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要求、質問に対応できるのは現場監督です。(防ぎたいトラブル⑨)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
清明 末候 虹始めて見る(にじはじめてあらわる)
はじめの一歩
どんなチャレンジにも「遅すぎる」はない、と教えてくれる偉人がいます。江戸後期、日本ではじめて実測地図を炸裂した伊能忠敬(いのうただたか)です。
彼は、55歳から71歳までの17年間にわたり、日本全国を測量しました。測量の旅は計10回、そう測量距離は4万km、じつに地球1周分に及びます。
彼がこの偉業に取り組んだのは、家督を息子に譲ったあとのこと。いわば定年後の第二の人生で、新たな挑戦をはじめたのです。49歳で本格的に天文学や暦学などを学びはじめ、55歳で測量の旅へ。そうしてできあがった『大日本沿海輿地全図(にほんえんかいよちぜんず)』は、江戸幕府のみならず明治政府も頼りとしました。
今日は伊能忠敬が長き測量の旅をはじめた日。「はじめの一歩」を踏み出すにはうってつけの一日です。
・今日をたのしむ
【地図の日】
1800(寛政12)年4月19日、伊能忠敬が蝦夷地(えぞち)(北海道)の測量へ出発したことにちなんでいます。別名は「最初の一歩の日」。
【良いきゅうりの日】
4(よ)月19(いきゅうり)日の語呂合わせから制定。きゅうりは「世界一栄養がない野菜」としてギネス認定されていて、約96%が水分。しかし侮るなかれ、ナトリウムを排出させるカリウムを含むため、むくみやだるさを取り除くのに一役買います。
‐旬の兆し‐
【おたまじゃくし】
澄んだ水の中をおたまじゃくしがすいすいと泳いでいます。
春の始まりに産卵された卵が次々と孵化(ふか)し始めました。
池や水田からカエルの合唱が聞こえてくるのは、まだなので、もう少しお待ちくださいね。
要求、質問に対応できるのは現場監督です。(防ぎたいトラブル⑨)
前回は 〈トラブル〉かえって高くつくことが多い、施主支給(防ぎたいトラブル⑧)
https://heiwadai.jp/https-heiwadai-jp-jitubutukakuninn/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は【要求、質問に対応できるのは現場監督です。(防ぎたいトラブル⑨)】をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
【[職人との付き合い]‐トラブル‐要求や質問に対応できるのは職人でなく現場監督です】
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【たいへん多くの職種が関わる大規模リフォーム】
リフォームに限らず建築の世界では、元請け会社から各種の専門工事会社やフリー(個人業者)の職人に仕事を発注するのが一般的です。
それを元請け会社が現場管理を行いながら工事を進めていきます。この二重構造を理解しておくことをお奨めします。
現場で顔を合わせるのは、この専門職の人が多いです。大規模リフォームとなると、大工から塗装、設備、内装とさまざまな職種関わります。現場に入れ替わり立ち替わり、様々な職種の人が出入りします。
職種によっては、ほんの数日しかやってこない人もいるので、工事の内容や変更依頼については、必ず元請け会社の現場監督に伝えるようにしましょう。
というのも現場で働いている職人には、工事の変更について話を聞いたり、判断したりする権限はありません。工事内容の変更や追加については、あくまで元請け会社でなければ陽菜氏を聞くことはできないのです。
もしも気になることがあれば、現場監督あるいは営業や設計を担当してくれた人に直接確認することをお奨めします。早急に連絡を取りたいときもあるでしょうから、現場監督など元請け会社のひとの携帯版語をあらかじめ聞いておくこともお奨めします。
とはいえ、実際に現場にいて工事をしてくれるのは職人です。現場での無用なトラブルを避けて、気持ちよく働いてもらいたいものです。そのためには工事が始まったら貴重品や割れやすいものを現場に置かない、家の鍵は職人に預けないといった注意も必要です。
また、ときどき休憩時間に職人へお茶などを出し、軽くコミニュケーションをとったりすることも大切なのでお奨めです。
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【職人に気持ちよく働いてもらうには】
たまにでいいのですが、お茶や、お菓子、果物などを持参し、労をねぎらうこともお奨めです。
職人が困らないよう、作業の邪魔になりそうなものは工事の前にできるだけ片付けておきましょう。
家を離れる場合は、鍵は職人には預けず、リフォーム会社の現場監督など担当者に渡す。