手づくりの家新聞とは何だったのか

かつての私を 増やさないために!

大東建設が発行し、練馬区近辺に配布していました。
「手づくりの家 新聞」を手にされたことがありますか?
どうして建築会社である大東建設が「なぜこのような新聞を発行していたのか?」というお話をさせていただきたいと思います。

なぜ、私が家を建てる仕事をしているのか?

私が生まれたとき、父は材木店を経営していました。その材木店は時代の流れに乗り、業績は順調に伸びていったそうです。材木の加工場には毎日、何十人もの大工さんが、家の構造材である木材を刻んで(加工して)いました。私は木(特にヒノキ)や、それを加工しているのを見ているのが大好きでした。幼い頃は、毎日のように加工場に遊びに行っていたそうです。 

ところが、その木材の加工が原因で後に大変なことになります。どうなったかというと、大変なアレルギー症状に悩まされることになるのです。日本国内でとれるヒノキ材や、杉材、松材など国産材は一切問題なかったのですが、当時外材と呼ばれていたラワン材やツガ材などの外国から輸入される木材に原因があったのです。

アレルギーを発症した幼少期

戦後まもなくのことです。今から50年ほど前、家を建てるための材料として、外国から輸入される木材が急激に増えていきました。輸入木材は船で長時間かけて運ばれて来ますが、その間に水分を多く含む木材はカビが生えてしまいます。カビがついた木材は、製品として出荷できなくなってしまうので、大量のカビ防止剤が使用されていました。カビ防止剤といえば聞こえはいいのですが、実際はその正体はとんでもないものだったのです。

それは、別名【枯葉剤】とよばれています。ベトナム戦争で、アメリカ軍が空から大量に撒いて、ベトコンが潜んでいそうな熱帯雨林の草木を根こそぎ枯らしていた薬です。その被害を受けた子供の代表が「ベトちゃん。ドクちゃん。」です。 

【枯葉剤】が撒かれたとき、双子を身篭っていたお母さんがその犠牲になりました。生まれてくる赤ちゃんたちの体は個々に存在するはずなのに二人の体は、完全に癒着して生まれてきてしまいました。【枯葉剤】のおかげで、直接浴びていない胎児にまで一生涯の影響があったのです。【枯葉剤】というのはそんな恐ろしい悪魔の薬剤ですので、後に禁止になりましたが、当時はそんな薬剤が輸入木材には大量散布されていました。

私は小さく幼い頃に、そんな悪魔の薬剤が散布された木材を切り刻む加工場で、毎日のように枯葉剤の浸み込んだ粉を吸い込んでいたわけです。

私の子供時代は小児喘息、各種アレルギー性○×●× で悩まされ続けました。アレルギー体質に詳しいと言われるお医者さんを探しては母に連れられて、遠くまで通いました。

母には、してもしきれないほど感謝していますが、全く治る兆しはありません。

当時は大病院で検査をしても治るどころか、原因すらわからないのです。そのうちに奇病扱いされて、お医者さんにも見放されていたようです。もちろん、お医者さんは諦めたとは言えないので、治らないと分かっていても症状を和らげる対症療法だけが続けられました。注射をうたれ、山ほどの薬を持って帰る日々が続きます。そして毎食前、食後に大量の薬を飲むことが日課になっていました。

人は薬を飲むことが日課になると、副作用という更に恐ろしいことが起こります。私の場合は、麻酔が効かなくなってしまいました。

歯を治療するにも、傷を縫合するのにも麻酔は使用されますが、その痛みを止めるはずの麻酔が効きません。

歯の治療など、麻酔をしても痛いというのにその麻酔が私には効かなくなりました。歯医者の治療の他、メスや針は私にとって凶器としかいいようがありません。

自分で治せる!

こんな生活は嫌だと思うようになり、さらには、お医者さんに頼っていたら、殺されてしまうと思うようになりました。自分の体は自分で治す癖がつき始めます。いろんなことを自分の体を実験台にして試すようになりました。

強い薬をできるだけ飲まずに、咳などの発作を起こらないようにする工夫。
頭痛をまぎらわす方法。(頭痛に悩まされる毎日。頭痛のない日はほとんどありませんでした)
高熱を解熱剤を飲まずに下げる方法。

危険だとは思いながらも人体実験しているうちに、次々に病気の症状を和らげたり治す方法を見つけていったのです。

そして「薬を飲まなければ、自分の体が病気を治してくれるのだ!」ということを身をもって知るようになりました。どんどん、虚弱な体から、健康な体への変化が始まります。今までの、「言葉では言い尽くせないほど辛くて、その辛さを我慢していれば、ますます状態が悪くなる治療がなんだったのか?」と思うようにもなりました。

さて私は快方に向かい、その後、木が好きだったり(枯葉剤のような薬剤が使われていない木に限ります。)父の仕事柄「家を建てる」という分野が身近だったこともあり、建築業界で仕事をするようになります。

ところがです!! 

建築現場で働き始めると、再び病気に悩まされ始めます。

木造住宅ではほとんど問題ないのですが、鉄筋コンクリート住宅や鉄骨住宅に長くいると具合が悪くなります。特に酷かったのは、アスベストの吹付けが施工されたあとでした。

近年、アスベストは使用が全面禁止されましたが、私が建築業界で働き始めた頃は20世紀最大の発見とまで言われ、当たり前のように使われていました。

健康を守るための知識と実践

当時、私の具合が悪くなるのは、自分の体の特殊なセンサーが人間にとって害のあるものに対し、敏感に反応しているせいだと思っていました。ですから法律で禁止される前から、自分の現場では、アスベストは極力使わないようにしていました。

正直、自分のためにやっていたことなのですが、私が監督した住宅では、アスベスト少なくとも30年以上前からほとんど使用しておりません。アスベストに関してだけは、知らないうちに大変安心で健康的な住宅を建てていたことを約25年後に知ることなります。

そんなことを経験し、建築の業界の内情を知る程、日本という国ではアスベスト以外にも、人や動物の健康を害するものが平気で使用されていることが分かってきました。その後、建築業界だけでなく、あらゆる業界で同じようなことが容認されているどころか、推進されていることにも気付きました。建築関係以外では、医療、薬剤、食品、衣料業界が特に酷いようです。

それと同時に、私が子供の頃から悩まされてきた各種アレルギー症の原因にも関係していること、さらに原因を糾明していくうちに戦後の建築工法にも問題があることが分ってきます。

その根源は、日本が推進してきた工法です。大手ハウスメーカーが大量生産するためにはなくてはならなかった工法です。今日現在でも枯葉剤のようなものは、建築材料をはじめ日用品にも使用されています。

何のために自分は子供時代あんなに苦しい思いをしなければならなかったのだろうと考えました。

家に使う材料や、そのつくり方さえ間違わなければ…。必要ない薬を飲み続けなければ…。食事をできる限りファーストフードやコンビニ食に頼らなければ…。運動することが健康には欠かせないことを知り、できるだけ運動するように早くから心がけていれば…。

今では、それらのことを軸に生活しているうちに、ほとんど完璧にアレルギー体質から脱出することができました。気づかずに過ごしていたら今頃はどうなっていたでしょう。

喘息の発作で「このまま死んでしまうのか…」と諦めるくらい、息ができず、気を失い、気が付いたらまだ生きていたという経験。「周りにいる人、皆そうなんだろうなぁ」と勘違いしていたほど、ほぼ毎日偏頭痛に悩まされた経験。1年中、花粉症のような症状で、鼻がつまっていない時の記憶が無いくらいの慢性鼻炎だった経験。毎日のように37度以上の微熱で身体がだるい経験などなど…。

こんな毎日が永遠に続いていたのかと思うと、私は生き続けていられたか? 現在のように元気に仕事していられたか?

自信がありません。

しかし、そんなかつての私と同じような悩み、苦しみを持つ人々が年々、鰻のぼりに増え続けています。私が子供の頃は、自分以外にそんな悩みを持つ人にほとんどお目にかかりませんでしたが、現在では当たり前のように身近にいます。

少なくとも、そんな悩みや苦しみをもつ人が私の話を聴いて、信じて、事前に理解し、行動してくれれば…おそらくほとんどの人はアトピーや喘息などのアレルギー症に悩まれなくてもよかったのにと思います。

当たり前に健康でいること

健康になってからの自分は、昔の虚弱体質だった自分とはまったく違います。かつてに比べたら同じ人間とは思えないくらい本当に毎日気分爽快です。「これが、本当の健康なのか」と実感し、「健康って何て幸せなんだろう」と心から思っています。

自分は、かつての自分と同じような悩みや苦しみを多くの人がしないで済むように、そして既に、そんな悩みに苦しんでいる人を少しでも手助けするために、この仕事をしているのではないかと考えるようになりました。建築の仕事としては、多少逸脱しているかもしれませんが、できればそんな悩みを解消し、そんな悩みに苦しむ前に対処することができるかもしれないと思っているからです。

経験上、なってしまってからでは、正常な体質に戻すために大変な辛さを伴い、時間もかかります。でも、発症する前なら、大した労苦は伴わずに済むのです。そのようなことを少しでも、お手伝いできるのであれば、大いに協力させて頂きたいと思っています。

というわけで、「手づくりの家新聞」なる怪しい新聞を発行してきたのでした。
ホームページではブログの方でいくつか抜粋して取りあげています。

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