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【「収納の仕組みが分かる7つの法則」】[第六法則]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

啓蟄(けいちつ)次候 桃始めて笑う(ももはじめてわらう)

お水取りとお松明(たいまつ)

東大寺の修二会(しゅにえ)(3月1日~)も、いよいよハイライト。

今夜から明日の未明にかけ、僧侶が本尊にお供えする「香水(こうすい)」を汲み上げる「お水取り」を行います。

それに先立ち、二月堂の廻廊(かいろう)では直径1mほどの大松明を僧侶の補佐役である「童子」が引き回す「お松明」が、闇に包まれた廻廊で松明を振り、火の粉を散らす様子は迫力満点です。

火の粉を浴びると災厄が祓われるといわれ、多くの参拝者で賑わいます。

・今日をたのしむ
【お松明】

お松明は修二会の期間中(3月1日~14日)、毎晩行います。松明の材料である杉の葉の燃え残りをお守りとして持ち帰る方もいるそうです。

【財布の日】

 3(さ)月12(いふ)日の語呂合わせから。新年度前の3月は、財布を買い換えるかたが多いそう。新しいアイテムとともに心機一転してみては。

【駄菓子の日】

 お菓子の神様として知られる田道間守命(たぢまもりのみことの命日にちなんで制定。昔から駄菓子は庶民の味方。100円玉を握りしめて、店先で必死に計算したのも懐かしい思い出です。

・季節をたのしむ
【イチゴ】

とちおとめ、あまおう、紅ほっぺが出回る時季。ツヤツヤと大きくハリのあるものを選びましょう。洗ってからヘタを取ると、水っぽくならず美味しくいただけます。

【「収納の仕組みが分かる7つの法則」】[第六法則]

前回【「収納の仕組みが分かる7つの法則」】の[第五法則]のお話をさせていただきました。

今回はその6回目第六の法則のお話です。

第6の法則

収納の解決はリフォームで

●収納リフォームとは

愉しむ棚板

 

多くの建築業者や設計事務所における住まいの収納対策というのは、収納スペースをいかにたっぷり取れるか、という発想で屋根裏、床下、和室の畳下などを利用したものがほとんどでした。

当然、日常的に出し入れするのが大変ですからいつのまにか「デッドストック専用スペース」となってしまい、ますます片づかないモノが増えてしまいます。

私が「収納コーディネーター」を名乗り、手探りで普及活動を始めたのも、自分自身の収納の悩みを相談する専門家がいない、という現実を知ったことがきっかけでした。

さて、本題の収納リフォーム計画のコツです。

「収納リフォーム」という考え方は、ひと言で説明すると「収納に配慮した住まいにリフォームする」ということです。

収納グッズを買い揃えるという対処療法ではなく、住まいそのものを収納しやすく、同時にインテリアを楽しめるものにしようというわけです。

●収納リフォームのポイント

ここで、本書の目的である、「リフォームで収納の悩みを解決する」というテーマに沿って、収納家具やシステムの選び方を整理しておきます。

  • 1.部屋に合ったサイズが選べるか、加工できるか。
  • そのためには、箱型の「家具」ではなく、部材を組み合わせてつくる収納システムがお奨めです。それなら間仕切りを兼ねた収納にすることも可能です。
  • 2.持ちモノなどの変化に合わせて変更できること。いったん据えつけたら、二度と変更できないものは避けるべきです。変化に合わせて仕切りが移動でき、全体の構成も変更できる、拡張性を持ったシステムを選択しましょう。
  • 3.モデルチェンジのない定番を選ぶ。

買い足しの時に、「その商品のアイテムは、製造中止になりました」というような事がないよう、モデルチェンジしない商品を選びましょう。古くから収納システムを開発している北欧や欧米のメーカーには、このような理念を明確に打ち出して消費者の共感を得ているところがあります。

●よい収納の家とは?

よい収納の家とは、どんな家でしょうか?

そのポイントは、使いたいものが使いたい場所にあるかどうかということです。

食卓のうえで手紙を書いたり、お子さまやご主人に関係する書類を作成する場合、筆記具や印鑑、封筒、切手などがすぐそばにあれば便利ですね。

収納場所がないと、取り出してきて片づけられなかったモノがどんどん食卓に溜まり、食事のたびに「片づけなさいっ」「お母さんこそ自分のモノを片づけてっ」という、モメ事の原因になります。

これではせっかくの家族団らんの機会である食事のたびに、親子(夫婦)喧嘩が繰り返されることになりかねません。

対面型キッチンのカウンターテーブルがあれば、その下を棚に変えるなどのリフォームを行えば、とても便利な収納になります。

●ロフトや床下収納にご用心

間取りの変更までお考えでしたら、納戸の確保をおすすめします。

ただし、ロフトやアティック(小屋裏)のように、出し入れが大変な場所はできるだけ避けたいものです。

床下収納はキッチンの近くで便利に思えますが、ふたが重く出し入れがつらいので使いにくいものです。年をとるとなおさらのことです。

これらの収納場所は、業者の方が「収納提案」としてセールスポイントにされています。

しかし実際には、処分に困るモノを「とりあえず」入れてしまいがちです。

それでまた処分に困ることになります。そのときの処分は本当につらくなります。

あなたの暮らしに合った収納のカウセンリングや、コーディネートができる能力をもつ業者を探したいものです。

しかし、このような知識を持つ業者はまだまだ少なく、後悔するリフォームにならないよう、あなた自身が収納術を身に付けて自己防衛することが大切です。

また住宅はもちろんですが、緊張を強いられるオフィスでこそ、こういう木製の収納システムを採用すべきだと思います。

きっとそのほうがいいアイデアが次々と浮かびます。

それに学校や高齢者のための建築物も「施設」という視点から転換して、もっとヒューマンなインテリアにしないといけないと思います。

また最近では自宅での個人事務所、いわゆるSOHOの設計依頼が増えてきました。北欧パインでできたパソコンデスクと一体となった収納システムがよく出ます。

これからの住宅に求められる機能は情報処理機能だと思います。

自分の仕事や趣味のための情報整理、そして外の世界とつながるための「ラボ(工房)」を自宅の中に構築するリフォームが増えていくと思います。

●寝室の工夫

寝室には寝具のほかに、趣味のモノ、衣類、化粧品など身近にしまっておきたい物がたくさんありますが、こういったモノが溢れると快適な眠りを妨げるストレスの原因になってしまいます。寝室では、より効率的な収納の工夫が必要です。

衣類の収納に威力を発揮するのが、主寝室と一体となったウォークインクローゼットです。

前述のように、5m程度のハンガーパイプの長さを確保すれば、夫婦二人分の吊るす衣類が収納できます。

ベッドでも必要な季節外の布団を収納できる棚を設けておくと、寝具の入れ替えに便利です。

寝室と、クローゼット、フィッティングルームとが一つになった空間にリフォームして、ストレスのない生活と、ぐっすり眠れる空間をつくりましょう。

●子供部屋の工夫

子供部屋こそ持ち物の内容(量・形)が急激に変化する場所です。

そこでお子さま自身が収納(片づけ)をする習慣を身につけさせるためにも、応用力のあるシステム収納(学習机や整理棚など)を使わせてあげるべきです。

勉強が手につかず成績の上がらない子は、片づけが下手で、いつも身のまわりが散らかっています。いっぽう、勉強のできる子の部屋は、うまく片づけられ、整理整頓されています。

整理整頓の習慣が学力の向上に密接に結びついていることは明らかなのに、整理整頓についての基礎的な教育、つまり片づける技術を子供に教えるということは、まったく無視されてきました。

片づけの技術とは、単にモノの整理整頓にとどまらず、情報や知識の整理にも通じる、きわめて重要なテクニックです。

身近なモノの整理をきちんとできる習慣や技術を教えることは、情報や知識をうまく整理して、頭脳に収納(記憶)し、上手に出し入れできる能力を身につけることにつながります。

押しつけではなく、子供自身が楽しみながら「整理整頓」という習慣を身につけるような学習机や整理棚の選び方については、私の小冊子『勉強ができる子に育つ学習机の選び方』を、ぜひお読みください。

●パントリーの工夫

次にキッチンのリフォームを計画する際、システムキッチンのことだけで頭が一杯になってしまい、ついつい忘れてしまいがちなのがパントリー(食品庫)の存在です。

パントリーとは、もともとはホテルなどで食器やテーブルリネンなどを保管したり、配ぜんを行う場所のことを意味し、住宅にも応用されるようになったものです。

キッチンに隣接して設ける納戸のような収納スペースとし、日常使う頻度の少ない調理道具や什器類、食品のストックをしまうのに利用します。

食品や食器以外にも、キッチンまわりの掃除用具や、ゴミの一時保管場所としても便利ですね。

キッチンには常温で貯蔵する方が適している食品が数多くあります。この常温で食品保存する収納庫、それがパントリーです。

冷蔵の必要のない瓶詰め食品や缶詰、調味料といったものまで冷蔵庫に押し込み、肝心の冷蔵したい食品の入り込む余地がなくなっていませんか?

●防災にも収納の工夫を

最近は各地で大きな規模の地震が多発し、東海沖や南海沖、関東地方などでの大規模地震が危惧されています。

まず、災害が発生して避難しなければならないとき、最低これだけは持ち出したいと思うものを、衣食住について書き出しましょう。

次にその収納場所を決め、さらに家族の誰もがわかるように確認しあう必要があります。

長期保存できる食料品については、建物の外に収納しておけば、家屋倒壊など最悪の状況でも被害を受けずに取り出すことができます。

最低でも2~3日、できれば一週間ぐらいの食品をショルダーバックにまとめておき、すぐに持ち出せる状態にしておきましょう。

【主な非常時の持ち出し品】

衣…家族の下着、レインコート、運動靴、タオル、軍手

食…米、みそ、塩、缶詰、梅干、水

住…小形の大工道具、雑巾、ひも、懐中電灯、電池、ライター、ハサミ

その他…救急箱、ビニールシート、ラジオ、時計、貴重品、重要書類

次に、いざという時に誰でも持ち出しやすい場所として考えられるのが玄関や階段下の収納です。

非常用品もショルダーバッグのように両手が使えるものが便利です。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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