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【庭】憧れの庭ですが、実際のお悩みは??
今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
そして二十四節気で処暑の次は白露(はくろ)。大気が冷えてきて、露を結ぶころをいうんですね。結露というほうが、かえって分かりやすいかもしれませんね₍₍( ´ ᵕ ` *)⁾⁾
そんな白露の初候は、草露白し(くさのつゆしろし)。草に露が降りて光るという意味で、およそ九月七日から十一日ぐらいまでの季節です。
夜が更けるにつれて気配が下がり、夜露を結んだ湿っぽい様子を、露けし、といいます。
そして翌日の夜明け前には、草の葉に、ぷるんと朝露が…。
残暑が引いて、秋らしい兆しがだんだんと現れてきます。
露の玉 蟻🐜たぢたぢとなりにけり 川端茅舎(はっしゃ)
【庭】憧れの庭ですが、実際のお悩みは??
庭は木や植物、草花を植えたり、石や池などを配して花壇をつくるなど、住む人の安らぎや癒しの空間となります。
屋根のある庭、室内庭園、中庭、まったく植物を用いない平庭など「庭」と呼ばれる種類も豊富にあります。
マンションでも1階の住戸にバルコニーの代わりに専用庭が付いているタイプがあり、戸建に負けないくらいの庭が付いている部屋もあります。
そんな、誰でも憧れる庭ですが、やはり悩みは手入れに関することが多かったようです。
季節ごとにきれいな花が咲き、手入れの行き届いた庭をキープするのは、なかなか大変なようです。
【井戸端失敗談 成功談?!etc…】
『庭のお手入れ事情』
- 庭は、手入れしないとすぐにジャングルのようになってしまい、ほんとうに大変で一筋縄ではいかない。
- うちでは、庭木の成長を考えなかったので、成長し過ぎて照明器具が埋もれてしまった。
- 分かっているつもりだったけど、植物は大きくなり過ぎたり枯れたりとイメージ通りに育たない。
- シマトネリコは常緑樹だから掃除が楽だと聞いたが、逆に年中葉が落ちる。
- 植木をたくさん育てたばかりに、水やりの水道代、剪定(せんてい)代などメンテナンス費用が思いもよらないくらい掛かる。
- うちは最初は頑張ったが今では植木鉢が余ってゴロゴロしている。
- 継続するのは難しくて、うちは、引っ越し後、手を入れられないままで何年経っても殺風景な状態のままになっている。
- 庭は、家とセットで考えてくれるわけではない。
- 我が家は注文住宅で、内装にこだわり過ぎて庭にまでお金をかけられなくなってしまった。
- 何も知らなくて、テラスのウッドデッキを自然素材の無垢材にしたんだけどメンテナンスしなかったら10年でボロボロになってしまった。
- 自然素材はメンテナンスが必要で、オイルや塗料を定期的に塗らなければダメになってしまう。きれいに保つのはほんとうに大変。
【花はきれいだけど、虫は苦手】
- 私は花が好きなので、季節ごとにいろいろな花を植えているが、毎年咲かせるのが大変。
- 私は花いっぱいの庭に憧れがあったので、楽しんでる。家庭菜園が流行っているので野菜も育てている。小さい子どもがいる家は食育にもなるので…。
- うちは暗い玄関のそばに中庭をつくった。明るくなるし、家に帰って中庭の様子が目に入ると、ホッとした気分になるので、お薦め!
- マンションではなかなかできないプラン。
- 油断すると虫が来るし、夏には蜂の巣ができちゃって大変だった。
- 蜂の巣は怖いけど、うちは軒下にツバメの巣ができた。
- ツバメは可愛いけどフンがたくさん落ちていて掃除が大変だった。
水の扱い
- 水栓の位置や高さの関係もバカにできなくて、水栓の蛇口位置が低くし過ぎて、バケツが置きにくい。
- シンクの高さと、そこで使うものと、水栓の高さの関係は重要。
- うちは、逆に高すぎて水はねして服にかかってしまう。気を付けて使うようにはしているけど急いでいるとつい。
- うちはホースを伸ばすと場所によってはホースがいろんなものをなぎ倒して大変なことになる。広い庭も大変。
- 自動散水栓(スプリンクラー)を付けると、タイマーで自動的に水撒きをしてくれるので、夏の暑い日とか旅行中とかすごく助かっている。
- 水栓部分だけじゃなくて、ガーデンパン(庭の洗い場)はどお?
- なんか貧弱な気がするけど。
- おしゃれなガーデンパンもあるみたいでけど、そこで靴とか洗うのは気が引けるような気がする。
- そもそもガーデンパンは、靴など泥汚れするものを洗うためにあるんだよね(笑)
- 庭に洗濯物を干すとき、うちは外に開放的だから、周りの家から見えるのが気になる。
- せっかく植物をきれいにお手入れしているのに洗濯物が丸見えで生活感丸出し。
- それから、急な雨だと急いで取り込まなといけないから大変。
- マンションだと手すりや上階のバルコニーで隠れるからそんな心配ないのかと思ってたら、風が強いとやはり濡れてしまう。なので仕事していると、どうしても部屋干しするしかない。
- マンションもこれからは洗濯物は家の中に干せるスペースがあって、バルコニーは庭として楽しむようになっていくのかも。
【ネコ対策って!?】
- ネコの糞って、何とかならない…?
- 野良猫って賢いので、いろいろ対策をしても、すぐに慣れてしまう。
- 防犯用の砂利を敷いていて、結構大きな音がするけど、それもすぐに慣れて平気で歩いている。
- 私は、ちょっと外で音が聞こえただけでも、泥棒かと思いびっくりしてしまうが、確認しようとしても、門灯と庭園灯のスイッチが外にしかない。
- 人感センサーがあれば、防犯になる。
- あとおすすめは、電動シャッター。開閉がとても楽だし、昔の雨戸なんて重くて重くて、憂鬱になる。
- うちは、階段の横にスロープをつくったんだけど、幅が狭くて車椅子やベビーカーが通らずに使い勝手が悪くて仕方ない。
- ちゃんと手すりを付けておかないと滑ったら大変だしね。
- それから高齢者には階段の段差が分かりづらいので、段差がわかるような足元灯があったほうがいい。
【解決策アドバイス・処方箋】
庭のある家は、みんなの憧れの的かもしれません。
いつも手入れされた木々と花がリビングからも見え、ダイニングからも見え、寝室からも、子供室からも見える家は本当に素敵だと思います。
木々や草花を愛する人に悪い人はいないといいます。
【命】の大切さ、尊さを知っている人だからです。愛情をもっていなくては、大変なお手入れを長く続けることはできませんからね。
最近は庭で野菜を育てる人もいらっしゃるようです。トマトやキュウリ、茄子(なす)、ピーマン…。茄子はとくに花が可愛らしくて美しいので育てているという人もいるくらいです。
もちろん手塩にかけて育て、収穫した茄子の味は格別なものに違いありませんね。
「子育てに大変で、庭まで手がまわらないわ」という人も、将来のことまで考えて、やはり水栓と、ガーデンパンは付けておいたほうがいいと思います。ガーデンパンも、お洒落なものから、女性からみても可愛らしいものまでいろいろなものが出回っています。
戸建てはとくに、10年先、20年先の自分たちのライフスタイルをちょっと想像しておくことが大切です。
今、子育てで大変だとしても、20年後は子どもたちは独立してしまったり、遠くの大学に行ったり、もっと遠くに留学したり、就職したりしています。あっという間のことです。
夫婦二人の時間が増え、やっと自分たちの楽しいことができる年齢になってきた頃かもしれません。
興味が全然なかったのに、ご主人がガーデニングやDIYに目覚めて、デッキなどつくってくれるかもしれませんし、そうなると、植栽も、野菜づくりも…となるかもしれません。
残念ながら、わたしの家庭ではそうはなりませんけど…。
でも、でも、ご主人の野菜づくりを見越してガーデンパンをあえて設置するという奥様の作戦もありですけどね。
【庭 チェックリスト】
- 階段やスロープなどは、安全や勾配と同等以上に適切な幅かどうかを検討する
- 目的に合わせて地面の素材(コンクリート・芝生・土・防犯用玉砂利など)を選定する。
- メンテナンス費用を考慮し、植木や花の種類を選定する。
- ガーデニングが趣味で、長期旅行なども楽しみたい人は自動散水栓(スプリンクラー)を検討しておく。
- 外部水道の位置を用途に合わせて、ガーデンパンも含めて検討する。
- 外部水栓は高さやデザインも確認しておく。
- 物干しの位置を検討する。
- 防犯やデザインにも気を配り、ソーラーライト、LEDも含め、照明計画を検討する。
- 証明の位置や数と同時に、スイッチの位置にも気を付ける(スイッチは屋外より室内に付けたほうがいい場合もある)。