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[トラブル]減らない、絶えない訪販のトラブル(防ぎたいトラブル②)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
霜降 初候 霜始めて降る
柿の健康効果
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。
「柿が色づくころは天候も安定しているので病気になる人が少なく、
医者はあがったり」という意味ですが、柿の健康効果も手伝って生まれた言葉でしょう。
柿はビタミン類を豊富に含む果実です。とくに免疫力を高め、老化を予防してくれるビタミンCが多く、
ひとつ食べれば、一日に摂る目安量を満たしてくれるほど、
また、鼻や喉の粘膜を強くするβカロテンのたっぷりで、風邪の予防にもってこいなのです。
・今日をたのしむ
【柿の日】
「柿くへば
鐘が鳴るなり
法隆寺」
という句を、正岡子規が1895(明治28)年の今日に出発した旅行で詠んだことが由来。子規は柿が大好物でした。
【きしめんの日】
愛知県の名物である「きしめん」をもっと多くの人に食べてもらおうと制定。
日付は食欲の秋である10月と、特徴であるツルツル感をあらわす「26(ツル)」を組み合わせています。
[トラブル]減らない、絶えない訪販のトラブル(防ぎたいトラブル②)
前回は[トラブル]チラシの「大幅値引き」に注意!(防ぎたいトラブル①)
https://heiwadai.jp/toraburu/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は[トラブル]減らない、絶えない訪販のトラブル(防ぎたいトラブル②)をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
【契約後でも8日以内であれば解除可能です】
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【減らない、絶えないリフォーム訪問販売被害トラブル】
【国民生活センターに寄せられたリフォーム訪問販売によるトラブル相談】
年度 | 2012 | 2022 | 2023 | 2024 |
相談件数 | 9,756 | 10,099 | 11,861 | 1,308(前年同期1,246) |
※(相談件数は2024年5月31日現在 ※消費生活センター等からの相談件数は含まれていません)
【契約解除はクーリングオフで8日以内に】
リフォームのトラブルで断然多いのは、業者がお宅に訪問してきて契約をしたというケースです。国民生活センターの電話相談でも相談件数が、いっこうに減る気配がないのが現状です。
同センターへの相談事例からいくつか抜粋すると、
〇2年前に保証付きの屋根工事をした。雨漏りがしたので業者に連絡をしたが、忙しいのでといって直しにこない。
〇「お宅の鬼瓦が傾いているのが気になる。今なら1000円ポッキリで直してあげる」といわれ、修理を依頼した。作業後、このままだと雨漏りするから屋根全体を修理したほうがよいといわれ、約20万円の契約をしたが、契約を急ぎ過ぎたと後悔。
〇実家を訪問してきた業者が家に上がり込み、高齢の父と外壁工事の契約をした。契約のさせ方に問題はないか。
こうした事例がたくさん紹介されていますが、見積もりなど適切なプロセスを経ずに契約に持ち込もうとするのが、共通の手口です。
信用できないようであれば、契約を避けるのが一番よいのですが、もしも契約してしまった場合は、クーリングオフ制度を活用することをお奨めします。
クーリングオフは、訪問販売などを対象とする特定商取引法で定めている制度なのです。訪問販売は契約書面受領日から8日以内に郵便などの書面で行えば、契約を解除することが可能となります。
発送した証拠が郵便局に残る内容証明郵便などを利用するのをお奨めします。この方法を遣えば、差出日と内容を郵便局が公的に照明してくれるので確実です。
契約解除の文書を発信した時点で効力を発揮するので、契約から8日以内に発信していれば相手に届くのが8日目を過ぎていても問題ないということになります。
《【訪問販売はクーリングオフの対象】》