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家具と部屋/機器と部屋の間の空間
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
秋分 末候 水始めて涸れる(みずはじめてかれる)
稲刈り(いねかり)
春の種まきから5カ月あまり、農家の方々が大切に育ててきた稲が田んぼで黄金色に輝いています。豊かな実りのご相伴に預かろうと、スズメも嬉しそうに飛び交う中、稲刈りシーズンがやってきました。
さて、ここでひとつクイズです。1本の稲には、どれくらいの米粒が実っているでしょうか。
正解は品種によってバラつきがあるものの、およそ100~200粒。1粒の種籾(ためもみ)から芽が出て、苗となり植えられたことを思うと、その実りの多さに改めて感謝せずにはいられません。
・今日をたのしむ
【水始めて涸(か)れる】
秋分の末候である「水始めて涸る」は、稲刈りに備えて水田から水を抜き、乾かす時季であることを示しています。
【アンパンマンの日】
1988(昭和63)年の今日、やなせたかしさんによる国民的キャラクター・アンパンマンのテレビ放送が始まりました。
【ドイツパンの日】
噛めば噛むほど味わいが増すドイツパンを広める日。日付は1990(平成2)年の今日、東西ドイツが統一されたことに由来しています。
ー秋分◇末候ー
【水はじめて涸れる(みずはじめてかるる)】
夏の湿った空気はすっかり姿を消し、カラッとした秋空が晴れ渡っています。
水の抜かれた田んぼでは、頭を垂れた稲穂がサラサラと風に揺れ、収穫
を待っています。
ー旬のことばー
【登山の日】
今日は登山の日です。北海道や東北の山々では鮮やかな
紅葉のシーズンを迎えました。
紅葉狩りにお近くの山へ出かけてみませんか。
じっくりザクザクと山道を歩けば、絶景の景色が待っています。
家具と部屋/機器と部屋の間の空間
前回は【椅子の法則(椅子からベッドへ「閑話休題」】をお伝えしました。(お読みになりたい方は前回タイトル(青字)にリンクを張っておきますので、タップしてお読み下さい。)
https://heiwadai.jp/isunohousoku/
今回は番外【家具と部屋/機器と部屋の間の空間】お伝えしたいと思います。
まずは前回の【椅子の法則(椅子からベッドへ「閑話休題」】のお浚いからお伝えします。
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椅子は、「脚、座、背」の3つの要素で構成されています。興味深いのは、椅子の基本的な形態に、これらの3つの要素のスケールにおいて、ある法則性が認められるのです。
脚は座の高さを(A)、座の奥行きを(B)、背もたれの高さを(C)とすると、A+B+C=1200~1300mmという法則が見えてきます。
寝椅子の場合もこの法則が適用できる場合もありますが、よりリラックスできる大型の寝椅子は水平のベッドに近いスケールになるはずです。
↑お浚いここまで
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部屋の広さは、その部屋で生活する用途と人数、そして必要とされる家具などの大きさで決まります。
【トイレの広さを考える】
たとえば、トイレは便器の大きさと、その周りには工事やメンテナンス・掃除をするために必要なスペース、そして用を足すための動作空間、すなわち「アキ」が必要なのです。
その「アキ」を自分自身の身体尺とその家具や機器を使うことを実際にイメージしながら部屋の広さを考えてみることをお奨めします。