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玄関は風除けドアは取っ手の形や高さに拘(こだわ)る[細部を極める⑲]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

処暑 末候 禾乃登る(こくものみのる)

秋の七草

一月七日にお話しした春の七草があるように、秋の七草もあります。奈良時代の歌人・山上憶良(やまのうえのおくら)による2首の和歌が由来なんだそうです。

秋の野に 咲きたる花を 指折り

 かき数ふれば 七草(ななくさ)の花

萩(はぎ)の花 尾花葛花(をばなくずばな) なでしこが花

女郎花(おみなへし) また藤袴(ふぢばかま) 朝貌(あさがほ)が花

尾花はススキ、朝貌はキキョウというのが定説です。春の七草は食べて味わい、秋の七草は目で味わいます。

今秋はハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウのうち、いくつと出会えるのか楽しみです。

・今日をたのしむ
【秋の七草の覚え方】

それぞれの頭文字を並べた「おすきなふくは?」で覚えられます。

【鏡花忌(きょうかき)】

明治から昭和にかけて活躍した小説家・泉鏡花(いずみきょうか)の忌日(きにち)。代表作は『高野聖(こうやひじり)』『歌行灯(うたあんどん)』『婦系図(おんなけいず)』など。

【英治忌(えいしき)】

歴史小説の大家・吉川英治も今日が忌日。『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多くの作品が今も読み継がれています。

【玄関は風除けドアは取っ手の形や高さに拘(こだわ)る[細部を極める⑲]】

 

前回は【【玄関ロックと深い庇の設置に拘(こだわ)る[細部を極める⑱]

 https://heiwadai.jp/annzennnanijuurokku/

というタイトルの内容でお伝えしました。

今回はシリーズ19話目【玄関は風除けドアは取っ手の形や高さに拘(こだわ)る[細部を極める⑲]」】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。

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【引戸で仕切ることのできる玄関の三和土(たたき)】

三和土は引き戸で仕切る

①玄関の鍵を開けるときに、手持ちの荷物を置けるように小さな棚を取り付けることをお奨めします。
②玄関のコーナー部はガラスのスリット。来客などの気配が内部に伝わるようにします。
③玄関は三和土(たたき)とホールを仕切れるように引戸を設けるようにします。
④玄関引戸を全て閉めていても人の気配がホールに伝わるように透明ガラスのスリットを入れるようお奨めします。

 

【玄関は風除けに拘(こだわ)る】

 

日本では、靴を脱いで室内に入る習慣があるため、ほとんどの家に三和土(たたき)をもつ玄関がつくられます。(多くはコンクリートやタイル張りですが、実際の三和土は土に固まる成分をいれた、いわゆる土間です。)

三和土は土足で入るため純粋な室内空間ではありません。何となく曖昧(あいまい)な空間(スペース)になってしまいます。

この空間を仕切れるようにしておくことで先にある、玄関ホールや廊下に、室内としての落ち着きをもたせることが可能となります。

仕切るための装置としては壁に引き込める引戸が有効となります。

引戸を閉めることによって、玄関から忍び込む冬場の冷気をシャットアウトすることも出るのです。

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玄関はレバーハンドルに拘る

①玄関などの外部の把手には、130mm程度の大きめのもので、しっかりとした材質と操作性のあるものを選定することをお奨めします。
玄関はピッキング等に対して防犯性の高いシリンダー錠を設置することをお奨めします。最近では鍵の操作が必要ないカードキーもあります。
②少しの力で開閉できるレバーハンドルが主流です。袖口が引っ掛からない長さと形を選ぶことをお奨めします。
③屋内使用のドア把手は長さ120~100mm程度で握り易いものがお奨め。回すのではなくスイングさせるタイプなどもあります。

 

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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