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【こども部屋④】コンパクトで環境重視が基本 

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

穀雨 次候 霜止んで苗出ず(しもやんでなえいず)

昭和の日

4月29日は、時代によってその名前を変えてきた稀有(けう)な一日です。昭和天皇の誕生日であったことから、戦前は「天長節」、戦後は「天皇誕生日」。

平成となってからは「みどりの日」となり、2007(平成19)年からは「昭和の日」となったんですね。

もとは天皇の誕生日というおめでたい日であり、ゴールデンウィークのはじまりということも手伝ってか、各地で春祭りが開催されるんです。

大勢の人が集まる大祭やイベントも楽しいものですが、地元の人々が受け継いできた鎮守の神さま(氏神(うじがみ)神社)のお祭りも風情があって素敵ですよね。

・今日の1日を愉しむなら…

【錦帯橋まつり】

日本三大名橋にも数えられる錦帯橋(山口県)と河川敷を舞台に、参勤交代を再現した大名行列や、「岩国藩鉄砲隊」による火縄銃の実演などを行います。

【日高火防災(ひだかひぼうさい)】

火の神さまを祀る日高神社(岩手県)の防火を祈るお祭り。

高さ約5mの屋台上に20人あまりの少女らが乗り、三味線・小太鼓・横笛などでお囃子(はやし)を奏でます。この荘厳な「屋台囃」は、県の無形民族文化財です。

【ナポリタンの日】

昔懐かしのナポリタンは、日本で生まれた洋食。昭和に誕生したことにちなんで、昭和の日に制定されました。

・今の季節を愉しむなら…

【フキ】

 

フキが出回る頃です。日本原産の野菜であるフキは、そのほろ苦さが持ち味。煮物はもちろん、サラダやキンピラにしても楽しめます。

【こども部屋④】コンパクトで環境重視が基本 

【子ども部屋を無駄に無駄に大きくすると…】

子ども部屋の基本は「こじんまり、コンパクトで環境重視」です。部屋はできるだけコンパクトにするべきだと思っています。無駄というだけでなく、親にとっても、子どもにとってもそのほうがいいのです。

テレビや娯楽は、原則としてリビングで楽しむようにします。パソコンなども同様で、物を詰め込むことを想定して無駄に子ども部屋を大きくすることは避けるべきだと私は考えています。

子ども部屋の机の位置を考える

①子ども部屋の机の配置

机は窓に近いほうが景色も観ることもできるので良いはずだとお考えのあなた…実際にそう考えがちですが…大間違いです。窓に近いと外気の影響や直射日光の影響をもろに強く受けてしまうので、あまり好ましくありません。

また一方、重要なことなのですが、窓からの採光は左側(左利きの場合は右側)からがベストです。

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窓ガラスは、最低限断熱ガラスにして、窓からの熱の出入りをできるだけ少なくします。夏はできるだけ冷房機器などを使用しなくてもすむよう、風通しの良いレイアウトにすることを心掛けましょう。

冬は暖房と加湿に十分配慮し、心身へのストレスを少なくします。ただし、だからといって、加湿器などで水蒸気をガンガン発生させてしまうのも、気を付けなければなりません。

必要以上の空気中の水分は、部屋の中、壁の中(壁内結露)でびっちょりと水滴となり、すぐに乾かさないでいるとカビが生えてしまいます。

とくに、壁内結露といって、壁の中で発生するカビは、苦手な日が入らないので、絶好の繁殖場所になってしまいます。家電は便利なことこの上ないように感じてしまいますが、それも大きな勘違いなのです。

話は戻りますが…、家具の配置も重要です。「うちの子は勉強できなくて」という場合は、家具のレイアウトを疑ってみる必要があるかもしれません。

例えば机はどこにあるでしょうか?

机は外部の熱や直射日光を避け、窓から離して配置するのがベストなのです。また、採光は座ったときに左側(左利きの場合は当然右側になります)から当たるのが理想的です。

【6帖の部屋を2つの部屋にするには…】

6畳間を二部屋にする方法

子ども部屋を隔てる壁を2段ベッドのようにしてみる。各部屋のベッド空間は秘密基地のようでおもしろいかもしれません。個人的には子ども部屋でなくてもそのような部屋は大好きです。狭いながらも大いに楽しみを見つけられそうです。

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「長男10歳、長女8歳。でも、うち2LDKなんですよ。異性ですし、なんとか6帖の部屋を2つに分けたいのですが…」といった相談もよく受けます。

そのような場合、私は、一人当たりの子ども部屋の面積の最低限度を3帖と考えています。おおよそ平方メートルに換算すれば5㎡となります。

ただし、6帖の部屋を2つに分けるには、それぞれの部屋に窓と扉が必要になってきます。6帖÷2=3帖と机上のように、簡単にはいきません。

子ども部屋を分割する際には、こういった点にも留意し、その部屋の周囲の空間も頭に入れて考えなければなりません。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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