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【タワーマンション居住に健康リスクの不安?】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

初候 玄鳥至る(つばめいたる)

清明(せいめい)

今日から旧暦の季節、二十四節気は「清明(せいめい)」へと進みます。読んで字のごとく、すべてが清々しく、明るく輝く季節です。

空は晴れ渡り、鳥は歌い、花が咲き、緑が日に日に濃さを増していきます。

南の国からは、恋と子育てのために渡り鳥が次々と飛来。七十二候にも登場する「玄鳥(げんちょう)」はツバメの別名です。

沖縄では本島南部を中心に、「シーミー(清明祭)」という、先祖供養のお祝いを行います。

もとは中国から伝わった風習です。親戚縁者総出で祖先が眠る「門中墓(もんちゅうはか)」にお参りし、ごちそうやお花を供え、お線香を手向けます。

ごちそうはお餅やカマボコ、豚肉の煮付けなどが多いそうです。

お供えしたあとは、参列者全員でごちそうを囲み、泡盛をのんだり、歌ったり、踊ったり。ご先祖様と今を生きる人々がともに盛り上がるお祭りです。

・今日をたのしむ
【玄鳥至る(げんちょういたる)」

今日から旧暦の季節、二十四節気は「清明(せいめい)」へと進みます。

そして、さらに七十二候の季節は【玄鳥至る(げんちょういたる)】です。

ツバメは昔から害虫を駆除してくれる益鳥として大切にされてきました。

商売繁盛を招く福の鳥としても愛されています。なんどもでてきますが、ツバメはオレにとって特別なんです。

【横丁の日】

4(よ)月5(こ)日で「横」の語呂合わせで【横丁の日】と制定されました。

横丁とは表通りから横に入った町筋のことです。商店や飲食店が立ち並ぶ、昔懐かしい横丁が最近は見直されています。

 先日、池袋に出かけたら、   横丁がビルの谷間に元気な顔を見せてました。

 

【タワーマンション居住に健康リスクの不安?】

[「高層階病」~超高層ならではの健康被害やストレス過多の「疑い」も]

タワーマンション

 

 

 

 

 

 

 

タワマンは憧れであり、人気の物件です。

ところが、快適そうに見えるタワマンも「いいことずくめ」というわけではなさそうです。

なかでも意外と知られていないのが、「高層階病」(高層階がもたらす健康被害)の可能性です。

岩田 紀 教授環境心理学の専門家である岩田紀教授の著書『快適環境の社会心理学』(ナカニシヤ出版)などの情報をもとに、超高層住宅のリスクについてお伝えしたいと思います。科学的な根拠に基ずく結論が出ているわけではなく、あくまでも疑いの段階ですが気になる情報ですので、ご紹介させていただきます。

※2023年時点で高層階病や健康被害が存在する明確な根拠はありません。現時点で健康な方が高層階に移り住んだとしても、体調に大きな悪影響がある可能性は、極めて低いと考えられます。

高層マンションは大手デベロッパーが力を入れているため設備の質が非常に高く、眺望を含めて快適な暮らしが手に入ることは事実です。

【超高層集合住宅の心理的ストレス】

超高層集合住宅のもつ物理的特性は、超「密度」、超「高さ」、超「スケール」といえます。

この3つの物理的特性は居住者の生活システムに混乱をもたらし、その結果なんらかの望ましくない心理的行動的影響を及ぼす「可能性」があります。

「超密度」「超高さ」「超スケール」➔超「密度」 

狭い平面に1階ないし2階の一戸建の家屋を大きな人工的コンクリートの箱につめこむことによって必然的に生じる特性です。一住戸床面積が小さいと密集による心理的ストレスを高めることになります。

一戸建の場合に得られる庭のようなオープンスペ-スがない場合が多く、隣家同士が壁ひとつ隔てた高密度な空間における生活を強いられます。

さらに家族成員の変動によって居住空間を広げようとしても不可能ですので、少なからず制約を受けてしまいます。

➔超「高さ」  

上下移動によるアクセスの難しさを生じます。

居住空間の確保のためにエレベーターの台数が制限されます。エレべーターの閉塞性のほか、乗っている時間や待ち時間の長さは外出への心理的抑制をもたらします。

それはまた、居住者間の近隣関係の阻害にもつながり、地震や火災時の避難経路が立体的になることによる不安や、地上から遠く離れていることの不安感を増大させます。

➔超「スケール」 

匿名性の高い空間(コミュニティ形成の阻害)を生じ、不十分な自然監視によって犯罪を誘発し、犯罪発生の不安を高めます。巨大な集合住宅ビルの中には、廊下やエレベーター、店舗、集合所、子どもの遊び場など、ゆとりのある共用空間施設を備える必要がありますが、コスト面の制約によって共用空間施設の不足が生じやすいという問題が発生しています。

居住条件と住環境ストレス度

 

         【居住条件と住環境ストレス度】

岩田紀先生と、建設省建築研究所の共同調査によると、「住環境トラブル・イベント100項目」を作成し、様々な住形態の住宅の住環境ストレスを調べました。

その結果、戸建住宅に比較した高層集合住宅に多いトラブル・イベントは、空間の制約、高さからくる不安、密集生活からくるトラブルであることがわかりました。

また住居内空間の印象評価を戸建住宅と高層集合住宅で比較すると、高層集合住宅は、単調で一様で、とじこめられ拘束(行動や意思の自由制限)され、重苦しく圧迫され、自然や人との接触が乏しいという印象が得られています。(図参照)

 

 

 

【高層階での居住は「流産率が高まる」との報告も】

住環境ストレス トラブル

 

 

居住階ごとの流産割合「高層階への居住は住む人の健康面にさまざまな影響を与えますが、妊婦さんにはそれが特に顕著です。33歳以上の妊婦さんは6階以上の高層階には住むべきではないように思えますね」

このように語るのは、長年にわたり環境が人体に与える影響を調査してきた、東海大学医学部講師の逢坂文夫さんです。

国土交通省や厚生労働省、文部科学省からの依頼を受けシックハウス症候群ほかを研究、1994年に発表した論文で、『高層に住む33歳以上の女性の流産率は約7割に達する』と発表し、各界に大きな衝撃を与えた公衆衛生学の権威です。

表は、妊婦さんの居住階と出産年齢別にみた流産の割合をまとめたものです。いちばん左の棒グラフは全体をトータルしてまとめたもので、以下、右に行くほど年齢が上がっていきます。

「27歳以下の棒グラフを見てください。この年齢の妊婦さんの場合、流産率は4.9~5.9%と、建物の高さによる影響はほとんどありません。ところが年齢が上がるにつれて、高層階に住んでいる人の流産率が顕著に高まっています。もちろん出産年齢が上がれば上がるほど流産率は高まるものですが、高さという要素が加わると、それがさらに強まるのが見てとれるのです」

ただし、高さの何が妊婦さんの流産率を高め、神経症など私たちの健康に影響を与えているのかについては…

「わかりません。原因について確かなことは言えないのです。現在調査の真っ最中で、今後わかってくるかもしれません」(逢坂さん)、ということです。

確かな原因はまだわからないものの、健康への影響が心配なところです。

【「高層階病」に繋がりそうな、考えられる要因】

気象病の症状高層階に住むことが体調不良につながると仮定した場合、考えられる原因は「気圧」と「わずかな揺れ」の2つです。

➔気圧 

近年建設されているタワーマンションには、高さ100メートルを超えるものが数多くあります。気圧は地上から上空に上がるほど低下し、100メートル上がるごとに10ヘクトパスカル下がります。

高層階病たとえば地上から100メートルは、タワーマンションの25階程度にあたります。

つまり、25階で地上と比較して10ヘクトパスカルの気圧変化があるという計算になり、高層階になるほど地上との気圧差は大きくなります。

この程度の気圧変動は日常的に体験しているものです。そのため、高層階に住むことで直接的に体調不良に影響すると断定することはできません。ただし、普段から気圧の変化に過敏に反応してしまう方もいます。

気圧や湿度など気象の変化によって体調を崩してしまう症状を一般に「気象病」と呼び、医学的には「天候の変化で起こる心身の不具合」とされています。タワーマンションでは、スムーズな輸送を実現するため、高速エレベーターを採用している物件が少なくありません。

たとえば45階建て「ザ・ファインタワー梅田豊崎」(写真)の高層階用エレベーターは、最高で毎分150メートルの輸送力を持っています。

その一方で、高速かつ長工程のエレベーターでは、気圧差により耳が詰まったり塞がったりするような耳閉感の症状が出ることがあります。日本のエレベーターメーカーでは、こうした乗客の不快感を解消するため、エレベーター内の気圧調整技術を開発し、耳詰まりを軽減しています。

➔わずかな揺れ 

わずかな揺れのリスク近年建築されたタワマンは敢えて大きく揺れることで地震に耐える柔構造を採用しています。

そのため高層マンションは低層のマンション・アパートよりも揺れやすくなっています。

これは大地震などを想定してのもので、強風などで日常的に大きな揺れを感じる訳ではありません。

ただし、振動自体は人体に悪影響を及ぼすリスクがあり、循環器系や代謝への影響や睡眠障害、ストレスなどに繋がる可能性があります。高層階で暮らすことで感じる揺れは、一般的に悪影響を及ぼす振動の基準と比較すると非常に微小です。

台風の「当たり年」というのがあり、次から次へと上陸して高波に襲われたり、家屋などが倒壊したりして大きな被害が出ることがあります。そこで心配されるのは強風による揺れです。

上層階は常に風による微妙な揺れが生じています。

浴槽に水を張ると、ごく小さいながら波が発生します。

そういう微妙な揺れが人間の体にどういう影響を起こすのか、これには個人差があると考えられます。強風や地震による長周期振動などで振れが続く場合には、三半規管の弱い方は乗り物酔いのような状態になることもあるそうです。

【タワマン特有のマウンティング(優位性の誇示)もストレスに】

高層階の住人は富裕層が多いため、その直下の低層階に住んでいると、「上の人たちと比べれば自分はたいしたことない」、といった劣等感を抱きやすく、それが慢性的なストレスを生み、健康を害する可能性も考えられます。

文部科学省のレポート「日本の『健康社会格差』の実態を知ろう」では、学歴や所得と健康状態の関係について、いくつかの仮説が挙げられていますが、そのひとつに「相対的剝奪仮説(そうたいてきはくだつかせつ)」という項目があります。

「相対的剝奪感」を持ちやすい状況にある高齢男性は、そうでない人に比べて死亡リスクが20%も高くなる、という研究結果も報告されています。

タワマンマウンティング※相対性剥奪とは…「隣の芝は青い」の例えの通り、絶対的ではなく相対的な環境で価値を「剥奪」されること。他人と比べて自分が「損している」「劣っている」と感じて不満を抱くことです。

この言葉の名付け親である社会学者のW.G.ランシマンは、相対性剥奪感が生じる条件として、次のように定義しています。

  • ① 個人がある物事Aを望んでいる。
  • ② 他の人がAを手に入れているのを知っている。
  • ③ 自分にもAを手に入れる資格があると感じている。
  • ④ Aを手に入れることは不可能ではないと考える。
  • ⑤ 自分がAを手に入れていないのは、自分が悪いからだとは思えない。

【高層階病って本当にあるの?】

実際の体調不良や子育て(育児)の影響があるのか、事実検証しておく必要がありそうです。

マンションの高層階に住むことで人体に悪影響が及ぶという、いわゆる「高層階病」というものの存在がたびたび話題になります。

中には、「イギリスでは妊婦・子どもが高層階(4階以上)に住むことを制限している」という出元不明の話もあります。実際、マンションの高層階に住むことで体調不良に陥るようなケースはあるのでしょうか?

厚生省心身障害研究報告書(平成5年度)「居住環境の妊婦に及ぼす健康影響について」という調査があります。

この調査では、上層階になるほど流産の増加を確認したものの、本当に高層階に住むことが流産と関係しているのか、その原因を突き止めることまではできなかったため、正確な因果関係は分からないまま終わっています。

タワマン振動こうしたデータが、噂の流布を広めた可能性があります。

2023年時点で、高層階病が存在する明確な根拠はありません。

しかしながら、高層マンションには高層階病とは異なる以下のようなデメリットもあり、一概にメリットばかりという訳でもありません。

エレベーターの待ち時間が長い…朝急いでいるときに「エレベーターが来ない…」となりがちです

洗濯物が外に干せない…窓が開かず、バルコニーがないため洗濯物を外に干せません

管理費が高い…共有施設が充実していますが、その反面維持費がかかります

買い物やゴミ捨てが大変…エレベーターの待ち時間が長く、荷物を運ぶのに大変です

地震の揺れを感じやすい…高い建物ほど一般的なマンションより揺れを強く感じます

エレベーターが止まる危険…地震や火事の際は脱出が困難になる可能性があります

住民間の格差…低層階に住んでいる人は高層階に住んでいる人に見下されることも…

高層マンションに暮らす際は、こうしたリスクも考えて十分に検討することをお奨めいたします。

 

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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