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[トラブル]チラシの「大幅値引き」に注意!(防ぎたいトラブル①)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
秋分 次侯 蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)
豆腐の日(とうふのひ)
10月2日を「とうふ」と読んで、今日は「豆腐の日」です。豆腐は二千年ほど前に中国で発明されたといわれています。
やがてアジア各地に広まり、日本には奈良時代に伝来しました。なぜ「水に浸した大豆をつぶして絞り、その汁(豆乳)にニガリを加えて固める」というレシピが生まれたのか想像してみるものの、その工程が複雑すぎて謎は深まるばかりです。
不思議ついでに、腐っているわけでもないのに「豆腐」とは?と調べたところ、中国語の「腐」には「柔らかくてプニプニしている」という意味があるのだとか。
日本人は縁起を担いで「豆富」という表記も生み出しました。
・今日をたのしむ
【豆腐の日】
秋に収穫し、乾燥を経た「新大豆」が出回る12?2月頃が、豆腐の旬。なめらかさと豆の香りが身上の「新豆腐」が店頭に並ぶまでは、もう少し時間が必要だそうです。
【豚骨ラーメンの日】
「豚骨ラーメン」の発祥地である福岡県久留米市の認知度をアップし、同地で豚骨ラーメンを味わってもらえるよう制定。
日付は10と2を「とんこつ」と読む語呂合わせから。
【橘のケンカだんじり】
福島県阿南市橘町(たちばなちょう)に鎮座する海正(かいしょう)八幡神社の秋祭り。
毎年10月1?3日に開催。舟に見立てた4台の地車(だんじり)を曳(ひ)き回し、猛烈な勢いでぶつけ合います。
・季節をたのしむ
【うろこ雲】
秋空一面にもこもこと連なる様子が魚の鱗をイメージさせることから名付けられました。
魚の群れに見立てて「いわし雲」や「さば雲」とも。この雲が出たら天気は下り坂。低気圧が近づいています。
66 壬9[トラブル]チラシの「大幅値引き」に注意!(防ぎたいトラブル①)150-151
https://heiwadai.jp/sesyusikyuunowana/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は「防ぎたいトラブル」の1回目[トラブル]チラシの「大幅値引き」に注意![防ぎたいトラブル①]]をお伝えさせていただきます。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
【[格安リフォームの注意点]チラシの「大幅値引き」にはカラクリが…】
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【商品の値引き広告に要注意!】
《【こんなチラシをよく見かけるけど、このメーカー希望小売価格って?】》
↓
【実質希望小売価格で引き渡している会社は無いのが現状】
※2【チラシのように上手くいかない理由】
チラシのように驚くほど安くなるのはまれなケース。あらかじめ決まっている材料・器具以外を希望したり、チラシにある工事範囲外の工事もしたりします。
大手リフォーム会社「Sそっくりさん」など何度もやり直し工事をお客さんから要望されています。こうして、別途費用が発生しがちなのです。
かえって、安売り広告を敢えてしないチラシの方が信用度は高いのかもしれません。
【見かけ上の安さに騙されないようくれぐれも!】
インターネットやチラシで「システムキッチン50%引き!」「システムバス65%オフ!」などのうたい文句を見かけることは、けっして少なくはないと思います。ほんとうにこんな大幅値引きでリフォーム会社はやっていけるのでしょうか?
ところがそんな心配は無用なのです。今では多くの人が気付いているかもしれませんが実はカラクリがあるのです。値引きの元になっているのが「メーカー小売り希望価格」というもの。
リフォーム会社や工務店で希望小売価格のとおりに引き渡しを行っているケースはありません。相場的には希望小売価格のとおりに引き渡しを行っているケースは、ほとんどありません。
無いとは言いません。実際値引きをほとんどしないでやっているメーカーもあるからです。そのかわりそのようなメーカーは、商品に自信を持っていて「メーカー小売り希望価格」自体が安くせってされているからです。
ここでは、どのようなメーカーかとは限定しませんが、実際、相場的には希望小売価格の70~80%、なかには50%前後というケースもあります。
要するにもともと一般的にメーカー希望小売価格よりも安くお施主さんに提供していたのです。
この過去形にしたのには意味があって、現在ではメーカー側で値上げ競争が激化しているからです。ひどいところでは、年間に三回も四回も値上げをしていてカタログが間に合っていないくらいなのです。
当然、それに倣って職人側でも軒並み値上げ交渉をしているようです。建築家サイドでは手数料は建築代やリフォーム代の25%とか30%とかの割合で売上代金としているので、ほとんど影響はないのですが、建築側では大変な状況なのです。
とはいえ、どんどん建築費(設計料も含め)がどんどん高騰していけば、売れなくなってしまうので、設計士側にしても死活問題になってくるのかもしれません。実際食べていけなくなった設計側の人々もみているので、どちらにしても不況が長く続けばいいことはありません。
チラシやメーカー小売り希望価格の話に戻りますが、商品代がどれだけ安くなるかはリフォーム会社とメーカーとの取引関係によって違ってきます。
さらに型落ち品や在庫品の場合は、通常よりも安く提供できるのが当たり前なのです。とぢらにしても、あまりこの種のチラシには乗せられないほうがよさそうです。
「坪単価〇〇万円でできる全面リフォーム」といったチラシもよく見かけますが、こちらも注意が必要です。なぜならあらかじめ決められている「標準仕様」でやれば、間違いなくその価格でできるのですが、その標準仕様を超えて設備・建材を選んだり、工事範囲を広げたりすれば、費用がアップしてしまうからです。
これは当然のことですが、標準仕様をしっかり確認しないままに、坪単価から全体の費用を出してしまうと、大幅な予算オーバーということになり兼ねません。
見かけ上の安さに惑わされず、例えば下記のような方法で、予算の範囲でコスト調整を行うのが、希望を実現する早道といえるのかもしれません。
【予算内でコストを下げるには】
【優先順位を決める】
実際、どこをリフォームしたいのか、優先順位の高い順から進める。
【機能を重視する】
見栄えをよくすると予算が上がる。毎日使うことを考え、機能を重視する。
【残せるものは残す】
今あるものを利用してリフォームすることで予算が抑えられないか、検討してみる。