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材料や設備に我を通す[材料、設備の追求1]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立夏 初候 蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)
アイスクリーム
ところで、今日はあの甘くて冷たいアイスクリームの日です。
日本ではじめてアイスクリームを食べたのは、1860(万延元)年、日米修好通商条約を交わすためにアメリカを訪れた使節団一行でした。
「珍しきものありあり。氷をいろいろに染め、ものの形を作り、是(これ)を出す。
味は至って甘く、口中に入るるに忽(たちま)ち溶けて、まことに美味なり。之(これ)をアイスクリンといふ」とメンバーのひとりが日記にしたためています。
今は当たり前にあるアイスクリームですが、当時は日記に記すほどの驚きと感動の味だったのですね。
想像してみれば分かるような気もしますよね。
それから150年、日本でもさまざまなアイスクリームがたのしめるようになりました。
・今日の一日を愉しむなら…
【アイスクリームの日】
1964(昭和39)年の今日、アイスクリームをPRするため、業界団体が諸施設にアイスクリームをプレゼントしたことが由来です。
自分が買ってもらっていたアイスクリームはいつも1段だったため、2段アイスを見ると今も心がときめきます。
【沖縄梅雨入り】
平年値では、そろそろ沖縄地方が梅雨入りする頃。湿度の高い天候も、アイスクリームが一服の清涼剤となります。
材料や設備に我を通す[材料、設備の追求1]
【設備や材料にこだわりとおす】
設備や照明器具のカタログや広告は毎年のように更新されています。この費用って、請求されないだけで、カタログや広告にかかる費用は商品代金やサービス代金に添加されます。
それは、当然ですよね。掛かった費用を売上に反映させなければ、企業が存続する原資が無いということになりますからね。
話は戻りますが、省エネや安全性、新機能が付加されて、カタログや広告に掛かった費用も添加されて…。
ですが、設備のこだわりはそのスペック(性能)の進化のことではないのです。
どこにどんな光を落とせばいいのか。どういう仕上げが心地よいか。どんな設備がどこにあると使いやすいといえるのかは…それほど変わるものではないのです。
大切なことは、すごく普遍的であって、またシンプルなことだったりもするのです。文章や絵や図ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、この我を通すことというか、こだわりが、偉そうなことを言わせてもらうと「暮らしの質」を限りなく高めてくれるのです。
【リビングの照明なら…とことん追求したい「調光」】
リビンの全体的な照明は、明るさを調光(コントロール)できる「コントロール(調光)スイッチ」の採用をお奨めします。日当たり抜群のリビングでさえも天気の悪い日には、必ず照明が必要になりますし、昼と夜、そして季節によっては快適な明るさは異なります。
人によっても違いますし、自分だけでも、心地良い明るさはその日によって異なります。
たとえば、人が集まったり、本を読んだり、図面や絵を描いたり、作業をしているときには、明るくしたり、映画を観ているときには少しだけ暗めの照明にするなど、生活のシーンによっても必要な明るさは異なってくるのです。
また、照明器具を使わない場合でも、カーテンや障子の開閉などでも明るさを変えることができます。明るさを変えるだけで、部屋の雰囲気もまったく違った陰影をもたらしてくれます。
ライトコントロール(調光)でそれらができるのであれば、使わない手はありませんよね。
【なんどでもいいますが「明るければいい」というわけではありません…】
①壁や天井が白く明るい色だと照明の光を反射して部屋全体が明るくなることは、いうまでもありませんね。カーテンや障子、プラインドも同様で閉じている場合のほうが光をたくさん反射するため、より明るくなるのです。
②全体の照明だけでなく、必要に応じてフロアスタンド(ランプ)や壁面ブラケットや天井ブラケット照明などを組み合わせることで別世界が広がると私は思っています。
※※※明るいほうが好きだと思っている方は、たいへん多いと思います。ところがです。明るさは暗いところとのコントラストが重要だと思っています。実は夜の照明は少しといわずに、暗いぐらいのほうが、落ち着くのは間違いないと思っています。