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山椒(さんしょ)は小粒でもピリリと辛い編
今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
冬至 初候 乃東生ず(なつかれくさしょうず)
クリスマス・イブ
今夜はクリスマス・イブですね¨̮♡世界でもっとも大きな祭典なのかもしれません。
クリスマス・イブはキリストの誕生日を祝う「降誕祭(クリスマス)」の前夜祭。
世界中の教会がミサを開き、クリスチャンが祈りをささげます。クリスマスツリーやリース、キャンドルなど、街にあふれる飾りそれぞれに深い意味があります。
たとえばモミの木など、冬でも葉の落ちない常緑樹によるツリーは「永遠」の象徴なんですね。
ツリーのてっぺんに飾る星は、キリスト誕生の際に、輝いた星だそうです。
日本のクリスマスは宗教的な意味合いは薄く、パーティーをしたり、プレゼントを贈ったりして楽しみます。
たのしい年末の行事として親しまれていますが、そのいわれや背景を知ると、また違った趣が出るものですよね。
そして七十二候では冬至の初候が、乃東生ず(なつかれくさしょうず)。
薬草として重宝される靫草(うつぼぐさ)が生え出すころです。およそ十二月二十一日から二十五日までです。
山椒(さんしょ)は小粒でもピリリと辛い編
まだまだある「家づくり」の急所
リビングなど間取りの中心となる
場所はもちろん重要なところです。
ですが、小さい部分や設備でありながら、意外と見逃せない場所もあります。
みなさんが憧れの戸建て住宅のトップライトのことからインターホンパネルの取り付け位置に関することまで、まだまだ多くの考慮が必要な場所はあります。
ほんのちょっとのことで生活が劇的に変わったり、便利になったり、ちょっとだけおしゃれになったり、やはり、住まいこそ細かい小さな部分が大切なのだと考えます。
また、家造りでは重要な「色」についてもちょっとした注意点をお伝えしておきます。
【井戸端失敗談 成功談?!etc…】
【トップライト(天窓)】
「戸建てのトップライト、昼間は青空に目線が抜けて、夜は星空…憧れて、ロマンティックな想像をしていたのだけれど、ちょっと掃除が大変。
落ち葉が張り付いているのになかなか取れない。」
「うちは、どうも雨漏りがしている。建てた建築会社は結露だというんだけど…」
「最近は結露しないものもあるらしい。トップライトをつけるときはよく検討して調べてもらわないとね」
「それから、窓が高くて開閉できない。」
「なかにはトップライトが電動で開閉するものもあるらしいよ。ただし、電動の場合、故障すると修理代が高いらしいけど。」
「保証期間のことは聞いたけど、故障したときのことをついつい聞き忘れている。」
「故障したときにどうしたらいいのか、費用がいくらくらいかかるのか確認しておくことが重要だと思うわね。」
なんでここに⁇
「わが家はセキュリティシステムを取り入れているので、安心なんだけど、インターホンパネルが、『なんでこんな目につくところにある?』って場所にあるんだよね!
リビングの目立つところにあるから、インテリアの見てくれが台無し」
「うちは、電気ブレーカーの分電盤も、せっかくプランしてつくった廊下のニッチ*1の上にあったんだよね。
さすがに、移動してもらった。せっかくおしゃれなニッチ*1にしたつもりなのに意味がない。」
*1:ニッチ 外壁と内壁の空洞を工夫し、凹ませつくる飾り棚のこと
「設計した人、つけた人のデリカシーがなさ過ぎ…建築の専門家も『ついうっかり…』があるってことだね。
だから、自分でもしっかりとチェックしなくちゃならないってことだよね」
「うちは、インターホンの受話器が1階にしかないんだよね。2階にいるときピンポンがなるとあわてるよね〜」
「わが家はリビングの奥にインターホンの受話器があって、ピンポンが鳴るたびにキッチンからの距離が遠くて大変なの。
水栓を止めて、手を拭いて、走って、また戻ってと大変だよ〜」
「ほんと !日常の生活場面を思い浮かべて確認することがたいせつだよね」
カラー(色)
「同じカラーの名前でも、メーカーによって、また素材や部材などによっても、また光の入り方でも、色や柄が違うんだよね〜」
「光って重要だよね〜。自然光によっても違うし、照明の光によっても違うよね。
実際に使う場所で確認しないとならないんだよね」
「ダークブラウンや白なんて一体何種類あるんだろう⁇
色見本自体が経年変化で色褪せしてしまってる場合もあるから、本物と全然違うことがあるよ〜」
「うちの場合は、小さい色見本帖だけで決めてしまって大失敗したよ」
「『似たようなものでお任せください。予算に合わせるので…』っていうのが最悪。ちゃんと自分の目で確かめないとね!」
「ショールームなどで、現物が確認できるものはあらかじめ大きなサンプルで確認しておいた方がいいよね〜
ショールームなら経年劣化もないだろうしね」
「でもショールームは商業施設だから、照明のあたり具合や光の入りかたで違って見えることもあるみたいだから、それも気をつけておかないとね〜」
「ショールームはどれもきれいに見えるように工夫されているから、冷静な判断力が試されるよね(笑)」
ペット
「うちは室内犬を飼っているんだけど、なかなかリビングのインテリアに合うゲージやベッドがないのよね」
「うちもそう、お決まりの感じのものしかなくて、どこに置いても浮いちゃう気がする」
「我が家の犬小屋は、流行りのDIYで旦那と一緒に手作りしちゃった。
おかげで家の屋根とマッチしていて可愛いんだよね〜」
「すご〜い!うちもそうしたいな〜‼️
最近はペットを飼う人も多くなっているから、おしゃれなものが増えているよね」
「今や子どもの数より多いって言われているのに、ちょっとインテリアが出遅れてるよね〜」
「そうだよね。ペット幼稚園や、ペット用の誕生日ケーキはあるのにね❗️どこかでおしゃれなゲージを早くつくってくれると嬉しいんだけどな〜」
「みんな苦労しているんだね。私はネットで北欧スタイルの犬用ゲージを買ったよ」
「うちは猫なんだけどドイツ製の猫用トイレを購入したわ。
ネットで調べたほうが早いかもしれないね」
「それに、おしゃれもいいでど、ペットを飼うと汚れるし傷も気になるよね」
「最近は傷にも強いペット対応の壁紙や床材もいろいろ出てるわよ」
「それいいね!傷に強いんだったら、小さい子どもがいる家でも使えるかもね」
「うちはペット禁止のマンションだから、ペットが飼える家に住みたいわ」
「うちもペット禁止だから、金魚を飼っているんだけど、私が近づくと餌を欲しがって口をパクパクさせるんだよね。可愛いわよ〜」
「うちはメダカを飼っているんだけど、水槽のエアポンプの電源が遠くて、延長コードで繋いでいるんだけど、コードがヘビみたいにのたうちまわっていて不細工なんだよね…」
「水の交換のこともあるから、あまり水栓から遠いのも考えものだしね〜」
「そうだよね。水もある程度まめに交換しないと匂いも気になってくるしね」
「また、ペットを飼っている以上、ある程度は毛や傷や匂いとうまく付き合っていかないとならないんだけどね…」
「そうだよね。人間の家だって住んだ分だけ経年変化が味わいになってくるしね。いい意味でペットと一緒にいる生活感のある家も温かみがあって、そこに住む人らしさが出てくるのもいいものだよね♪」
その他
「クロスが気に入らなくてやり直してもらったら、余計汚くなったよ」
「張り替えると、下の糊とか、下紙が綺麗に取りきれなくて凸凹になるらしいよ」
「そうなんだぁ…ということは、やり直しにならないように工事が始まる前にしっかり決めておかなければならないってことだよね」
「そうなんだよね!すべてにおいて、工事が始まる前に自分で納得いくまで確認することが必要だってことだよね」
【解決策アドバイス・処方箋】
家づくりは、まずは、機能的であるかどうかを生活シーンを思い浮かべながら確認しなければなりません。女性の目線は生活目線です。
そして、それはある意味これからの家族の生き方の目線でもあります。
家づくりをすべてそっくり建築のプロに任せてしまうのもいいと思いますが、まずは少しだけでも勉強して正しい知識を身に付けて、自分の考えていることを見えるようにすることをお薦めします。
そして建築の専門家に伝え、プロの力を最大限に活用させてもらう気概で住まいづくりを楽しんでください。
見本は、必ず大きなものを用意してもらうか、その前に自分でショールームなどで確認しなければなりません。
ショールームは見るだけで、買い物しなくても行ってもいいところなのです。
暇つぶしでもかまいません。この際ショールームに行くことに慣れてしまいましょう。
ショールームのアドバイザーからも、いろいろな情報をもらって仲良くなっておくことも大切なことです。
予定に入れておきましょう。
家づくりは人と人なのです。
そして手と手でつくるものです。
お互いに一緒に家づくりをする仲間として愛情を忘れず、ゴールがゴールではなく、建築の専門家のかたとの長いお付き合いの始まりのような関係になれるようにすることが大切なのです。
そのようにしてできあがる住まいはもっともっと楽しいですよ。
ワクワクしながら未来の暮らしかた、生きかたを描いてみてくださいね。