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坪庭と小さな外構に拘る[外廻り⑥]
立秋(りっしゅう)末候 蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」
世界でいちばん短い詩
5・7・5の17音を定型とする俳句は、世界でもっとも短い詩です。
季節を示す「季語」を読み込むよう定められているところも大きな特徴でしょう。
季語は、季節の息吹を愛おしみ、慈(いつく)しんできた先人からの贈り物。手紙やメールで用いても、ぐっと彩が豊かになります。
季語を集めた『歳時記』はめくるたびに発見があり、四季の輪郭をいっそう身近に引き寄せてくれる一冊としてオススメです。
今日は8(は)月19(いく)日の語呂合わせで「俳句の日」。
あまり難しく考えず、まずは一句読んでみてはいかがでしょう。家族や友だちと発表しあってもたのしそうです。
・今日をたのしむ
【俳句の日】
正岡子規や高浜虚子(きょし)など、偉大なる俳人の出身地である“俳都”・愛媛県松山市では、毎年俳句の日近辺に「俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)」を開催。地方予選を突破した高校生たちが俳句の創作力と鑑賞力を競い合います。
【バイクの日】
こちらも語呂合わせで制定されました。オートバイに乗るたのしさや安全運転を呼びかける講習会を各地で行います。
自転車の日も必要ですね。なんせ、交通事故は圧倒的に自転車事故が多いのですからね。
・季節をたのしむ
【エダマメ】
十分に熟す前の大豆をサヤごと茹でていただくエダマメは、やはり「枝」つきのほうが新鮮で甘味が保たれています。
味が落ちやすいので、手に入れたらすぐに塩茹でにしましょう。
アルコールから肝臓を守るサポニンやメチオニンが含まれるため、この季節ならではの「ビールにエダマメ」は理に適(かな)ったベストコンビです。
ちなみに暦の上では秋となる今ごろが旬であるため、「枝豆」は秋の季語となっています。
ー旬の兆しー
【クラゲが出るころ】
お盆を過ぎたころから海にクラゲが出るという
言い伝えがあります。
これは、海水の温度が上昇する8月の中頃に
成長したクラゲが海中を漂い始めるため
【もしも、クラゲに刺されてしまったら・・・】
クラゲに刺されてしまった場合は、手袋などを着用し
ピンセットを使って針を取り除きましょう。
海水を洗い軟膏を塗るなど応急処置をすることで、
痛みが長引きにくくなり和らぎます。
【坪庭と小さな外構に拘る[外廻り⑥]
前回は【狭い敷地でも緑の植栽に拘る [外廻り⑤]】
https://heiwadai.jp/kadennsyuunou/
というタイトルでお伝えしました。
今回は【坪庭と小さな外構に拘る[外廻り⑥]】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。
【僅か1坪で趣(おもむ)きのある庭がつくれます!】
※イラスト①
①坪庭では、日陰で育つシダ系の植物や茶花などを植えます。
②石畳(いしだたみ)には深岩石などが趣きがあってお奨めです。
③石組は山や鳥に見立て、丈の低い植物をその周りに配するといいかもしれません。
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【坪庭に拘る】
都心の狭小敷地で庭を計画したいと思っても、建蔽率(けんぺいりつ)の問題や道路や隣家が迫っていて視線が気になったりと、満足のいく庭をつくることはなかなか簡単ではありません。
そういった場合は何といっても坪庭がお奨めです。坪庭とは、建物や塀に囲まれた極小の庭で、植栽や石などを配置したこの空間に光が差し込むと、刻々と変化する趣きある表情を生み出し、生活に潤いを与えてくれるものです。
およそ建坪9坪のこの住まいでは、中央に、およそ一坪の庭を計画しました。正に、ほんの小さな坪庭ですが、そこには周りの視線を気にすることなく、光や風を室内に採り込め、限られた床面積でも広がりのある豊かな空間になります。
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【小さな外構に拘る】
狭小地では特に道路から建物までの距離を十分に確保することが難しい場合があります。たとえ短いアプローチであっても、ゆとりある玄関をつくるには玄関先のちょっとした足元に小さな庭だまりをつくって間を演出することが重要なポイントになります。
このような小さなスペースでも植栽を設けて適度な緑で木陰をつくり、さらに正面外壁の角度に変化を持たせることで、開放感がありながら同時に囲まれた安心感のある玄関ができあがるのです。
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【小さな外構でも安心感を生み出す】
※イラスト②
①奥まった正面壁の前に竹と下草で縦の線をつくり、その奥の壁を植栽越しに見えるようにすることで、奥行を演出することが可能となります。
②エントランスには8~10mほどに成長することを見込んだ立ち木を2本植え、落葉樹と下草で、建物の角、端部のシルエットを和らげています。