けられているという嗜好の変化がそうさせているのだと思います。
「ミント(mint)」は英語、「ハッカ(薄荷)」は日本語。どちらもシソ科ハッカ属の多年草を指すそうです。
スーッとするのはこれらに含まれるメントール成分のおかげで、頭痛や疲れ目、ストレス軽減にも絶大な効果を発揮します。生命力が滅法強いため、庭先やプランターで育てるのも是非、是非オススメです。
・今日をたのしむ
【ペパーミントの日】
20(ハッカ)日の語呂合わせと、特産地である北海道北見市の気候がハッカのように爽やかな6月を組み合わせて制定されたそうです。
【ペパーミント水】
(2人前)
①密閉容器に氷水(500mL)とペパーミントの葉(3gほど)を入れる。
②①の蓋を閉めて振る。
③ペパーミントの香りが出てきたら完成。お好みでレモンを絞ってもいいですね。
【竹伐り会式(たけきりえしき)】
鞍馬寺(くらまでら)(京都府)で行う「竹伐り会式」は、平安時代に僧侶が法力で大蛇を倒した、という伝説に基づく行事です。
大蛇に見立てた長さ4m以上・太さ10㎝の青竹を、僧兵姿に扮した男性たちが山刀でたたき切り、五穀豊穣を願います。
竹の欠片(かけん)は魔除けになり、参拝者はこぞってこれを持ち帰ります。
【遮光ネットの活用〈生活の知恵を使い倒す⑩】
【生活の知恵を使い倒す編】今回は第10回目です。【ケチだって積もればECO(エコ)になる〈生活の知恵を使い倒す⑨】お読みになりたい方は前回タイトル(青字)にリンクを張っておきますので、タップしてお読み下さい。
暑い日差しを和らげるネットがあるのをご存じですか?専門用語では、ブラックタープなどと呼ばれているのですが、温室では、日差しが強いときにこの遮光ネット(タープ)を用いて日差しと温度の調節をします。
ホームセンターなどで購入できますので、日当たりの良い(特に西日‐にしび)住まいの方は用意しておくと便利なアイテムです。
例えば、マンションのベランダから下げるのも、置き型の物干しに掛けて強い日差しを遮れば、部屋に入り込む熱を遮る効果が抜群です。エアコンに頼り過ぎる傾向にある現在、部屋を冷やす前に、熱を部屋に入れない工夫をしてみることをお奨めします。
ただし、このとき、ただ遮光するだけではなく、ベランダやバルコニーを少しでも洒落た空間に変えてみるのもお奨めです。
【ベランダ・テラスの活用法】
ベランダの物干し ベランダで勉強
①室内のエアコンを止めて、屋外のベランダを活用するのもお奨めです。
《スノコのベッドど竹の茣蓙(ゴザ)》
[スノコベッド]
このベッドは、30年ほど以前に私が家族のためにつくったベッドです。材料は24mmの四八サイズ(120×240cm)の合板が2枚(1人当たり)です。図のようにスノコにするところがポイントです。
夏に小型のファン(サーキュレーター)で下から風を送ると、信じられないくらい涼しく(少し大袈裟ですか…)快適です。一方寒くなる冬から春に掛けては合板もしくはマットレスを敷いて使えば寒さ対策も問題ありません。
【夏の使い方】
①下からコンパクトなサーキュレーターなどで風を送ってあげるとなお涼しくなります
【冬の使い方】
②発泡スチロールやウレタンボード
[竹茣蓙]
竹は熱帯、亜熱帯地方によく育ち、耐水弾力性に富んでいるために、昔からいろいろな場面で建材として使われてきました。主に、古い建物では垂木(たるき)や野縁(のぶち)、棹縁(さおぶち)として使う場合が多いのですが、ある民家では竹をそのまま敷き並べて縄で結び、床にしていたところもあるくらいです。(川崎の古民家園の移築された豪農の家)
座り心地はそれほど良いものではありませんが、木より熱伝導率が高いため、ひんやりと感触は抜群なのです。実際、フィリビンなど東南アジアの国々では丸ごと竹でつくられた(編まれた)家があるくらいです。
竹は軽く弾力性があるため柱や梁などが細くでき、また細かい加工ができるため、それを編んで風通しの良い壁面製作が可能となるのです。