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夏季の卓越風とコスパのいい高性能断熱材に拘る[環境を極める④]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

小寒 初候 芹乃栄う(せりさかう)

寒中見舞い

厳しい寒さが続くこの時季、相手の健康を気づかう言葉や近況をしたため送る挨拶状が寒中見舞いです。

「寒中」とついているだけあり、小寒(しょうかん)から節分(二月三日)までの間に出すのがマナー。それ以降は余寒(よかん)見舞いとなります。

 季節の便りとしてはもちろん、喪中に年賀状をいただいた場合の返礼や、年賀状を出しそびれてしまったかた、喪中のかたへの挨拶状としても重宝します。

書き方にとくに決まりはありませんが、文頭に「寒中お見舞い申し上げます」と記し、その後、相手の近況や健康をいたわりつつ、こちらの様子を伝える文面を書きつづるのが一般的です。

寒中見舞いは年賀状とは違った形で相手との心の距離を縮めてくれます。

面倒を理由にせず、相手を思いやる心のあらわれとして送りたいものです。

・今日をたのしむ
【初薬師】

毎月8日と12日は、薬師如来の縁日。なので昨日は新年はじめての特別な縁日【初薬師】だったんだね。

医者を意味する「薬師」を名前にもつこの仏さまは、病気や傷を治し、寿命を延ばすご利益(りやく)が。

各地の薬師如来を祀るお寺は法会を行い、一年間の無病息災と延命を祈願する参拝客で賑わいます。

【平成スタートの日】

令和になったのは昨年だけど32年前の昨日1989年1月8日に、昭和から平成へと改元が行われたんだね。

故小渕恵三元総理が、新年号を発表して、平成時代がスタートしました。平成は「大化」から数えて247番目の元号なんだよね。

【平成スタートの日】

令和になったのは昨年ですが、32年前の昨日1989年1月8日、昭和から平成へと改元が行われました。

当時、内閣官房長官だった故小渕恵三元総理が、新年号を発表され、平成時代がスタートしました。平成は「大化」から数えて247番目の元号なんですね。

ー冬の天気ー
【冬の天気】

そちらは晴れていますか?
太平洋側と日本海側では冬の間の日照時間が大きく異なります。

例えば新潟の1月の日照時間は50時間ほどですが、東京では180時間にも及びます。
確かに冬の日本海側の地方では、ほとんどいつもどんより曇っているという感じがします。

 

【夏季の卓越風とコスパのいい高性能断熱材に拘る[環境を極める④]

 

前回は【プライバシー、開放感の両立と土地の「力」に拘る[環境を極める③]

 https://heiwadai.jp/totinotikara/ 

というタイトルの内容でお伝えしました。

今回は環境シリーズの4話目【夏季の卓越風とコスパのいい高性能断熱材に拘る[環境を極める④]】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。

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【夏季の卓越風を有効に取り入れる間取りに拘(こだわ)る】

風速が1m/秒増すごとに、体感温度は1℃下がると言われています。住宅で夏季昼日中を快適に過ごすには、まずは太陽光の放射熱をできるだけ遮り、※卓越風(たくえつふう)を有効に取り入れることだと思っています。

関東地方の場合、卓越風がストレートに室内を抜けるように、リビングとダイニングを南北方向に並べて配置することをお奨めします。その南と北側に風量をコントロールできる開口部を設けることで準備は万端です。

そして、さらに風の流れに沿うように家具を配置するなどして、卓越風の流れをプランニングデザインしてみることをお奨めします。 

※卓越風:それぞれその地域特有の、その季節に一定方向に頻繁に吹く風のこと。昼夜で方向は逆転します。

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【卓越風を南から呼び込み北へ送り出す】

※イラスト

①風の出口を用意します。

②風の障害物になりそうなものをつくらない。

③風の入口をつくり出します。

④南側に植樹すると、日陰や蒸散作用によって冷やされた卓越風が室内に流れ込みます。

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【断熱材はコスパ(価格分の価値)と高性能(グラスウールでいえば、5Kよりも10K表示の方が高性能)に拘る】

断熱材の施工は十分な注意が必要です。僅(わず)かな施工の際の不良から湿気が侵入して、壁の中で結露(壁内結露)が発生してしまいます。

グラスウールなど綿状の断熱材はコストパフォーマンスに優れていますが、湿気を帯びると断熱性能が極端に落ちてしまいます。特にグラスウールは一度、湿気(濡れ)てしまうと乾いても断熱性能が回復しないといわれています。

ロックウールは乾けばある程度の回復は見込めるので、多少効果ではありますが安心して使用できる断熱材料です。(ちなみに、その点から最も優れているのはセルローズファイバーだと思います。ただし、コスパを考えなければということですが…)

【壁のなかの嫌な結露を考えるとロックウール(コスパ高)もしくは、セルローズファイバー(コスパ低)】

※イラスト②

① グラスウールとロックウールは、マット状になっていると見た目には、ほとんど変わりありません。一般の人は施工現場などでマットに書かれている「ロックウール」などの表記を確認することをお奨めします。(もちろんコスパ重視ならば、グラスウールの10K以上。性能最重視ならばセルローズファイバー。)

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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