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【照明の工夫】照明計画から始まる素敵な空間の演出(屋内リフォーム⑫)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
霜降(そうこう)次候 霎時施す(しぐれときどきほどこす)
霜月(しもつき)のはじまり
「霜月」は旧暦11月の異称ですが、新暦の11月にも用います。本格的に寒くなり、平野部にも霜が降りる頃であることから、この名前がつきました。
霜月の初日は、これから寒くなっていくことを見越し、人も樹木も冬の装いを纏(まと)う日です。
今日から、来年の3月末までは、重ね着などをして暖かな服装を心がける「ウォームビズ」の期間。
防寒インナーにお世話になる日々がしばらく続きます。
北国の庭木は、藁や筵(むしろ)を使った雪囲いで冬支度。さらに豪雪地帯では、雪の重みで枝が折れないように雪吊りも施します。
・今日をたのしむ
【11月の異称】
一年の農事を終えた里の人々が、神様に捧げる神楽を奉納してきたことから「神楽月(かぐらづき)とも呼びます。
【ウォームビズ】
2005(平成17)年から行っている省エネキャンペーン。
当初は暖房温度を20℃程度に抑えても快適に過ごせるような服装を呼びかけるものでしたが、近年では衣食住にわたる工夫を提案しています。
【兼六園の雪吊り】
石川県の特別名勝・兼六園では雪害から樹木を守るため、毎年11月1日~翌3月15日ころまで雪吊りを実施。
今日から12月ころまでは、庭師の方々が雪吊りを施す様子が見られます。
【ラジオ体操の日】
ラジオ体操が初めて放送されたのは、1928(昭和3)年の今日のことでした。
【照明の工夫】照明計画から始まる素敵な空間の演出(屋内リフォーム⑫)
主な室内照明の種類と効果
①【シーリングライト】
天井の引掛けシーリングというコンセントに差し込んで取り付ける証明。部屋全体を明るくします。
②【ダウンライト】
天井に埋め込む小型の照明で複数の柔らかい光で部屋を照らします。天井面がフラットになるのが利点。
③【フロアスタンド】
床置きのスタンドで照明廻りを照らします。光源が近いので読書など手元を明るくしたいときに最適。
④【足元灯】
主に老化や階段などに設置し、安全に歩けるよう足元を照らす照明です。フットライトの名称のほうが一般的かもしれません。
【ひとつの空間に、いろんな種類の照明器具を組み合わせてみる】
均一な光で部屋中を照らすというのが、かつての照明の考え方。その発想を転換し、リフォームを機に、1つの空間にいくつもの種類の照明を設置します。そして、その演出効果を愉しんでみることをお奨めします。
天井の照明は一般的に「シーリングライト」が中心ですが、ほかにも天井に埋め込んで、ほのかな天井に埋め込んでほのかな灯りを愉しむ「ダウンライト」
部分的に光を集中させる「スポットライト」、天井から吊って食卓などを照らす「ペンダントライト」などシーリングライト以外にもいろんな種類の照明があります。
また、壁の間接照明として「ブラケット」があります。これら以外にも、「建築化照明」といって、光源を隠して、柔らかい光で空間を演出するタイプの照明もありますが、一般的には「間接照明」ともいいます。
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①建築化照明(間接照明)
光源が見えないように天井や壁に設置し、天井やカーテンなどを柔らかく照らします。広く見せる効果もあります。
②ブラケット
壁に設置して間接的な光で空間を演出する照明です。部屋に奥行きをつくり、建築化照明と同じく部屋を広く見せる効果があります。
③ペンダントライト
天井から吊り下げる照明でテーブル面などを照らします。デザイン性が高いものや大きさなど種類が豊富です。
④スポットライト
やや強い光で集中的に壁面などを照らします。天井にライティングレールという通電性のレールを設けて、位置を変えられるようにして使用することも多く見られます。
これらの照明を適宜、組み合わせることで、そのときどきの生活のシーンにふさわしい照明効果を得ることが可能となります。たとえば家族で食事の際、ペンダントライトとダウンライトで集中と分散のバランスをとることで大変落ち着いた空間になります。
それらの演出で、食事と会話をより愉しむことができるのです。客を複数招いてホームパーティーを楽しむという場合には、スポットライトを加えて、より華やかに空間を彩ってもいいでしょう。
同じ部屋の空間が照明効果で見違えるように変化するのです。
照明器具の光源は、白熱灯、蛍光灯が主に使用されてきました。ですが、最近ではこれにLEDが加わってきました。およそ10年といわれる長寿命とランニングコストの安さから人気になっています。
シーリングライトからペンダントライト、ダウンライトまでLEDの照明器具の種類が揃い、普及にともなって低価格化も進んできました。(そう思ったのも束の間、2022年の現在では品薄と輸送コストの激増に加えて、超円安傾向となり、逆に高価格に戻ってしまっています。)
照明はこのシリーズの次回でお話するスイッチ・コンセントと同じく配線計画の一環として、間取り図ができた段階で専門家と話し合う必要があると思います。