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【「横になる」姿勢と空間の広さ「横になる行為①」】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
清明 末候 虹始めて見る(にじはじめてあらわる)
初虹
にわか雨が止んで雲の切れ間から太陽が差し込んだら、今年はじめて架かる「初虹」を見るチャンス。
空気中の水滴に日光が反射して発生する虹は、今頃からあらわれやすくなります。太陽に背を向け空を仰ぐのも、虹を見つけるコツだそうです。
ところで、7色の虹の色を順番に言うことができますか?
正解は外側から「せきとうおうりょくせいらんし」。赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の音読みです。
呪文のような響きのせいでしょうか、私はついつい唱えたくなり、虹を見つけるたびにブツブツと呟きながら確認してしまいます。
・今日をたのしむ
【虹始めて見る(にじはじめてあらわる)】
空気が乾燥する冬はなかなか虹がかかりません。虹は、はるのふかまりを教えてくれる季節のサイン。
「虹始めて見る」は清明(せいめい)の末候です。
【ヘリコプターの日】
ヘリコプターの原理を考案した、レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日にちなんでいます。
彼は15世期末にスケッチを残しましたが、人が乗って飛行できるヘリコプターが実際につくられたのは20世紀になってからです。
【日本巡礼文化の日】
日本最古の巡礼霊場である「西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)」の開場1300年を記念して制定されました。日付は、4月15日を「よいご縁」と読ませる語呂合わせから。
【いちご大福の日】
こちらは「よいイチゴ』の語呂合わせ。露地(ろじ)栽培のイチゴは今が盛り。日光をたっぷりと浴びた、まさに「よいイチゴ」とあんこ、お餅のハーモニーをオヤツにどうぞ。
ー清明◇末候ー
【虹はじめて見る(にじはじめてみる)】
冬のあいだ姿をひそめていた虹が空に掛かるころになりました。
空気中の雨粒が光を跳ね返してキラキラとまばゆく煌(きら)めいています。
雨上がり、太陽を背に空を見上げてみてください。
大きな七色の橋が見つけられるかもしれませんよ。
【「横になる」姿勢と空間の広さ「横になる行為①」】
前回は【食事をする空間を考える「座る姿勢③」】をお伝えしました。(お読みになりたい方は前回タイトル(青字)にリンクを張っておきますので、タップしてお読み下さい。)
https://heiwadai.jp/syokujikuukann/
今回は【「横になる」姿勢と空間の広さ「横になる行為①」】お伝えしたいと思います。
【生活の中のさまざまな「横になる」行為】

上から見た横になる姿勢
【上から見た「横になる」姿勢】

横から見た横になる姿勢
【側面から見た「横になる」姿勢】】
「横になる」姿勢は人間にとって、身体的にも、精神的にももっとも休まる姿勢です。安眠をする場合もそうですが、病に臥せる場合も「横になる」のは、身体が一番休まり楽だからなのです。
緊急の要件に備えるとかでなければ、寝る際に横にならない人はいませんよね。いいかえれば、人間が生きていく上で基本的にエネルギーの消耗がもっとも少ない姿勢といえるのです。
ほぼ水平な「横になる」姿勢だけでなく、少しだけ上半身を起こした姿勢も日常生活の中では少なくありません。居間の椅子などは、読書をする際によく用いられますし、ベッドで眠るまでもないときの仮眠によく利用されるのは、ラクな姿勢のために違いありません。
また、「横になる」姿勢のシーンとしては入浴が挙げられるかと思います。特に体を伸ばしてはいる洋式バス形式の浴槽は入浴による身体の洗浄効果のほかに、肉体的にも精神的にもリラクゼーションの上で大きな役割を果たしているといえます。
【生活の中のさまざまな「横になる』行為】
【眠る】
【臥(ふ)せる】

病に臥せる
【休む】

安楽椅子などで休む姿勢
ロッキングチェア・安楽椅子
【入浴する】

浴槽で横になる姿勢
浴槽