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見せたくない掃除用具を見せない収納術[片付く収納追求3]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立春 次候 黄鴬睆く(うぐいすなく)
黄鴬睆く(うぐいすなく)
東京でも、もう、ウグイスの鳴き声聴きましたよ¨??うぐいすの声を聞くと、ああ、いよいよ春だなと思えてきますから、不思議ですよね
黄鶯(こうおう)とは鶯のことです。
黄鴬?睆く(うぐいすなく)は七十二候で、立春の次候にあたる季節です。春告鳥(はるつげどり)と呼ばれる鶯がなくころ。その時期は、およそ二月九日から十三日ごろまで。
かつては立春次侯を、梅花乃芳し(うめのはなかんばし)、といって梅の花の香りが芳しい季節としても親しまれていました。
泣き声ばかりで姿を見せない鶯は、まさに春を告げる声そのもののようですね。
見せたくない掃除用具を見せない収納術[片付く収納追求3]
【トイレの収納は極めたいものです!】
できれば、直接は見えないようにしたいものとして、トイレットペーパーや掃除用具などがありますね。それでいて、トイレ内に置いて突然の必要が発生しても、あわてず手が届くところに置いておきたいものだと思います。
平均的かどうかは分かりませんが、よくあるおよそ畳位置帖大の広さに便器を設置すると、ご存知だと思いますが長手方向にスペースの余裕ができます。
その余裕がもったいないと考えるか、それくらいの遊びのスペースは必要でしょうと考えるかは、別として、必要なものを置いておくスペースとして考えてみましょう。
便器の背面部分は収納として使いづらいものですが、壁の半分程度を薄壁というか、パネルというか、で目隠しした奥に、トイレットペーパーや掃除道具などを収納し、その目隠し版の横から使えるようにしたらどうでしょう。
それらを取り出しやすく尚且(なおかつ)トイレに入ったときに正面からは見えないようにしまうことができてしまうのです。
左側はパイプスペースとして利用できます。
その上、もうひとつトイレ収納に必要不可欠なのですが、その収納部には扉がなく空気がほとんど、こもりません。ですから、掃除道具が渇きやすいというメリットがあります。
トイレ用具などは、大抵掃除したあととか濡れているものが少なくありません。ですから、その濡れたままの状態で、湿気がこもり、なかなか乾かない状態でいると、間違いなくカビが発生してしまうのです。
当然、カビは一般的に健康的にも、見た目にも厄介なものです。できればカビを避けたいと思う人は断然多いような気がします。それが、カビ難いのに、取り出し易いという相反する利点を共有させているのです。
①パイプスペース(給排水管専用空間)として使用します
②掃除用具・トイレットペーパー入れ
③ここのすき間空間を利用して飾り棚などになるニッチとしてトイレ内の演出効果もあげられます。
④オープン(開放的)でありながら正面からは見え難い収納空間となっています。その上、何といっても取り出しやすいのも大きなポイントです。
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【「プロフェッショナルモデル(仕様)の押し入れ」にとことんこだわってみる】
押し入れは、大抵2段位ですよね。あっても枕棚が上の方の取出し難いところにところに一段あるくらいです。
ところが、押し入れに積み重ねた一番下の布団を取り出すために、すべての布団を一度出して、その布団だけをよけて、せっかく出した布団をまたしまわなければならなという経験はありませんか?
私の場合は、ベッド派ではなく、布団派なので、そのような経験は何度もあります。
そうならないように考えたのが…、押し入れの段数は2段と決めずに、用途に合わせて段数を増やしてみてはいかがでしょうか。つまりは、2段の布団棚を多段にして、それぞれの用途別に納めてしまうということなのです。
その多段式の押し入れであれば下に入れてしまった布団も、ラクに取り出すことができます。今までは二段式の押入れありったけの布団を重ねていたため一番下の布団は毎日重い布団の下敷きとなり、押し潰されていたのです。
そのため、多段式の押し入れでは、ふっくらしたままの状態を保つことが可能となりました。この方法は、スキーなどの合宿地に行ったときに、宿泊者の大量の布団を捌(さば)かなければならないため、考えられたものでした。
そのとき布団部屋に教わった『プロフェッショナル仕様の押入れ」なのです。簡単に言ってしまえば、パクリなのです。ですが、このパクリも布団派や来客の多いお施主さんのところでは、大変喜ばれました。
段を家族の数だけ人数分に分け、それぞれの専用の段を決めて布団を出し入れすることも可能になります。ただし、布団の出し入れをしやすい高さの範囲は、下から70㎝~150cmで、その上身長の高低にも差がありますので、そこらへんで、どの位置にするかを決めるのは至難の業だとお聞きしました。
【昔から、押し入れの段数に決まりなどなかったのです】
①※注 通常の押し入れよりも奥行きを浅めにします。3つ折りの布団サイズにすることをお奨めいたします。
②例えば、4段の棚段にした場合、段は、それぞれスノコ板状にすれば通気も確保できるので、スノコ状の棚段をお奨めいたします。