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「トイレ内法最低長辺1.3m、便器前0.5m【トイレCASE 2 】」(電気設備等)

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

立秋(りっしゅう)末候 蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」

世界でいちばん短い詩

5・7・5の17音を定型とする俳句は、世界でもっとも短い詩です。

季節を示す「季語」を読み込むよう定められているところも大きな特徴でしょう。

季語は、季節の息吹を愛おしみ、慈(いつく)しんできた先人からの贈り物。手紙やメールで用いても、ぐっと彩が豊かになります。

季語を集めた『歳時記』はめくるたびに発見があり、四季の輪郭をいっそう身近に引き寄せてくれる一冊としてオススメです。

今日は8(は)月19(いく)日の語呂合わせで「俳句の日」。

あまり難しく考えず、まずは一句読んでみてはいかがでしょう。家族や友だちと発表しあってもたのしそうです。

・今日をたのしむ
【俳句の日】

正岡子規や高浜虚子(きょし)など、偉大なる俳人の出身地である“俳都”・愛媛県松山市では、毎年俳句の日近辺に「俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)」を開催。地方予選を突破した高校生たちが俳句の創作力と鑑賞力を競い合います。

【バイクの日】

こちらも語呂合わせで制定されました。オートバイに乗るたのしさや安全運転を呼びかける講習会を各地で行います。

自転車の日も必要ですね。あるのかな?なんせ、交通事故は圧倒的に自転車事故が多いのですからね。

・季節をたのしむ
【エダマメ】

十分に熟す前の大豆をサヤごと茹でていただくエダマメは、やはり「枝」つきのほうが新鮮で甘味が保たれています。

味が落ちやすいので、手に入れたらすぐに塩茹でにしましょう。

アルコールから肝臓を守るサポニンやメチオニンが含まれるため、この季節ならではの「ビールにエダマメ」は理に適(かな)ったベストコンビです。ちなみに暦の上では秋となる今ごろが旬であるため、「枝豆」は秋の季語となっています。

「トイレ内法最低長辺1.3、便器前0.5m【トイレCASE 2 】」(電気設備等)

前回ブログは「トイレは動作し易い快適さナンバーワンの空間に【トイレCASE 1 】」(電気設備等)https://heiwadai.jp/kaitekitoirekuukann/(青字タイトルをタップするとブログに飛びます。) をお送りしました。今回はトイレの2回目「トイレ内法最低長辺1.3、便器前0.5m【トイレCASE 2 】」(電気設備等)をお送りします。

【動作効率の良い快適空間に】

【① 必要空間寸法】

・トイレ内での反転動作等に支障がない空間として、長辺の内法寸法を1.3m以上とするか、便器の前方、若しくは側方に0.5m以上のスペースを確保することをお奨めします。トイレ奥行は750mm(タンクレ650mm~700mm)程度なので、※幅1.0m、奥行1.5m(1.25m)※以上の空間が必要となります。

広すぎて便器まで数歩、歩かなければならない場合や、壁が手掛かりにならない場合は、逆に高齢者等には負担を強いることになりかねませんので十分な注意が必要です。

・住宅性能評価・高齢者等配慮対策等級において、介助が必要となった場合を想定した、介助用車いすの使用者が基本生活行為を行うことを容易にするための寸法の基準が定められています。下図、下表に記しておきますので参考にして下さい。

・手洗いカウンターを設置する場合は、トイレ幅が1.25m必要となりますが、省スペースタイプのものであれば※幅1.0mあれば設置することが可能です。ただし、その分手洗い器等の奥行は当然狭く使い辛くはなりますのでご了承ください。

小便器やタンクレストイレの場合は、手洗い器が必要となるので計画段階最初から設備等の配置を考えておかなければなりませんので、注意が必要です。

【② 介助が前提の場合の必要空間寸法】

・介助が前提のトイレの場合は、車椅子の切り返し動作が最小限で済むように、そして便器に移乗(車椅子から便器に身体(下半身中心)移すこと)をしやすいように出入口と便器の位置関係をレイアウトすることをお奨めします。

・必要な空間寸法は、便座前方(A)に立ち座りが楽に行えるスペースとして※0.5m以上※、便座側方(B)に介助者が使用するスペースとして※0.5m以上※、便座後方(C)に後方から介助する際、便器後方に足を入れる空間として※0.2m以上※必要となります。

ただし、便座側方に1.0m以上のスペースがあれば、便器へのアプローチや車椅子の方向転換もし易くなりますのでご検討ください。(下図を参考にして下さい。)

【住宅性能評価・高齢者等配慮対策等級3に適合した寸法】

住宅性能評価規定住宅性能評価規定住宅性能評価規定

 

 

 

 

   
等級5 短辺内法1.3m以上、もしくは、便器後方の壁から便器先端までの距離に0.5m加えた寸法以上を確保する。
等級4 短辺内法※1.1m以上※、かつ長辺内法が※1.3m以上※。もしくは、便器の前方及び側方に、壁との距離を0.5m以上確保する。
等級3 長辺内法が1.3m以上。もしくは、便器の前方又は側方に、壁との距離0.5m以上を確保する。
   
   

 

【介助が前提の必要空間寸法例】

《×》

車椅子では使い辛い

【出入口有効800以上】

[180度回転して移乗する必要が生る上に、切り返しも多く、ストレス絶大]

《△》

△使い辛くはないが最適ともいえない。

[90度回転して移乗する必要があり、切り返しも多く、ストレス絶大]

《〇》

最適

[移動距離が最も短い。横移動だけなので最も容易で、最適といえる。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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